地元松戸で大切にしている音楽活動のひとつに「PEKOぽん!」があります。
ピアノ「P」絵本「E」工作「K」おもしろいこと「O」がぽん!と出るPEKOぽん!
絵本や大型絵本、紙芝居、絵巻物、人形劇にピアノの演奏を重ねることで、より臨場感を表現したり想像をふくらませるお手伝いになれば、と考えています。
今年の松戸クリスマス音楽祭では、松戸本町の一友会館をお借りしての子ども向け公演となります。
絵巻物「いっすんぼうし」は、おなじみの日本の昔話を背景や登場人物を描いた布を巻いて、主人公のみパペットで、他に鬼などの脇役が立体的に登場、臨場感をアップさせます。
鬼といっすんぼうしの戦いの場面では、立ち回りの練習にも余念がありません。特にいっすんぼうしが鬼のお腹の中で針の刀を振って応戦するところは迫力があります。
この絵巻物にもピアノで効果音を入れています。いつも何を合わせるか悩みますが、日本の昔話には不思議とフランスものが合うのです。以前上演した「やまなしもぎ」ではドビュッシーのピアノ曲で雰囲気を盛り上げることができました。
今回いっすんぼうしにはラヴェルのピアノ曲を入れています。ソナチネや優雅で鑑賞的なワルツ、クープランの墓のような小品から場面に合わせて選んでいます。
メンバーに「このおはなしのために書かれた曲みたい!」と言ってもらえるほどしっくりくるから不思議です。
他には絵本「まっち売りの女の子」の読み聞かせ。
こちらにはチャイコフスキーの四季より「秋の歌」、ギロック「月の光」、バッハのプレリュードを場面転換に併せて演奏します。静かな語り口のおはなしと相まって心に響く作品となっています。
今回はゲストにフルート奏者を招いて、目の前で素敵な音色を聴かせていただきます。
クリスマスソングをはじめ、冬をイメージした曲や、フルートの名曲を選んでいただきました。
ワークショップでは雪をイメージした工作を予定しています。
子どもたちがひととき日常を抜け出して、素敵な空間で過ごす楽しさを味わってくれたら嬉しいです。
土曜日の午後ということで、なかなか都合がつかないお子様も多いよう…まだまだ空席ありと聞いています。
11月16日(土)14時より 松戸本町一友会館にて
おもしろいこといっぱいのPEKOぽん!公演、ぜひご来場ください。お待ちしています。
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