ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

八ヶ岳、横岳〜硫黄岳を縦走

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目が覚めると同室の友達が窓を開けています。

「富士山がみえる!」

部屋から富士山とご来光が見られるなんて!

スマホを持って外に出ます。

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昨日の大雨が嘘のよう。

朝陽を浴びた赤岳は緑と赤い岩のコントラストが美しい!

足元にはコマクサの花がキラキラ光っています。

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これから向かう横岳の山容が大きく聳え立っています。
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朝食を済ませ、身支度を整えて、赤岳天望荘に別れを告げます。

昨日登頂した赤岳をバックに記念撮影。
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反対側から。

これから登る横岳をバックに。さぁ!出発!
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晴れていたと思えばガスがかかり、

冷たい風が吹いて来たと思えばピタリと止んで。

いずれにしても下界の猛暑とは別世界。半袖の上に長袖のシャツやヤッケを羽織って歩きます。

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横岳はいくつもの岩峰から構成されているため、岩場を登ったり降りたりしながら進みます。
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岩場が苦手の私にとっては1番緊張する場面。

上田さんのアドバイスで鎖場と梯子を一歩一歩乗り越えます。
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振り返ると雲海の上に赤岳の頭が覗いています。

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雲が晴れて、赤岳、中岳、阿弥陀岳のトリオの奥に南アルプスの山並みが見えます。
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そして今まで歩いてきた稜線も見えます。
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足元には高山植物がたくさん咲いています。

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稜線上は風雨が吹きつけて過酷な環境でしょうに
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しかも急峻な岩場だというのに可憐な花が咲いています
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ムシトリスミレ、イワオウギ、ミネウスユキソウ、コバノコゴメグサ…
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イブキジャコウソウはタイムと同じ匂いがしました。

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横岳の岩峰の中で1番高い奥の院峰、ここが山頂になるのだそうです!横岳登頂!2,829m

先月夫と山梨側の杣添尾根から登った時にはガスで真っ白で何も見えなかったので、感動もひとしおです!
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喜びも束の間、山頂から先の下りがこのコース1番の難所なのだそうです、

足場も、なのですが、なんといっても強風が吹き付けています。重いザックに身体が振られないように慎重に。

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降りたと思ったら今度は切り立った岩場を横にトラバース、カニさん歩きでゆっくりと。
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いずれも上田さんのガイドがあるので不安はありません。
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ここを乗り切ると、あとは比較的緩やかな登り、緊張が少し和らぎます。

あ、コマクサが…と思ったら

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いちめんにコマクサがいっぱい咲いています。

横岳と硫黄岳の間の有名なコマクサ群生地です。
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まもなく硫黄岳山荘に到着。休憩タイムです。

こちらの山小屋は新しくてきれい、そして内装もオシャレです。拝借したトイレもきれいでした。

ご飯もとても美味しいのですって、いつか泊まってみたいな。

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赤岳の可愛い記念バッチと硫黄岳山荘オリジナルの高山植物の刺繍バッチとネーム刺繍入りタオルを購入。

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硫黄岳登頂!2,760m

広々とした山頂から心地よいのですが、残念ながらガスってしまい眺望はありませんでした。
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もっと霧が濃くなると下山口を間違える道迷いのリスクもあるそうです。そのためにケルンがあるのだそうです。

一瞬雲が晴れた隙に硫黄岳名物の爆裂火口も見えました。
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さぁ、あとは赤岳鉱泉に向けて長い長い下りのはじまりです。
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赤岩の頭から硫黄岳を振り返ります。

山は見る方角が違うと形が変わるので本当に不思議。
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稜線から降りてしまうのが寂しい。

お天気に恵まれて本当によかった。
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しらびそやダケカンバの林の中をひたすら降ります。

合間に大同心、小同心に岩登りをするための分岐がありました。そういえば稜線から岩峰をよじ登り横岳を目指すクライマーの姿が見えました。ここから登るんだ〜
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赤岳鉱泉に到着。鉱泉なのでお風呂もあるのですって!そして何よりステーキが美味しくて有名、今日は先を急ぐので残念ですが、こちらもいつか泊まってみたい。冬も営業しているので魅力です。
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赤岳鉱泉からは北沢に沿って緩やかに降りていきます。だんだん暑くなってきました。そうだ、下界は猛暑なんだった。

