久しぶりにレッスンを受けてきました。
尊敬するピアニストである先生にお時間を作っていただくだけで恐れ多いのに、私のピアノを聴いていただくなんて…とさんざん迷った末に、勇気を出してお願いした次第です。
「まぁ、そう構えずに気楽にいきましょう」と言ってくださってもそうはいきません。
聴いていただいたのはドビュッシーの版画「パゴダ(塔)」「グラナダの夕べ」「雨の庭」
ちょうど先生も弾かれたばかり、とのこと。
レッスンでもたくさん弾いて聴かせてくださいました。
先生の指の運びをすぐ横で見られること。
響きの深さをすぐ近くで感じられること。
そして何より自分ではそう弾いているつもりなのに全然表現が足りず伝わっていないことを客観的に知ることができました。
「自分のことなんて、そう簡単にわからないものじゃない?僕なんてもう60年も弾き続けているけれど、最近になってわかってきたことがまだまだあるよ」
こういうところが尊敬しちゃうんだなぁ!
僕なんてこんなに弾けるとか、
あなたはこんなに弾けないとか、
ではなくて
とにかく作品について妥協がない。追求あるのみ。
懐かしいなぁ。こんなレッスン。
あぁ、楽しかった。
そして、私もこんな風に弾けたら、教えられたら、と向上心に火が灯った時間でもありました。
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