前日に上田の町から見上げたら、頂上のあたりにほんの少ししか雪が残っていないように見えました。「もう春なんだ!雪山も終わりなんだ!」そう思ったら急に焦ってしまい、スキーに行こうとしていた夫を誘って烏帽子岳に登ってきました。
樹林帯は雪がなくても上はあるかもしれない、と6本爪軽アイゼンを携行、ぬかるみに備えてゲイターも履いて登山口のある地蔵峠に向かいます。
おや!雪あるじゃん!すごい積もってる!
なんと登山口から積雪があります。
早速軽アイゼンの登場。
気温も低く北風も冷たい。さすか標高1700mです。
しばらくはなだらかな林の中を進みます。
お!烏帽子岳が見えます。待ってろよ〜!
鞍部まで来ました。まん丸な湯の丸山が見えます。
夏に来たときは、ここでお湯を沸かして山メシを楽しんでいる登山者がたくさんいました。
今日はすべてが雪に埋れています。
背を超えるほどだった笹藪も頭が見えるくらい。ここから上りが始まります。
雪が重くて足を取られます。
6本爪では厳しかったのか?いやいや頑張ろう!
ここを登れば稜線に出るはず。
そうしたらきっと絶景が…!
後ろには菅平高原の山々が。
稜線にでました!
これです!これが見たかった!
山頂までもう一息!
あの見えているのがきっとピーク…
と思いきや、小烏帽子でした…
山頂はあそこ!もうすぐ!
岩場を登れば…
やった〜登頂です。烏帽子岳2066m
360度の眺望にしばし見惚れます。
あんなに吹いていた風も止んで、穏やかなひととき。
眼下に見えるのはどこの町でしょう?
前日にはあそこからここを見上げていたのか!
遠く雪化粧したアルプスも見えます。
浅間も頭を覗かせています。
風紋、雪紋…シュカブラというのだそうです。
のんびりしすぎて時間切れ、湯の丸山は次回に。ゆっくり下山します。
途中ちょっと怖いところもありました。
降りてしまえば林の中を歩いては立ち止まり
登って降りてきた山を振り返る…しあわせ。
陽もだいぶ傾いてきました。
今日も無事に下山できました。感謝。
#烏帽子岳
#標高差は大したことない
#のんびり雪山歩き
#6本爪軽アイゼンに感謝