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クルマユリ、ホタルブクロ、ヤマオダマキ、オトギリソウ…
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上田さんにたくさん教えていただいて、

写真の得意な友達が撮影してくれました。f:id:amefuri5kumanoko:20240807084739j:image

北沢は岩の鉄分が多めで赤い沢に見えます。
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長い長い林道を歩きます。

途中、美濃戸山荘でソフトクリームを食べて元気をチャージ、登山口までもうあと少しの我慢。
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美しい苔の森にも飽きて感激しなくなってしまった頃…

ようやく登山口に到着です。無事に下山できてよかった。ホッとしました。
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八ヶ岳山荘では冷たい水出し珈琲をいただきました。1泊2日ではあったけれど、中身の濃厚な縦走でした。

夢が叶った感激より、緊張感から解放された方が大きかったように感じています。

ガイドの上田さん、山友のおふたりに心から感謝いたします。
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下山後は、茅野市の望岳の湯に寄って、2日間の疲れと汗を流して帰りました。

 

猛暑の松戸駅から自宅まで歩いたのが1番つらかった…。

 

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八ヶ岳主峰、赤岳についに登頂!

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八ヶ岳って名前の山があるんじゃなくて、8つ山があるんだって。

その中で1番高い山は赤岳で、とても険しい山なんだって。

赤岳という山名は、酸化鉄による赤い岩肌からきたものらしい。

大学時代によく泊まりにいった清里のペンション「モンテローザ」のオーナーの話を覚えていました。

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まさか自分が八ヶ岳の見える地域に家を持ち、登山に目覚めるなんて、その当時は思いもよらなかったけれど、山にハマったきっかけは八ヶ岳の入門コース天狗岳だったし、次に登った硫黄岳もそんなに苦労しないで登頂できました。

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赤岳は苦手の岩場が多いらしい、無理にチャレンジしなくても、と思っていたのだけれど、その後、同じ八ヶ岳編笠山や横岳に登頂してみると、だんだん親近感がわいて現実的に考えられるようになりました。

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それでもチャレンジ登山には違いないから、八ヶ岳のガイド、上田さんに相談したのが3年前。もう少し長い距離を歩かれて体力をつければチャレンジできますよ、とアドバイスをいただいて、奥多摩や奥秩父の山々を歩き、少しずつ長い距離を歩けるようになってきました。

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そうして迎えた本日、思いのほか冷静で落ち着いた気持ち。それより緊張感が大きい。

予習好きの私のことだから、地図は頭に入っているし、動画をみて難所の様子も想像できている…あとは天候と体調さえよければ!

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と歩き始めた美濃戸口。

エコーラインを車で走っていて「美濃戸」の文字を見るだけでワクワクしてしまう私だが、実際来てみると静かな林道。感無量で歩き始めます。

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1時間ほどで美濃戸山荘に到着、美味しい天然水をたっぷり水筒に詰めて歩き始めます。

ここが南沢と北沢の分岐点、まずは行者小屋を目指して南沢沿いをすすみます。

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苔の森と美しい渓流、ホテイランの群生地もあります。

ウツボグサ、ヘビイチゴ、ホタルブクロなど、山の花もたくさん咲いていて、ガイドの上田さんが見つけては教えてくださいます。
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でもなぜか調子が上がらない。

暑い?体調今ひとつ?いやいや、実はじわりじわりと標高を上げていたのでした。f:id:amefuri5kumanoko:20240806103538j:image

長い樹林帯が少しひらけて、明日目指す横岳が前に聳え立ちます!

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そして少し行くと行者小屋に到着。

来たる地蔵尾根に備えて食事休憩を摂ります。f:id:amefuri5kumanoko:20240806103939j:image

「山なめんなよ」のプレートで有名な行者小屋、よくSNSや動画で見ていました。

これは記念撮影するしかない!
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ユーモアたっぷりのはからいに疲れも吹き飛びみんな笑顔いっぱい!
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さぁ!いよいよ稜線を目指して急登が始まります。
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予習で知ってはいた階段攻めも、こんなに一段が高いとは!脚の筋力のない私にはとてもつらい。
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それでも周りの風景は素晴らしく、ガイドの上田さんの的確なアドバイスで思いのほか難所は短く感じられ…
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やっと地蔵の頭まで登りきりました!

