GW後半はお天気に恵まれて初夏の陽気となりました。
母を連れて新緑の始まったばかりの美し松の家に滞在しました。
中央高速の初狩PAからは富士山がきれいに見えます。それを狙ってお昼休憩。
八王子を抜けるまでは渋滞がひどく、フロントガラスから迫る日差しにバテバテの母でしたが、富士山が見えたら弾ける笑顔!
戦争中、山梨の石和に疎開していた経験もあり、山梨の地名には明るい母ですが、なんと言っても地図が好きで、高速道路上の地名の掲示板が見えるたびに「甲府盆地が見えてきたわね」「桃の季節には一ノ宮は見事よね」など詳しいこと。
甲府で寄り道も考えましたが、暑くて無理だと判断、できるだけ早く標高の高い涼しいところまで移動することにしました。
小淵沢インターで降りて、南アルプスと八ヶ岳を眺めながらドライブ。
美味しい珈琲のお店を見つけてティータイムをすることにしました。
足元には春の花が咲き始め、木々の枝には柔らかな新芽がみるみる萌え始めています。
木陰のテーブルでのんびり、母も嬉しそう。
ドリップコーヒーとマフィンをいただきました。
駐車場からはこの景色!
ムラサキケマン???
スミレさんがいっぱい!
さて、気持ちもお腹もホッとしたので、美し松の家に向かいましょう。
出迎えてくれたのは、可愛い甥。
この春高校生になったというのに、人懐こくたくさんおしゃべりしてくれます。
母の隣に座って話題が尽きない様子。
ありがたいことです。
私たちの到着を待って、弟の手料理で夕ご飯。
母の好みに合わせた優しい味の料理が並び、感激でした。
翌日も朝からお天気が良かったので、長門牧場と女神湖へ。
北アルプスから北信五岳までよく見えます。
広々とした牧場は連休ということもあって大変な賑わいです。名物のソフトクリームは長蛇の列なので無念の諦め…
蓼科山にも一筋だけ雪が残ります。
母娘ショットその1
女神湖の岸にて。
母は水が怖いそうで1番先まで行くことができません。何とか作り笑顔で撮影。
母娘ショットその2
次の日は自宅の庭の散策から始まりました。
足元にスミレが群生していました。たぶんタチツボスミレかと…スミレは種類が多いので判別が難しい。
ドウダンツツジもちょうど花が咲きました。なかなかタイミングが合わないので、今年は見られてよかった。
自宅の前からも蓼科山がよく見えます。
また登りに来いよ〜と言われているようで、腰が引ける私。
すっかりリラックスしてご機嫌の母。
朝測ると血圧は決して低くないのだけれど、気分は良いそうなのでできるだけ心配をしないで楽しむようにしました。
午後から高遠にドライブ、桜の時期が過ぎたので、町中どこもとても静かでした。
JRバスの駅は南アルプスへの玄関口でもあります。
人気の蕎麦屋さんも数組待ったら入ることができました。
高遠で蕎麦ならここ「壱刻」なのだそうです。
まずは蕎麦がきをいただきます。
地元産の貴重な蕎麦粉で作られた風味豊かな蕎麦がきを塩で、わさびで、醤油で、楽しみます。
続いて大根の汁に焼き味噌を溶かしながら食べるこちらの店イチオシの蕎麦を。
母は定番のとろろを温かい蕎麦で。
母娘ショットその3
高遠町は伊那谷の北に位置する小さな村ですが、芸大の初代校長である伊沢修二の出身地であることから芸大とは関係が深く、学生時代から名前は耳にしていました。
高遠城址公園が桜の名所であることからシーズン中は大変賑わいます。
城下町の名残なのか古く歴史を感じる佇まいの街並みです。
妹へのお土産に日本酒とおまんじゅうを買ってひと安心の母。
家に戻って静かだな、寝ているのかな?と思うと地図を眺めて今日1日の移動を確認しておりました。
楽しんでくれてこちらもとても嬉しい。
ぜひまた元気で遊びに来てね!
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