ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

続いてピアノソロを3本!

緊張しました〜〜〜

そりゃコンサートだって、できればミスはしたくない。

しかしなかなかノーミスって難しい。

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録音は残るし、どこで誰が再生するかわからない。そんなことを考えると胃が痛くなり口内炎ができちゃうので、できるだけ作品と向き合うことにする。

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それぞれの作品に想いがあって、心を込めて耳を澄まして弾いたつもりが、録って聴いてみるとのっぺりした演奏に落ち込むのなんの…トホホです。

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でも時間に制限はあるし、納得のいく演奏なんて目指したらキリないし、どこかで目を瞑って線を引くことに。

大好きな作品を3曲。

 

ブラームスの晩年の小品は深い音色と絡み合うフレーズがお気に入り。

https://youtu.be/TV0BBTEmEaY

ブラームス 6つの小品 間奏曲 イ長調 Op.118-2 Brahms, Johannes:6 Stücke Intermezzo A-Dur Op.118-2

 

ショパンノクターンは明るく優雅な曲調がラストに一変するところがたまらない。

https://youtu.be/6RJkOzectq0

ショパン ふたつのノクターンより第1番 ロ長調 Chopin Deux nocturnes op. 32 Nr.1 Hdur

 

シューマンのロマンスは尊敬するピアニスト渡辺健二先生の演奏が心に残っていて、いつか弾いてみたかった作品。

https://youtu.be/Xhw_t3mmkhQ

シューマン :3つのロマンス Op.28より第2番 嬰ヘ長調

Schumann, Robert:3 Romanzen Op.28 Nr.2 Fis dur

どうぞお聴きください。

 

ピアノ 小原由起子

#松戸クリスマス音楽祭2020

録ったで〜動画5本!まずはバッハから

【松戸クリスマス音楽祭2020】

今年はライブ配信と動画配信でお送りするとのことで、これまでの出演者に動画提出の話が舞い込んできました。

コロナ禍のおかげで録音を録って公開することにすでに抵抗はなかったけれど、できればいい音で録りたい…と思っていたら、素敵なサロンとのご縁をいただきました。

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1日で5曲録らなければならないので、朝6時起きでサロンのある長野に向かいました。

髪の毛も巻かなきゃだしドレスも選ばなきゃだしメイクなんてマスクに隠れてしばらくしていないし。

夫はトランペット奏者と録音技師と映像カメラマンを兼ねてそれはもう大変!

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それでも高らかにバッハカンタータのアリアを吹いてくれました。

https://youtu.be/KJyaMpCJgqI

 

この曲はお気に入りでピアノひとり版をコンサートで弾いたことがありました。

でもやはりトランペットの音色が良く合うなぁ。

 

どうぞお聴きください。

 

バッハカンタータよりアリア「羊は安らかに草を食み」

J.S.Bach: 'Schafe können sicher weiden' aus Kantate BWV 208

トランペット 小原裕樹

ピアノ 小原由起子

(まつど響かせ隊)

素敵なサロンでお気に入りの作品を

松戸クリスマス音楽祭で使う動画の録音、録画を行いました。

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前回の記事を書いた後に、諸事情により大幅な曲目変更を余儀なくされ…練習の日々😭

慣れないことは身体に良くないのか、手指、肩首、あちらこちらに不調を来しつつも気持ちだけはぐんぐん盛り上がります!

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ご縁があって素敵なサロンで録音・録画を録らせていただきました。

音響や設えにはオーナー様の配慮が尽くされており、音楽や音色に対する熱い想いが伝わってきます。

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こんな素敵な空間で演奏できる幸せに感謝しつつ、リラックスしながら作品に想いを寄せました。スタインウェイの反応の良さが嬉しくて選んだ、ロマン派のお気に入りの曲ばかり。

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その分、思い入れも深く、音へのこだわりが後からあとから押し寄せてきて、なかなか納得のいく出来になりません。

そんな緊張感あふれる録音ですが、会場の雰囲気には本当に和まされました。

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クリスマス音楽祭のため、と伝えたところ、会場にぴったりのオーナメントで盛り上げてくださいました。

いつかコロナ禍が落ち着いたら、こちらにお客様をお招きしてコンサートができたらいいね…そんな目標もできて励みになります。
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本日、演奏だけでなく録音、録画を担当してくれた夫に感謝、そして、これから動画作成に向けて編集よろしくお願いします!

