ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

ピアノレッスン

「副科ピアノ」から聴こえてくるもの

年の瀬も押し迫ってまいりましたが、受験生にとってはいよいよ正念場を迎える時期でもあります。クリスマスもお正月もなく冬期講習に通う、厳しい冬を迎えていることでしょう。 弦楽器、管楽器、声楽で音楽大学を受験する場合、「副科ピアノ」といって入試で…

若き音楽家たちへ心より大きな拍手を!

町はクリスマス気分で賑わう中、大学では卒業試験がありました。 一緒に聴いていた同僚の実力派ピアニスト、藤井亜紀さんがFacebookに素晴らしい記事を書いてくださっているので、引用させていただきます。 「今日は、聖徳大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻生…

クリスマスコンサートを楽しみました♪

松戸クリスマス音楽祭、出演するのも楽しいけれど、客席で聴かせていただくのもまた楽しいものです。 松戸出身のトロンボーン奏者、黒木良太さんと、先日のこどもサロンコンサートで大変お世話になったピアニスト笹田圭子先生によるクリスマスコンサートを聴…

ご縁が繋がり繋がって盛会となりました♪

松戸商工会議所女性会主催「子どもサロンコンサート」おかげさまで大盛況のうちに終了いたしました。 あいにくの雨模様にもかかわらず、ご用意した椅子が足りなくて何度も追加をするほど、たくさんのお客様に恵まれました。 松戸商工会議所のサロンをお借り…

教え子と共に積み重ねて来た「伝統」

取手聖徳音楽科に勤務する講師と卒業生によるコンサートが今年も終わりました。 出演者もスタッフもみなさんとても気持ちの良い方ばかりで、心温まる時間となりました。 ご来場くださったお客様、応援してくださった方々に心より御礼申し上げます。 このコン…

レッスンを受けて得たもの

久しぶりにレッスンを受けてきました。 尊敬するピアニストである先生にお時間を作っていただくだけで恐れ多いのに、私のピアノを聴いていただくなんて…とさんざん迷った末に、勇気を出してお願いした次第です。 「まぁ、そう構えずに気楽にいきましょう」と…

ピアノの先生はなぜ怖いのか?

ピアノを仕事にしているいうと「ピアノ、トラウマなんです」「怖かったなぁ、先生が」「嫌だったなぁ、母に無理やり習わされて」という声をたくさん、本当にたくさん耳にします。 同業者として心が痛み、そして我が身を振り返り切なくなったり反省したり。 …

ピアニストのメンテナンス その1

年齢を重ねると共にあちらこちらにガタが来ます。ピアノを弾くのに必要な筋肉が日に日に衰えていくのを実感しています。 若い頃は「技術がない」「練習が足りない」とばかり思っていたけれど、いつの頃からか「どこか痛い」になり「無理がきかない」身体にな…

リニューアルにむけて

2年前に作っていただいたホームページを大々的にリニューアルすることになりました。 梅雨寒の午後、カフェで打ち合わせ。 写真の美しさやセンスの良さが評判の自慢のホームページなのですが、スマホで見る人が増えたことなどから、より見やすいレイアウトを…

発表会は毎年開催

ピアノはひとりで弾いていてもとても楽しいけれど、誰かに聴いてもらえることが励みになります。 心臓が口から出そうなほど緊張したり、ひとりでステージに出て行く時の不安、頑張ったのにうまく弾けないこともあるし、逃げ出したくなる気持ちは誰にでもある…