ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

初夏の蓼科山で残雪にビビる!

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梅雨入り前の貴重な晴れ間!

でも予報では気温が高いとのこと。

ならば2,500m級なら涼しかろう、と蓼科山に登りました。
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七合目登山口は路肩駐車が並ぶほどの人気。

いくつかある蓼科山の登山ルートの中でも

1番歩きやすいとされています。
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初めは北八ヶ岳特有の静かな苔の森を歩きます。登りも緩やかです。
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山頂には蓼科神社の奥社があり

この七合目登山口はその鳥居が立っています。

昔の人はこの山道を登ってお詣りをしていたのでしょうか。

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少し道幅が広くなり枯れた沢と道を分ける辺りから、しんどくなってきます。

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そして振り返るとこの景色!

今日も遠くに北アルプスの山並みが見えます。

初めて来た時も、これに励まされて引き返さずに頑張ることができたのでした。
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まだまだ続く石ごろの登り。

息が上がらないようにゆっくりゆっくり。

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天狗の露地との分岐に出ました。

天気が良いうちに休憩を兼ねて眺望を楽しむことにしました。
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樹林帯が開けたと思ったら、この眺望です。

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女神湖の向こうに北アルプスが見えます。

後立山連峰、白馬も。
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ズームアップ!

これなら山頂からの眺望も期待できそうです!

さぁ!また頑張って登りましょう。

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これが最後の急登のはず。傾斜はともかく、ガレガレ、ザレザレと歩きづらい。

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まもなく将軍平、というあたりから残雪が出てきました。

上の方は結構新しいように見えます。
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やっと将軍平に出ました。

やれやれ、吹く風は涼しいけれど、汗だくです。
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木陰を選んでザックを降ろし腹ごしらえをしました。

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目指すは山頂!

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すぐそこに見えてはいるのですが

これがなかなか辿り着きません。

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ここから先は大きな岩がゴロゴロ!

おまけに隙間に雪が!溶けたところはぬかるんで足を取られます。

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跨いだり、掴んだり、しがみついたり。

若者はポンポンと軽やかに登っていきますが、

やっとの思いでよじ登ります。
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蓼科山登頂、2,531m。

後ろに南八ヶ岳南アルプスが!

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登頂は3回目だけれど初夏は初めて。

いつ来ても360度の眺望が素晴らしい!
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蓼科山の山頂はプリンの頭のように平で

大きな岩がゴロゴロしています。
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中央には蓼科神社の奥社が見えます。

向こうの端っこまで行きたいけれど、

岩ゴロゴロなので、容易ではありません。

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中央アルプスから北アルプスまで

山並みが美しく見えます。
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花はまだほとんどなく、コケモモの蕾かな?
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こちらは蕾もまだ葉っぱが少しずつ育っている感じ。
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山頂直下に残雪の斜面がありました。

歩くのはほんの20mくらいですが、アイゼンやチェーンスパイクなどの装備がないので不安でした。

一旦滑り落ちたらどこまで落ちるのだろう?と思うと一歩一歩に力が入ります。
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さぁ、また岩場を降りますよ!
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下りはさらに慎重に。

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荒船山や鹿岳、下仁田方面を臨む。

山肌には縞柄現象。
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足も疲れてきて、登りよりさらに時間がかかってしまいます。
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将軍平まで降りてきました。

これでひと安心。

大河原峠やすずらん峠に降りるコースもいつか歩いてみたい!
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苔の写真を撮る気持ちの余裕が出てきました。

冬の間、雪の下で眠っていた苔たちが陽の光を浴びてのびのびとしているように見えます。
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この景色に見とれて足元が危なくならないように。
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苔の森をひたすら降りていきます。
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登りには気付かなかった花!

ミヤマカタバミでしょうか。
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無事に下山しました。ありがとうございました。
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駐車場までの道も輝く新緑が美しい!
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振り返ればさっきまで居た蓼科山の姿。

これが嬉しくて山歩きがやめられないのでした。

 

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