アップロードが楽しみです。

 

https://youtu.be/ivuhH7AzPCI

(今後少しずつ更新予定)

 

#松戸クリスマス音楽祭2020

http://matsu-on.net/ (まもなく更新)

#ピアニスト小原由起子

#トランペット小原裕樹

#自宅サロン

 

気分はもうクリスマス⁉️

花火大会も松戸まつりも中止になりクリスマス音楽祭はどうなるのか⁉️と不安でいっぱいだったのですが、どうやら開催される見通しで、関係各位のご苦労やご配慮はいかばかりかとお察しするとともに、心より感謝をお伝えしたいと思います。

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とはいえ、昨年までのようにお客様をお招きして、ディナーを楽しみながら、というわけにはいかず、安心安全のための工夫をしなければなりません。

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慣れないライブ配信の打ち合わせが続きます。選曲、録音、録画…と準備が進むので、ピアノに向かう時間も増えてきました。

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プログラムはもちろんクリスマスソング、賛美歌、冬をテーマに選んだ作品ばかり。

彼岸花がやっと満開になった季節感とはずいぶんズレがありますが…。

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松戸の名店からもおせち料理のご案内が届くなど、季節を先取りするのはご商売の鉄則ですものね。

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出演者はもちろん、ご来場いただくお客様、スタッフの皆さんが安心してご参加できますように、会場のガイドラインに沿って細やかな感染予防対策に配慮します。

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また無観客のライブ配信など、昨年までとは違った視点で楽しんでいただく企画を考えてくださっている主催の「松戸駅周辺商業協同組合」の方々、今年もなんとかして松戸の街に音楽の灯りを灯そうと努力と工夫を重ねてくださっています。その熱意にはただ、ただ頭の下がる思いです。

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どうか無事に開催できますように、と願いを込めてピアノに向かいます。

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http://matsu-on.net/

松戸クリスマス音楽祭のホームページもまもなく更新される予定です。

最新情報をどうぞお楽しみに。

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#松戸クリスマス音楽祭2020

#松戸の街を盛り上げよう!

#アイラブジモトマツド❤️

#松戸駅周辺商業協同組合

#ピアニスト小原由起子

#クリスマスソング

http://yukiko-kohara.com/

 

 

コンサート再始動〜感染予防に配慮しつつ

この土日は、久しぶりにお客様の前で舞台に立つというありがたい機会に恵まれました。

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あのすべての本番が中止になった3月…この機会にレパートリーを増やすとか基礎練習をするとか楽譜の整理をするとか、いくらでもやることはあったはずなのに、無気力になってピアノに向う気持ちさえなくなってしまった時期もありました。

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季節の歩みと共に少しずつレッスンは再開しましたが、演奏活動、中でもコンサートは社会全体が探り探りな状況で、なかなか始動する気配がありませんでした。

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そんな中お声をかけていただいたのがこちら、柏市楽家協会の活動の中の「いかが?」シリーズ。地元アミュゼ柏での定期公演やミニコンサートを継続されています。

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今回はヴァイオリン二本との共演で電子ピアノを持ち込んでの本番。

会場のガイドラインに沿ってスタッフの皆さんの予防対策は万全です。

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定員の150を半分以下の60にした座席配置も安心の距離を保っています。

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あいにくの雨模様でしたが満席のお客様、換気に配慮しつつ1時間の公演が無事に終了しました。

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演奏した私たちも半年ぶりのアンサンブルが嬉しくて楽しくて!その喜びを会場内のすべての方々と共有できたことが何より幸せです。

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翌日は長野県内を走る「しなの鉄道中軽井沢駅に併設されている「くつかけテラス」のコンサートに出演しました。

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こちらのシリーズコンサートはコロナ禍にもかかわらず定期的に開催、常連のお客様に親しまれているそうです。

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駅のコンコースのようなスペースかと想像していたのですが、行ってみたら音響への工夫も配慮されていて、質の良い音楽をお届けしたいという主催者やスタッフの意気込みが伝わってきました。

もちろん感染予防対策も細やかです。

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午前午後の2公演どちらも満席で、現実ではしばらくできない海外旅行を音楽に乗せて…という企画のプログラムで世界各国の名曲をお楽しみいただきました。

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共演した東京都交響楽団の団員の方が「中止にならなかった室内楽のコンサートは本当に久しぶりだ」と仰っていて、しみじみと半年間を振り返りました。そういえばドレスを着るのも、口紅をつけるのも、半年ぶりでした。