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ここまで来れば赤岳はもうすぐそこ。

今夜宿泊する赤岳天望荘に荷物を置いて、すぐに赤岳山頂にアタックすることに!

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実は午後から雷雨予報が出ていました。

ガイドの上田さんの判断で出発を1時間早め、天望荘には13時に到着していました。f:id:amefuri5kumanoko:20240806103933j:image

下から見ると絶壁のような岩場も、鎖がついていて、足の置き場もわかりやすく、あまり恐怖感はありません。
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振り返れば天望荘があんなに下に!

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慎重に一歩ずつ登って、まもなく赤岳天上荘に到着。山頂はもうすぐそこ!

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ついに登頂!赤岳 2,899m

祠に一礼、記念写真を撮ったところで、遠くに雷鳴が聞こえました。

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「すぐに下山します」

せっかく登頂したけれど、接近する雨雲が怖くて上田さんに従い急いで下山します。f:id:amefuri5kumanoko:20240806104239j:image
とはいえ、足元は慎重に…すると美しい高山植物たちがそこかしこに咲いていて、ついついカメラを…

「急ぎますよ〜」いつも落ち着いていらっしゃるめずらしく上田さんが焦っている…これは相当ヤバいのかも、と降りてきたらポツリ、ポツリ「あ!降ってきた!」
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慌てて山小屋に飛び込むと同時にザーッ!と降り始めました。

「なんというタイミング…」と上田さんを見ると「ギリギリでしたね」とニッコリ。

さすが八ヶ岳スペシャリスト、空を読むのにも慣れたものなのです。

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小屋で着替え、荷物整理、休息、夕食とのんびりしていたら、何やら騒がしい。f:id:amefuri5kumanoko:20240806104244j:image

麓の諏訪地方に大雨洪水警報が発令されるほどの大雨が降っていたというのに

「雨が上がってる」「夕焼けが!」と声が上がる。

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慌ててスマホを手に外に出ると…
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圧巻の夕景が待っていました。f:id:amefuri5kumanoko:20240806104252j:image

これだから山はやめられない。f:id:amefuri5kumanoko:20240806104232j:image

最高のご褒美をいただいたのでした。
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明日は横岳から硫黄岳への縦走。

稜線上は眺めが良いのと高山植物がとても楽しみだけれど、八ヶ岳有数の岩稜地帯でもあるので事故も多いと聞いています。

やや緊張しつつ、早めに休みました。
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#YATSUトレッククラブ

#上田剛ガイド

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初披露!絵巻物「長靴をはいたネコ」

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松戸市立図書館子ども読書推進センター主催の「子ども本まつり」に今年も出演させていただきました。
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館内の夏らしい装飾に胸が躍ります。
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定員30名限定の公演、ピアノとおはなしと工作のワークショップを楽しんでいただきます。
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会場にピアノがありませんので、愛機CASIOPriviaを持ち込んでの本番です。

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PEKOぽん!の活動も今年で9年目、レパートリーもかなり増えてまいりましたが、今回は新作の初披露になりました。
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絵巻物「長ぐつをはいたネコ

主役のネコだけがマリオネットで動きを表現、他の登場人物と背景が描かれたシートを巻いた絵巻物がストーリーを運んでいきます。f:id:amefuri5kumanoko:20240801150653j:image

演者はセリフと動き、どちらも習得しなければならないので大変です。

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絵巻物はかなりの重量なので、2人がかりで立てて巻いていきます。
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語り手が絵巻を巻くペースに合わせておはなしを進行させていきます。

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ピアノは主に場面転換や登場人物ごとに演奏、観ている人の想像をふくらませるお手伝いです。

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絵巻物以外には大型絵本「しりとりのすきなおうさま」
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手遊び「ガリガリかき氷」

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そしてPEKOぽん!人気の工作ワークショップ

今回は「へんしんワークショップ」

雨ガッパを変身させて身に纏ってみます。
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切ったり貼ったり結んだり…

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鏡に写して自分の姿にうっとり…

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集合して記念撮影

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最後はパレードで解散!
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たくさんの子どもたちが遊びに来てくれました。

みんな、どうぞ元気で楽しい夏を過ごしてね!

#PEKOぽん!

