今の時期しか見られない高山植物を見たくてやってきました。
3月にスノーシューを楽しんだ高峰高原。
夏に登った水の塔山から篭の登山への稜線が見えます。
あいにく曇り空だけれど、日差しが暑くなくて助かります。
登山口から往復2時間かからずに降りて来られるコース。
時間もなく、お天気も今ひとつですが、お花に会ってサクッと帰って来る予定。
山頂に高峰神社があるので登山口には鳥居が。
無事の下山を祈って、さぁ出発!
標高差もたいしたことなく、登りと言ってもこの程度。あさま2000スキー場のゲレンデ横を登ります。
お!早速足元にマイヅルソウ!
アズマシャクナゲは終わってしまったと聞いたけれど、このシャクナゲは別の種類かな?まだ蕾でした。
冬の間、葉っぱを閉じて雪の重みに耐えていたのを思い出しました。
あっという間に稜線に出ました。
あれが山頂かな?雨はなんとか大丈夫そう。
おぉ!今回会いたかったハクサンイチゲです!
ここにも!あそこにも!
こんななだらかな山道が続きます。
2,000mを超えていてもさすがに蒸し暑いけれど、緑の匂いいっぱいで気持ちがいい!
そしてもうひとつの会いたかった花、イワカガミ!
群生しています!可愛い!
木々の間から黒斑山の裾野が見えます。
その向こうの浅間山は今日は雲の中です。
黄色い花は判別が難しい。
標高1,300mの我が家ではもう咲き終わってしまったレンゲツツジが満開でした。
近くの湯の丸山には群生地があって「ツツジ祭り」が開催中です。
マイヅルソウの群生
イワカガミの群生
日陰が好きなのかも。
アップがブレている理由は後ほど…
あ!あの見覚えのある岩の向こうは…
山頂に到着!高峯山 2,106m
足元の岩の隙間にはコケモモが咲き始めていました。
神社でお詣りを済ませて
眺めを撮影、雲が多くて残念ですが…
本当はゆっくり休憩したいのだけれど、
この日はアブの大群にまとわりつかれて困りました。
スノーシューの時に登ったコースの分岐点、
小粒平あたりから、私たちの周りを10〜20匹はいたでしょう、アブがずっと付いてきます。
前を歩く夫の両側にもいっぱい🪰ザックやパンツに止まっています。
「パパの周り、すごい🪰数だよ」
振り返った夫が「ママにもたくさん🪰たかっているよ」と。
休憩はおろか、おちおち写真も撮っておられず
アブから逃れたい一心で、下りは苦手なはずなので、転がり落ちるくらいの勢いで降りてきました。無事下山。
休憩は高峰高原ビジターセンターに戻ってきてから、ゆっくりとりました。
お腹すいた…。
アブから解放されてホッと一息。
鳥のさえずり、ハルゼミの鳴き声が心地いい。
花図鑑を見ると、まもなくニッコウキスゲも見られるようです。
簡単に登れる山なので気軽にまた来てみたい!
アブ対策を万全にして!
マダニのことがあったのでイカリジン配合の虫除けスプレーをかけて歩いたのですが、アブには効かないのか。
ちなみに、昨年手作りした虫除け「おにやんま君」を帽子に付けていたのですが、まったく効き目なしでした。
楽しい、気持ちいい、だけじゃなくて
いろんなリスクや学びもある山歩き。
最近「虫」さんにご縁があるので、気をつけつつ楽しみたいと思います。
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