GW登山の三座目は上田市に隣接する青木村の里山、子檀嶺岳にのぼりました。
こまゆみ岳と読むこの山は、昔から信仰の山として知られていますが、なんといっても目を引くのは独特の形。
まるでプリンのよう?
駐車場から歩き始め、ふと振り返ると、里山の向こうに蓼科山が見えました。
その存在感の大きさに感動しながら登山口を目指します。
3つあるコースのうち、当郷地区の登山口から登ります。
獣よけのフェンスを開けて登山道に入ります。
歩き始めてすぐは見事な竹林が。
すっかり頭を出してしまったタケノコもありました。
緩やかとはいえ地味に登りが続きます。
松林、こちらの山も秋には松茸がたくさん取れそうです。止め山という言葉も今回知りました。
林道との分岐に来ました。
ここからが本格的な登りになるとのこと。
その前に腹ごしらえ。
先ほど道の駅あおきで購入したおやき。
具沢山で薄味でとても美味しい!
パワーチャージできたので、張り切って登りますよ!
歩きやすい登山道が続いています。
よく整備されていてありがたいことです。
ググってもいろんな候補が挙がってわからない黄色い花。
ミツバツチグリ?ツルキンバイ?
眺望が開けてきました。
プリン型のこの山は、稜線に出たらすぐ山頂です。
お!なにか見えてきた!
おぉ!この眺望です!
塩田平の里の向こうに山並みが!
子檀嶺岳登頂、1223m。
その奥に真っ白な北アルプスが見えます。
北アルプスをズームしてみました。
実はこの日が誕生日の夫、
素敵な眺望のおかげで思い出に残るバースデー登山となりました。
登り始めは暑くてへばりそうな私でしたが
登頂してしまえば疲れも吹き飛びます。
山頂には里の3つの地区の神社の奥社があります。無事の下山をお祈りします。
正月登山のための薪も蓄えてありました。
誰もいなかったので、夫はザックに忍ばせておいたポケットトランペットを取り出し吹いてみました。
あまり音の返りはないのですが、なんといっても気持ちよさそうです。
下りはさらに足元に気をつけて。
そうすると登りに気づかなかった花たちにも目が届きます。
コイワカガミの蕾が開こうとしていました!
ヒゲネワチガイソウかな?
細い登山道、脇の花を踏まないように歩きます。
下りは早い!もう林道が見えてきました。
霧訪山はたくさんの種類のスミレが咲いていたけれど、この山はこの子がほとんど。
日が傾いてきたけれど、まだまだ明るい登山道
レンゲツツジもそろそろ咲き始めました。
無事に登山口まで戻ってきました。
ひときわ目を引く鮮やかな紫。
カキドオシかな?
次回は独鈷山にもチャレンジしてみたい。
残念ながら温泉に立ち寄る時間はないので
以前から行ってみたかったカフェへ
そのすぐ近くにある「自然と暮らす喫茶hanatoki」
お店で珈琲豆の焙煎、販売、イートインもできます。
この日は暑かったけれど、あえてホットコーヒー。雑味のない香り高い珈琲が疲れを癒してくれます。
手作りケーキやマフィンも。
種類は少ないけれど選び抜いた材料、洗練された味わいが嬉しい。
エスプレッソのチーズケーキ。
添えられたクリームはほんのりレモンの香り。
濃厚だけれどあっさりと食べられてしまいました。
子檀嶺岳、当郷コース登山口には無料の休憩所があり、お手洗いもとてもきれいでした。
頭を覗かせている子檀嶺岳の姿はとてもキュート、ぜひまた秋に訪れてみたいと思います。
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