#松戸子ども読書推進センター

#子ども本まつり

#絵巻物長ぐつをはいたネコ

#大型絵本しりとりのすきなおうさま

#手遊びガリガリかき氷

#へんしんワークショップ

ピアノとパーカッションのコンサートに

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今年の7月後半は異常な猛暑が続きました。

この日も昼公演のコンサートを聴きに行きましたが、駅から会場のアミュゼ柏までの7分ほどが暑くてつらくて…着いた時には汗だくです。

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客席には大勢のお客様!この暑い中、年配の方も少なくなく…演奏者の人気の程が伺えます。

 

トリオMVP…マリンバビブラフォン、ピアノによる三重奏のコンサートです。

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打楽器の梅津さんは大学の後輩、同じ松戸市民となってからは何度も共演させていただいています。

野中さんは同級生、学生時代と変わらぬ愛らしいキャラクターに客席はどんどん惹き込まれます。

ピアノの徳川真弓さんはピアノもお姿も美しい憧れの先輩。やはり同じ松戸市在住で大変お世話になっています。

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この日はさらにゲストとして3人の管楽器奏者も加わって賑やかなステージとなりました。

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実は今年のムーンライトコンサートは梅津さんをゲストにお迎えすることになっていて、この日の演奏を聴きながらあれこれ想像が膨らみます。

きっと楽しいコンサートになることでしょう。

作成途中のチラシはこちら。
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熱気あふれるコンサート会場を出てみたら、大きな積乱雲が迫って遠くで雷鳴が聞こえます。

足早に駅を目指し濡れずに済みましたが、最近はひと雨降っても涼しくならないのですよね。f:id:amefuri5kumanoko:20240801150317j:image

素敵なコンサートを聴いた夏の午後でした。

 

#トリオMVP

#アミュゼ柏

#ムーンライトコンサート

 

ピアノはうたうコンサート&おさらい会in 松戸

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1日おいて、今度は松戸でミニコンサート&おさらい会を開催しました。
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会場は、コンパクトながらピアノの響きをアットホームに楽しめる、人気のアリエッタホール。
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コンサートは、高円寺公演と同じプログラム、習い始めたばかりの生徒さんたちの目標になるような作品を楽しんでいただきました。

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モーツァルト トルコ行進曲

シューマン ユーゲントアルバムより

カバレフスキー 30の子どものための作品集より

中田喜直 子どものアルバムより

ベートーヴェン かっこうソナタ

チャイコフスキー 四季より六月「舟歌

ショパン ワルツホ短調 遺作

ラヴァルス 亡き王女のためのパヴァーヌ

ドビュッシー 版画より「雨の庭」

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さて、生徒さんたちの演奏です。

今回はステージデビューの可愛いピアニストが3名おりました。来年2月の発表会に向けて、まずはひとりでステージに出ていくこと、人前でおじぎをしてピアノを弾くこと、それを経験してもらいます。

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こちらは小3男子、2回、3回と回数を重ねていくうちにベテランの表情になっていくのが心強く、頼もしい。足台ももう必要ありません。

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私のところにレッスンにいらっしゃる大人の生徒さんは、大変意欲的です。とはいえどなたも皆さん、お仕事や育児、介護でお忙しいのが現実。決して焦らずご自分のペースでゆったりと学ばれています。

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また精神的に自立されている方ばかりなのも心強い。

音楽を学ぶことはとても素敵なことですが、どうしても自分と向き合い、自分の弱点を見つめたり、成果が出ない時はその原因を理性的に究明しなくてはなりません。

ポジティブ思考でないと乗り切れないのです。

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嬉しい飛び入り出演がありました。

幼い頃から私の元で学び、音大を卒業して研鑽を積んでいた生徒さんが会いに来てくれました。せっかくなので一曲ご披露いただきました。若々しく溌剌とした演奏、皆さんの心に響いたと思います。

今後の活躍がとても楽しみです。
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#ピアノはうたうコンサート

#松戸アリエッタホール

#ステージデビュー大成功

 

 

ミニコンサート&おさらい会 in 高円寺

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毎週レッスンを開講している高円寺教室には、幼児からシニアまでさまざまな世代の生徒さんがいらっしゃいます。
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昨年好評だったミニコンサートとおさらい会を今年も開催することになりました。

入念な調律をしてくださる大豆生田さんも私も、高円寺生まれの高円寺育ち、杉八小の同窓生です。
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コンサートは、小さなお子さんが目標にできるような作品と、あらかじめリクエストをいただき人気のあった曲も中心に選曲しました。

