ここ数年、同期の友人を見送ることが続きました。
年齢を考えたら仕方のないことかもしれないのですが、寂しく、悲しく、大きな喪失感に包まれます。
昨年、ある友人の追悼コンサートを企画、開催してくれた同期生が「これからも無理なく続けられたら」と提案してくれて、今年も小規模に集まることになりました。
演奏とパーティーができるプライベートな空間を紹介していただいたとのこと、訪れてみたらそれはそれは素敵なホール!
なんとベヒシュタインが!これは楽しみです。
建物そのものはコンパクトですが、テラスもあって開放感たっぷり。リラックスして過ごすことができますね!
リハーサルが始まりました。
学生時代は毎日聴いていた同期の音。懐かしさで胸がいっぱいになります。
学生時代に積んだ研鑽を生かす仕事に就いた人もいれば、音楽とは別の道を歩む人も。
それでも音楽への想いは変わらず同じです。
キッチンでは思い出話をしながら準備が進みます。得意の手料理を振る舞ってくれる友人たち。素材も調味料もこだわりがあふれています!
音楽の世界はどうしたって評価がつきもの。若かりし頃はそれに翻弄された時期もあったはず。でもさまざまなことを乗り越えて時を経て、また一緒に音楽を共にできる幸せを、誰もが感じていました。
大学時代の4年間に同期の仲間からもらった宝物。それは自分の音楽の礎となり、今に繋がっているのだ、ということを再認識できた時間となりました。
初めて組んだペアでしたが「最高に楽しかった!ぜひまたやろう!」
演奏のあとはお楽しみのパーティー!
素晴らしい手料理が並びます。
中には会うのは卒業以来、という人も!
月日の経過を語るにはあまりに短い時間でしたが、それでも「あの頃」に戻れてしまうのが不思議。
再会を約束して、それぞれが帰途につきます。
また日々のいろいろなことが待っています。
しばし、学生気分に戻りリフレッシュできました。みんなも、きっと。
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