ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

奥多摩三山大岳山から鋸尾根を歩く

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5月のとある休日、朝も早から奥多摩へ来ています!

バスとケーブルカーを乗り継いで御岳山に向かいます。
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御岳神社の参道をしばらく進みます。

暑さを警戒しましたが、薄曇りのひんやりとした空気感、助かります!
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道の両側にはウツギの白い花がいっぱい!コゴメウツギだそうです。
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舗装路が急坂になり、宿坊や茶店を過ぎた頃、御岳神社に到着します。
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のっけから急坂や石段は気が滅入るのですが、準備運動だと思って我慢我慢…。

ほら、眺めはとてもいい!
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長尾平から先、日の出山方面、かな。
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奥の院(奥宮)が臨めます。
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神社の裏側に御岳山の山標があるので、まずはそこにて記念撮影!御岳山 929m

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有名な天狗の腰掛け杉を見ながら進みます。f:id:amefuri5kumanoko:20240603130927j:image

本日はピークの大岳山からの下山コースがとても長いので、奥の院参拝はスルー、鳥居だけ眺めておしまい。

本当は奥の院から鍋割山のコース、大好きなのだけれど。
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こちらは同じウツギの仲間でもガクウツギだそう。
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緑が深く、苔も増えてきました。
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新緑キラキラ!

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道の両側で植生がこんなに違う!

やはり杉は植林なのでしょうか。
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芥場峠から先は観光地ではなく本格的な山道となります。

大岳山に向かう岩場が始まりました。よく整備されているので落ち着いて行けば問題なし。
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大岳山荘跡でトイレ休憩。

地図を見たら、下山コースがどれほど長いか気が遠くなる。
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さぁ!山頂目指して頑張ろう!

私はここからの登りが大好き!急登なのだけれど、なぜかニヤニヤしてしまう好山病。

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岩場といっても足がかりもあるし鎖もついているので、私のような筋力のない60'sでもよっこらしょと登れるレベル。

開けた〜と思ったら頂上でした!

大岳山 1266.4m
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う〜ん、残念!本当なら私の背後に富士山の姿が臨めたはず。雲の中でした。

気を取り直して奥多摩の山々を眺めます。

1番近い姿美しい山は御前山。その向こうに三頭山。

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山頂は大勢の登山者で賑わっています。

私たちもたっぷり栄養補給、長い下山に備えます!
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さぁ!出発!

鋸山まで2.9km

奥多摩駅はなんと8.4km 遠い…

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さっきまであんなに暑かったのに冷たい風が吹いてぱらりと雨粒が!

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レインウェアを羽織ります。

頂上直下は急な下り。
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と思えばこんな平和な道も。

飽きないコースで人気があるのがよくわかります。
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ちょうどレンゲツツジの季節でした。

新緑に鮮やかに映えます。
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いくつかアップダウンを繰り返しているうちに、トバノ岩山、中岩山、オキノ中岩山はピークに気付かず通り過ぎてしまいました。

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そしてやっと鋸山に到着。

鋸尾根というだけあって、細かいアップダウンが続いています。足元も不整地がほとんどで疲れが出てきました。
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奥多摩特有の木の根っこ山道。

足を引っ掛けないよう慎重に。
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気持ちのいい下りを
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ズンズン降りたと思えば

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なだらかな杉の林。

もう登りはないかな?と思いきや
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え、登り返し?
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しかもこんな岩イワ…

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ヒーヒー言いながらも木々の間から見える奥多摩の山並みに癒される。六ツ石山あたりかなぁ。
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きついと言いながら笑顔いっぱい!

早く無事に降りたいけれど、終わったら寂しい気持ちもあって。

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鋸尾根はコアジサイがたくさん咲いていました。花は白だったりブルーがかっていたり。

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里が見えてきて、車の音も近くなって来た頃、現れました有名な階段攻め!
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上から見ても下から見上げてもうんざり。
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降りるのも怖いけれど、登るのはもっと嫌かなぁ…

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愛宕山を登り返し、神社を通り過ぎてやっと登山口へ。

無事の下山を喜ぶのと同時に「早く温泉へ!」とはやる気持ち。
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と思ったら、まだありました、階段。
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最後の最後まで階段地獄に見舞われる今回の山行。

石のもえぎ橋、素敵な雰囲気。
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見下ろす渓谷の美しいこと!キャンパーがたくさんいました。
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汗を流して、ご飯も食べて、あとはお家に帰るだけ。

まだまだ松戸は相当遠いけれど、始発に座ってゆっくり帰りましょう。
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歩いてみたかった鋸尾根、大満足の1日でした。

予想以上にハードだったロングコース、ご一緒してくれた山友さんおふたりには感謝しかありません。

ありがとうございました。

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これで奥多摩三山のうち、三頭山と大岳山を制覇、これから暑くなるから残りのひとつ御前山は秋になってからかなぁ。

次はどこを歩こうかな?

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