ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

函館から釧路へ陸路8時間!

f:id:amefuri5kumanoko:20230323075450j:image

函館の朝。

ホテルの朝食ビュッフェバイキングは食べずに市電に乗って市場を目指します。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075356j:image

函館駅前にも朝市はありますが、魚に詳しい「函館出身のホルン奏者」に地元の人が行く自由市場を教えていただいたのでした。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075425j:image

お目当てのお寿司屋さんは開店と同時に予約がいっぱいで諦めましたが、イートインができるスペースがあり、刺身とご飯や蟹汁を買って食べることができました。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075418j:image

昨夜食べられなかった活きイカの刺身

やはり不漁で入ってくるのは少ないけれど、なんとか少しずつ…とお店の人
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075412j:image

地物の真ソイの刺身
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075432j:image

たらばかにと毛ガニの汁の食べ比べ
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075405j:image

息子も朝から絶好調!
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075530j:image

大満足の朝食を終え、函館駅から特急「ほくと」に乗ります。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075527j:image

本日の旅程は列車にて約8時間移動!

途中「南千歳」で乗り換え「釧路」に向かいます。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075333j:image

お昼ご飯やおやつ、飲み物を買い込んで、さぁ、出発進行!

バイバイ函館、また来るよ〜!
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075520j:image

しばらくは海岸線に沿って走ります。青い海がキラキラ光ります。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075536j:image

雄大な山が見えてきました!

地図を見ると駒ケ岳とあります。五稜郭から見えていたのもこの山かなぁ。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075517j:image

JR北海道の特急にはこんなチケットケースが座席についています。

道中が長いから、眠っていても検札できる?
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075507j:image

海のこんな近くを走ります。車窓は楽しいけれど、塩害の対策も大変だろうな。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075402j:image

ただ座っているだけでもお腹は減るものです。

お待ちかねのお昼ご飯。函館駅前で買った「焼き鳥弁当」

あれ?「焼き鳥」なのに豚肉だあ…
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075447j:image

美しい海の風景ともそろそろお別れ、乗り換え駅の南千歳が近づいてきました。f:id:amefuri5kumanoko:20230323075336j:image

ここまで3時間15分の旅、まったく飽きることなく楽しめました。

とはいえ、ずっと座ったままなので、乗り換え時間は少しストレッチをして次の乗車に備えます!
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075533j:image

駅の周りはわりと殺風景、どうやら新千歳空港が近いようで、なるほど大きな道路の往来が見えます。

f:id:amefuri5kumanoko:20230323075352j:image

このまま乗り換えずに行くと札幌に向かうのかな。

訪れてみたい町、会いたい友達もいるけれど、今回は我慢、我慢、また来よう!
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075510j:image

可愛いキャラクターがいました!ぬいぐるみ好きにはたまらない!

ググってみたらキュンちゃんというらしいけれど、あまりグッズとかはないみたい。残念…f:id:amefuri5kumanoko:20230323075500j:image

さて特急「おおぞら」に乗り、引き続き列車の旅が続きます。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075346j:image

海沿いから内陸に向かうため、風景も山や草原に移り変わり、その広いことといったら!
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075513j:image

ハンガリー平原を思い出す広さです。

そういえばウィーンからザルツブルクに向かう広い田園風景の車窓に、東京育ちの私は感動してはしゃいでいたのですが、北海道出身の友達は「うちの地元とおんなじ」と言っていましたっけ…。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075503j:image

また列車が途中で急ブレーキをかけたり、思いがけず徐行する時があり、息子が隣で「蝦夷鹿だな」とニヤリ。ほどなく車内放送で「線路内に鹿がおりますので徐行します」と説明があるのでした。

人身事故より動物の衝突事故が多いらしい!
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075408j:image

最後の1時間は夕焼けから日没、真っ暗になってから釧路駅に到着しました。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075454j:image

駅の風景、映画のワンシーンのよう。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075428j:image

乗ってきた釧路本線の他に

根室に向かう花崎線や網走に向かう釧網線も止まっています。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075444j:image

網走行きの列車
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075438j:image

旅情を誘います
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075343j:image

長旅の疲れもまったくなく、早速本日の夕食の店に向かいます。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075415j:image

こちらのお店は息子の仲間の間で有名なアットホームな居酒屋さん「もりもり亭」
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075359j:image

遠くから来た私たちを大変歓待してくださり、鹿肉の焼肉、活きイカの刺身を用意してくださっていました。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075349j:image

中でも驚いたのが「タコの赤ちゃん」

私たちのために市場にでていたものを仕入れてくださったとのこと、初めはちょっと勇気がいったけれど、クセもなくつるりとした食感で美味しくいただきました。

f:id:amefuri5kumanoko:20230330025656j:image

おかみさんの手料理が次々と出てきます。

他愛もない世間話をしているだけなのに、心も体もホッとリラックスできるのが、こちらのお店の何よりの魅力なのだとます。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075523j:image

ひとり暮らしのご常連の方が通われるのも、

全国からマニアが集うのも、納得です。

タコの唐揚げ…釧路ではザンギっていうそうです。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075339j:image

素敵なご夫婦の心温まるお店。

ごちそうさまでした。また来ます!

息子の住む街にもこんな店があるといいな。f:id:amefuri5kumanoko:20230323075457j:image

釧路の繁華街を抜け、本日の宿へチェックイン。

f:id:amefuri5kumanoko:20230323075422j:image

もう遅い時間帯だったのだけれど、息子と一緒に夜景を撮りに出ました。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323075435j:image

こういう時、ひとり旅じゃない心強さがあります。

f:id:amefuri5kumanoko:20230323081849j:image

釧路駅から海に向かってまっすぐ進んだところにある幣舞橋(ぬさまいばし)f:id:amefuri5kumanoko:20230323081842j:image

川面に映る街灯とライトアップされた彫刻が美しい。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323081852j:image

列車の移動だけで終わるかと思っていた2日目の旅は、地元の美味しいものを味わい、人々の暖かさに触れることができました。
f:id:amefuri5kumanoko:20230323081846j:image

釧路の街で、おやすみなさい。

 

#函館駅

#函館自由市場

#函館焼き鳥弁当

#ハセガワストア

#特急ほくと

#特急おおぞら 

#釧路もりもり亭

#幣舞橋