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「くつかけテラス」では美味しいキッシュのお店も発見!公演の合間にランチセットをいただきましたが、たくさんの種類から選べ、地元の採れたて野菜のサラダもついて大満足でした。

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もちろん帰りにはケーキをテイクアウト。

ガラガラに空いている新幹線でおやつにいただきました。

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当たり前だったことが実は貴重なことだったと気付かされた今回のコロナ禍。

企画してくださった方々、会場を提供してくださった方々、予防対策に細やかに動いてくださったスタッフ、お声をかけてくださった共演者、温かな拍手をくださったお客様、応援してくれた家族、自分の健康…たくさんの感謝の上に成り立っていたことを改めて実感しました。

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#アミュゼ柏

#柏市楽家協会

#いかがコンサート

#ヴァイオリンデュオ

#しなの鉄道

#中軽井沢駅

#くつかけテラス

#パティスリーカフェawoto

https://web-komachi.com/?p=17511

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夏山風景その③菅平高原で百名山を目指す!

四阿山根子岳」2020.8.24

夏でも涼しい菅平高原、夫がゴルフだというので、さて私は何をして過ごそうか…

といえば山歩きしかないでしょ!

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ちょうどそのゴルフ場を見下ろすような位置に

日本百名山のひとつ四阿山があり、花の山として全国から観光バスも訪れるという根子岳との周回コースは人気があります。

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事前に入念に調査して、距離は長いけれど特に危険な箇所もないこと、人気の山でハイカーも多いことから、ソロ登山も大丈夫と判断。

早朝夫をゴルフ場に送り届けて登山口に向かいます。

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のどかな牧場を見ながら登山道に入ります。

最初は平坦で、時々沢を渡ったり、篭の登山と似たような雰囲気。

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ですが、出てきました、笹藪!

最近よく眺める山歩きサイトの投稿欄にあった「四阿山といえば笹藪がしつこい」との情報。

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時には私の背丈ほどもある笹藪が続きます。

それでも登山者が多いので道がわからなくなるほどではないのが救い。

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今年はクマの目撃情報が多く、前日にも四阿山付近の笹藪で…とあり、もしや?という思いが頭をよぎり大声で独り言を言ってみたり。

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中間地点の「小四阿」になかなか到着しません。空模様は不穏で日差しはほとんどないものの、湿度が高く肌にまとわりつく暑さが続きます。

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「私には無理なコースだったのかなぁ」

「小四阿で引き返そうかな」

「いや、せめて四阿山までは行こう」

後ろ向きな発想ばかりが沸いてきます。

道端の可憐な高山植物でさえ写真に撮る余裕もなく励ましになりません。

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と、視界が開けると、うっすらとガスの向こうに爆裂火口跡が見えました。

根子岳はその穏やかな全容の一方で爆裂火口跡を有する山です。

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四阿山の中腹からよく見えると聞いていましたが、ものすごい迫力で目の前に現れるとテンションが上がります!

「よし!もう一息!」四阿山の山頂も見えてきました。ここまできたら引き返すわけにはいきません。

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最後の階段を制覇して無事に登頂。

私のようなのんびりハイカーに「百名山」はあまり縁がないのですが、一応ひとつ制覇ということで記念撮影です。

あ、ここは群馬県なんですね…

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ホッと一息、おにぎりをひとつだけ食べます。

ここで悩むのはこのまま同じコースを戻って下山するか、根子岳を周回して降りるか。

時間的にはギリギリ間に合う。

空模様はあやしいけれど、雨雲レーダーでは数時間中に雷雨になるということもなさそう。

となれば、根子岳に向かうことに決定。

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逆回りで周回してきたという若い男性に訊ねると、根子岳に向かって降りるところがとても急なので、思いの外時間を取られると考えたほうがいいです、と。

ビビリの小原、慎重にゆっくり、怖かったら尻もちついて降りたらいいわ、と勇気を出して分岐を根子岳方面に。

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四阿山からこちらに向かうのは、なんと私ひとり。皆さん、四阿山登山口に向かっています。

ソロ登山の不安とドキドキが大きく膨らんできますが、そんなこと言っていられません。

目の前の急な下りを慎重に進みます。

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笹藪と急な下りの繰り返しを何度か過ぎたところ、ハッと足を止めます。

前方に真っ黒なクマが横たわっているではありませんか。

死んでる?寝てる?どうする?引き返す?

