新潟や長野北部が大雪だとは聞いていましたが、
山の家のある美し松別荘地は長野といっても山梨県から八ヶ岳を越えてすぐ…
まさかこんなに積もっているとは！
深夜に到着してみたら、別荘地内の道路は除雪をしてありましたが、家の入り口がわからないほど！
幸い満月で雪あかりが明るく、車に積んでいたスコップで雪かきをして、なんとか家に入ることができました。
翌朝、玄関から出てみると、
おお！屋根には盛り盛りの雪とツララ！
「車停めるところだけ雪かきしておいて」
言い残して夫はゲレンデへ。
日頃の運動不足解消、長引いている五十肩も動かした方がいいそうだし、装備を万全に取り掛かります。
なんとか車一台停めるスペースを作り
次は庭の雪かきを。
雪山にわざわざ行かなくともラッセルの訓練ができるほどの積雪。
場所にもよりますが、深いところは80cmはありそうです。
幸い気温が低いので雪も軽く、スコップでサクッとすくえます。
名倉整骨院の上井先生の助言を胸に、
右だけでなく左からと両方向にスコップを持ち替えては臨みます。
だいぶ道ができました！
こうなると楽しくなっちゃう私は実は「道フェチ」なのでした。
我が家のベンツも見るも無惨…。
雪解けしたら、果たして動くのだろうか？
やった！下の道路まで辿り着きました。
「㊗️開通」やれやれ。
気温が低いままなので木々の枝の雪もそのまま凍って樹氷がたくさんできています。
お昼ご飯を食べてから、散歩に出ました。
どこのおうちの屋根の雪がたっぷり。
落雪注意！先日も不幸な事故があったばかり。
蓼科山は雲がかかっています。
さぞかし樹氷がきれいだろうなぁ。
どんよりしてきました。
なんと、今夜も雪予報。それも結構な量らしいのです。ドキドキしながらおやすみなさい。
そして翌朝、窓の外は眩しい！
どうやら夜中にさらに30cmちかく降ったようです。
昨日かいておいた道はなんとか維持されていますが、
車が雪だるまになっているのが見えます。
一晩でこれだけ積もったのかぁ。
屋根は恐ろしいことになっています。
そして今朝は気温が高いのでマジで落雪注意！
あ！救世主がやって来ました！
除雪車「ケイティ」の絵本さながら、降り積もった雪をスイスイと左右に寄せていきます。
庭に作った通路も両脇の壁がさらに高くなりました。まるでアルペンルートみたい。
我が家のベンツ、さらに気の毒な姿に。
除雪前の道路を歩いてみました。
スノーシューより2,900円のスノーブーツが歩きやすい。
鹿の足跡もありました。彼らはこんな雪でも食べるものを探さなければならないのでしょう。
蓼科山は雲の中、また降っているのかな？
雪の蓼科山も人気で、いつかは登ってみたいけれど、ピッケルと12本爪アイゼンをマスターしないと。
向かいの丘も樹氷でキラキラ光っています。
この家に来てまもなく9年。
こんな大雪は2014年以来、スキー場には恵みの雪になりますが、定住者はどなたもため息をついています。
たまに来るだけの私は美しい雪景色にうっとり、雪かきもはしゃいで張り切っていますが、これが日常となると苦労も多く喜んでいられないのも良くわかります。
自然の美しさと危険は背中合わせ。
雪かきで疲れた夫、お疲れ様でした。
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