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前半は定番のモーツァルトシューマン、そしてカバレフスキーや日本の作曲家、中田喜直の子どものための作品、後半はベートーヴェンショパンチャイコフスキーラヴェルドビュッシーを、トークも交えて聴いていただきました。

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さぁ、生徒さんの出番です。

トップバッターは、すっかり人前で弾くことに慣れ、ベテランの風格さえ漂う小2女子
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ぐんぐん背が伸びて、まもなく足台は必要なくなるでしょう、ピアノも成長著しい小3女子
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ピアノを始めて3年目の小6男子、忙しいスケジュールの中、毎週欠かさずレッスンに来ています。中学受験があるため、これから少しペースダウン、その節目の舞台になりました。

バッハのメヌエットにチャレンジしました。

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そして本日のメイン、弦楽アンサンブルとの共演。

どなたも音楽以外の本職をおもちになりながら、プロ並みの腕前!なんと翌日は病院のホールで本番を控えていらっしゃるとのこと。

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プログラムも、ブラームスのピアノ四重奏、ショスタコーヴィッチのピアノ三重奏と玄人好み極まりない!演奏の機会はもちろん、聴く機会もなかなかないので貴重な時間となりました。
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子育て真っ最中にもかかわらず、ピアノのレッスンを続けるオトナの生徒さん、実力は十分おありなので、練習時間の確保が1番の悩みです。

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父の生徒さんだったYさんと昨夏45年ぶりに再会、またレッスンに来てくださるようになりました。作品への想いのこもった優しい音色が印象的でした。

偶然衣装の色がおそろいになったので、記念撮影!
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途中でティータイムもあり、生徒さんやご家族、ご来場のお客様と和やかにおしゃべりをしながら楽しいひとときを過ごしました。

美しい庭が目に優しいオーナーさん宅のレッスン場。

いつも素晴らしい環境を提供してくださって心より感謝いたします。

#ピアノはうたうコンサート2

#おさらい会

#弦楽アンサンブル

#ピアノ四重奏

#ピアノ三重奏

 



ゆいの花公園でコンサートに出演しました

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東松戸にゆいの花公園というお花のきれいな公園ができた、と聞いたのはもう10年ほど前になります。

そこでコンサートもやっている、と仲間から紹介していただき出演させていただくことになりました。
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カラスの向こうに緑が美しく、演奏する人も聴いてくださる人も、緑の中で楽しめるような会場。
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部屋の中にもグリーンがいっぱい!
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シンボルツリーのマグノリア

前回5月の公演ではお花が満開だったそうです。モクレン科の木ですって。
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本当はトランペット奏者の夫とバロックの名曲から耳馴染みの良い作品までを聴いていただくはずだったのですが、

なんと、旅先で流行り始めたコロナに感染、出演できなくなってしまいました。
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幸い私は接触していなかったので感染のリスクはなく、代役を立てて予定通りコンサートは開催されることになったのでした。
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ピンチヒッターを引き受けてくださったのは、ソプラノ歌手伊津野志保さんです。
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伊津野さんには2022年のムーンライトコンサートにゲスト出演していただいた他、いかがコンサートでもたびたびご一緒しています。
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バロックからミュージカルナンバーまでレパートリーの中からたくさんの候補曲を挙げてくださいました。
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直前の出演者交代、プログラム変更にもかかわらず、素晴らしい歌声を聴かせてくださいました。
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おはなしも楽しくてお客様も和やかな雰囲気です。

ドライのラベンダーが豊かに香る会場はとても心地よかったです。
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松戸市役所公園緑地課の皆さんが、会場設営や司会、そして楽屋周りの細やかなご配慮をいただきました。
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リハーサルの時にはザーザー降りだった雨も、お客様がご来場下さる頃には上がり、終演後は薄日が差し始めました。
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せっかくなので緑の中で記念撮影!
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伊津野さんと2人で松戸の美味しいチーズケーキのお店で打ち上げを。

急なお願いにもかかわらず快諾してくださってありがとうございました。

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夫は幸い軽症ですぐに回復しました。

トランペットの演奏を楽しみにしていらしたお客様には大変申し訳なかったのですが、ぜひまたの機会をに聴いていただけますよう、心からお願いいたします。

 

#東松戸ゆいの花公園

#マグノリアコンサート