とドキドキが最高潮に達した時

上空の雲が晴れて明るい日差しが届きます。

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横たわるクマに見えたのは大きな岩でした。

クマが出るかも?と思っているからそう見えたのでしょう。

冷静に!落ち着いて!と自分を励まし、また歩きはじめます。

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鞍部まできました。見上げる根子岳の美しいこと。どこまでものどかな笹の原っぱ。

誰もいない。ひとり。嬉しいような怖いような。この風景すべてを独り占め。

あぁ、やはり山はいいなぁ。

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振り返ると今降りてきた四阿山山頂が雲に覆われています。

ヤバイ!雨雲がやってくる。

根子岳の登り返しも俄然スピードアップします。

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爆裂火口跡の上、大きな岩を巻いて山頂を目指します。途中1組だけ慣れた風の若いペアに追い越されました。

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「あれが山頂ですか?」と聞くと

「いえ、あの見えている岩の後側を巻いたらすぐ山頂です」と教えてくださり、これがのちに大変助かりました。この先どう進む?岩を登れと?と迷った時に、すぐに道を見つけることができました。

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なんとか雨に降られずに根子岳登頂。

夫からも雨を心配してメッセージが届いていました。麓のゴルフ場から見上げると山頂は雲の中だそうで、さぞかし心配していることでしょう。

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すぐに下山開始、根子岳の単調な下りを慎重にひたすら進みます。

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少し花を撮る余裕も生まれてきました。

マツムシソウもそろそろ終わりワレモコウが秋の気配を伝えます。

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雨やクマが不安で、ろくに休憩も取らず歩いているので、ようやく足の疲れや空腹を感じ始め、歩きながらアンパンをかじります。

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まだまだ初心者だなぁ、と反省もしながらも、目の前に広がる風景に心を躍らせ麓を目指しました。

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車を止めている駐車場が見えてからが長かったけれど、ようやく登山口に到着。

思わず振り返って根子岳に一礼。

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無事に下山できました。ありがとうございました。

#菅平高原

#四阿山

#根子岳

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#山歩き

#ピアニスト小原由起子

#松戸ピアノレッスン

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夏山風景その②浅間連峰のお花畑に登る

「花の篭の登山」2020.8.10

前回の三ツ岳登山で山への想いが復活してしまい、夏の花がたくさん咲いている篭の登山に行ってきました。

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浅間連峰は東から浅間山、黒斑山、水の塔山、篭の登山、湯の丸山、烏帽子岳など、群馬県と長野県の県境にきれいに並ぶ山々のこと。

佐久、小諸や東御からその全容がよく見えます。

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篭の登山はその中でも学校登山に使うほど手軽に登れるハイキングコース、中でも高山植物の種類の多さで有名です。

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登山口は高山植物の宝庫と言われる池の平湿原、車を止めた駐車場からすでに花が咲き蝶が舞いテンション上がりまくりです。

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樹林帯は急登もなくなだらかなコース、美しい花を見つけては写真に撮り名前を調べます。

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森林限界を超えるとさすがに登りもキツくなりますが…

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まもなく東篭の登山に登頂。

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隣の水の塔山の赤ゾレと呼ばれる崩壊した斜面の向こうには、3月に雪山デビューした黒斑山、その向こうに浅間山の頭が見えます。

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水の塔山からの周回も楽しそうです。

県境とあって、東篭の登山(2227.91m)山頂は群馬県、西の籠の登山(2212m)山頂は長野県になります。

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お天気に恵まれ眺望はとても良かったのですが、その分日差しも強く思いのほか体力を消耗します。休憩は常に木陰、山頂で長居は無用です。

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西の籠の登山へ向かうには「また登るのにこんなに降りるの?」とげんなりするほど。

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でもマツムシソウ、ウスユキソウなど、図鑑で見て憧れていた花達が無数に咲いていて、暑さを忘れて進みます。

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昨年の夏にひとりで登った烏帽子岳も見えています。

登り返しも木々の緑と花に励まされ、無事に西篭の登山に登頂。

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しばし眺望を楽しんだら再び東篭の登山に戻ります。

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危険なところはひとつもないし、花はきれいだし、蝶やトンボが舞い飛び、まるでパラダイス。

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花や鳥の名前に詳しい人に憧れます。

今回の篭の登山で出会った花達の名前をいくつ覚えられるかしら…。

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今度は違う季節にも登ってみたい、そんな魅力的な山でした。

 

#篭の登山

#浅間連峰

#東篭ノ登山 2,227.91 m

#西篭ノ登山 2,212 m

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#水はたくさん持って

#ピアニスト小原由起子

#松戸ピアノレッスン

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