天気予報では大荒れって言っているけれど、隊長から中止の連絡もなく…
ウェザーニュースのピンポイント天気を見ると午後までは降らずに持ちそう。
高尾駅で中央本線に乗り換えると、グッと非日常的な雰囲気、旅気分!
マスクは登山口まで必須です。
上野原駅で下車。
「井戸」行きのバスに乗ったのは私たちと地元の方らしき人ひとりだけ。
今日の山歩き、生藤山の桜が見頃、との情報を得て来たのだけれど、里はちょうど満開を迎えています。
足元にも野の花が可憐に咲いている。
例年より春の訪れは半月ほど早いペース。
生藤山の登山口です。
「ヘビ、ハチに注意!」とあるけれど、まだそんな時期ではない…ことを願う。
ジグザグに登ること40分、やれやれ稜線に出ました。眺望のない単調な登りはテンションが上がりませんな。
ここから三国山を経て生藤山に向かいます。
稜線からはたいした登りはない…はずです。
嵐の前だけあって、眺望も今ひとつ。
それでも同志の向こうに丹沢の山々が青く霞んでいるのが見えます。
残念ながら富士山は終日お目見えならず。
日本武尊が東夷討伐の際に立ち寄ったとされる「甘草水」今は枯渇していますが、剣を刺したら岩から豊かな水が滴り落ちた、と言います。フツーの尾根道も由緒ある古道に見えてきます!
気持ちのいい尾根道が続きます。お天気も何とか大丈夫そう。湿度が高く暑くてシャツ一枚になるメンバーも。
三国山登頂。
この頃から急に風が強くなって来ました。
慌てて防寒着を装着、上りではあんなに暑かったのに。山歩きは「脱いだり着たり」がとても大切!
ちょっぴり急登を経て生藤山登頂。
ゴーゴーと唸るような強風にさすがの隊長も下山を決めます。まだ10時30分だというのに残念な気もしますが、経験豊富で賢明な判断に従います。
同じ道を戻るのは面白くないので、軍刀利神社に降ります。バス停でいうとひとつ先。
美しい林の中を降りていきます。
木立の中に入ってしまえば先ほどの強風は嘘のように止んでいます。
軍刀利神社の御神木が見えてきました。
あとからわかったことですが、これは県指定の天然記念物大桂の木、パワースポットとして有名だそうです。
雨にも降られず無事に下山できたことを感謝してお参り。
鳥居が見えます。
どうやらここは神社の奥の院。本院はもう少し里に降りるようです。
下から見た御神木。荘厳な雰囲気です。
本院まで降りて来ました。
ここまで車で来られるよう駐車場とトイレがありました。社務所に人の気配はありません。
山門をくぐるといきなり石段なのですね。
石割山を思い浮かべます。山の神社あるある。
今日は下りでよかった。
ミツバツツジが満開。
隊長から花の名前も教えてもらいます。
降りて来たら春がいっぱい。
期せずしてお花見となりました。
これから来る嵐で散ってしまうかなぁ。
桜にはやはり青空が似合いますね。
そういえば山の桜はまだ早すぎて咲いていませんでしたが、里の春を満喫するのも一興、のんびり山歩きとなりました。
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