松戸クリスマス音楽祭では2018年から松戸商工会議所でもイベントを企画、演奏させていただいています。
女性会のメンバーからのお声かけで、2階サロンにあるピアノを松戸の子どもたちのために生かしてほしいとのご要望をいただきました。
はじめの2年は、市内でピアノを学ぶ子どもたちのコンサートを開催していましたが、もう少し幅広くたくさんの方々に楽しんでいただきたいという願いから、コロナ禍明けの今年はPEKOぽん!の子ども向け公演をお届けすることになったというわけです。
年に一度しか使わないのはあまりに勿体無い、状態の良いアップライトピアノ。
そしてエレベーターホールを兼ねているとは思えない音響の良い空間。
演奏家の立場から言えば、もっとご披露する機会があっても良いのでは?と思ってしまうのですが、商工会議所はコンサートホールや劇場ではないものなぁ…。
クリスマスモード満点で子供たちをお迎えする準備が進みます。
11月12日の子ども向け公演からわずか3週間、PEKOぽん!はプログラムすべてをクリスマス向けに新しく準備を進めて来ました。
今回は残念ながら工作のワークショップはないけれど、おやおや劇場はやはり人気!紙粘土で作った人形を動かして、すっかり気持ちが入り込んでしまいます。
たくさんの子どもたちが集まってくれました。昨年までは考えられないほどの賑わい。もちろん感染対策は万全、主催者側もお客様もすっかり慣れたものです。
まず最初はピアノの演奏、ブルクミューラーの有名な曲から、また、少しお姉さんになってから学ぶ「18の練習曲集」からも、3曲ずつお聴きいただきました。
続いて紙芝居「マルーシカと12の月たち」
ミュージカル「森は生きている」にも引用されたスロバキアの昔話です。
真冬の森の中で出会う月の精たちのおはなしには、幻想的なシューマンがピッタリ。子どものためのアルバムや子供の情景から場面に合わせて演奏します。
後半は、動物たちの寝姿を想像するやりとりが楽しい「どうやってねるのかなぁ」の紙芝居が大人気。子どもたちからも盛んに声が飛んでいました。
そしてバレエ音楽「くるみ割り人形」を抜粋で、おはなしと共にお届けしました。
本来ならば舞台で踊るバレエにオーケストラで演奏が付くのですが、本日はそれをピアノ一台で。
だいぶスケールが小さくなってしまいますが、どうぞこれを機に、子どもたちがホンモノの舞台を観に行ってくれますように。
最後はみんなで「赤鼻のトナカイ〜サンタが街にやって来た」を歌ってコンサートはお開き。
子どもたちはお菓子をいただいて嬉しそうに帰って行きました。
松戸商工会議所の事務局や女性会の吉場会長をはじめ皆様には、企画、準備の段階から大変お世話になりました。
感謝の気持ちを込めて、また来年に向けて信頼関係を築かせていただけますことを願っております。
コンサートに来てくれた生徒さん。
おみやげにもらったサンタの帽子をかぶってレッスンに来てくれました。
感想もいっぱい、ありがとう!
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