
予報通り、朝起きたら窓の外は銀世界。
スキーや登山なら心踊る風景も、仕事しかも本番となると話が違う。
しかもスノーブーツを山の家に置きっぱなしにしてあって、松戸の家には履き古したスニーカーしかない。
幸にして道路に積雪はないのでスニーカーで慎重に歩くしかない。
電車は通常通りな運行で、無事にホールの近くまで辿り着いた。この日の出演者みなさんがどうか問題なく到着されますように。
外の景色とは違って、ステージでは熱演が続きます。
クラリネット奏者の香先生のお弟子さんたちのおさらい会。
年に一度のこの会に向けて、お弟子さんたちが丁寧な準備と選曲と練習を重ねていらしたことが舞台から伝わってきます。

私は、生徒の皆さんが気持ちよく吹けるようにお手伝い。
もう30年近くご一緒させていただいて、年に一度元気にお目にかかれること、そして素晴らしい演奏を楽しみに共演させていただいてきました。

若い頃は全員の伴奏を引き受け、20人近い出演者のリハーサルと本番をすべてこなしたものでした。そうやって育てていただいたのです。
ここ数年は、さすがに体力も集中力も持たなくなってきて、半分くらいはもうひとりの若いピアニストに分担をお願いしています。

本当は全部お願いしたいところですが、長いお付き合いのお弟子さんたちが私のポンコツピアノだと緊張せずに吹けると仰るので、ご希望の方は私が弾かせていただいています。
だんだん思うように弾けなくなってきて、引き際を考える瞬間もあれば、まだまだ頑張っておられる先輩方のご活躍に触れるたび、諦めてはいけないのかな、と思ってみたり。
クラリネットの音色も響きも作品も大好き。
香先生とお弟子さんたちのおかげで、たくさんのクラリネットの作品と出会うことができました。
ご縁に感謝しつつ、もう少し精進してみようかな、とあらためて身の引き締まる思いでピアノに向かおうと思います。

#2026雪の日
#アミュゼ柏クリスタルホール























































































































