今年もウィーンフィルのメンバーが来日、アジアツアーの最後、日本公演です。
留学中に同じ門下で知り合い親しくなったゴッティの次女さんも初来日、私たち家族と久しぶりの再会、鎌倉、江ノ島、浅草を案内したり、寿司、とんかつを味わってもらいました。
最後に会ったのは15年くらい前なので、ふたりとも小学生でした。月日の経過はなんと早いこと!
リハーサルの合間の少ない時間にも自然の中を散歩したいということで…
ホテルやホールから近いということで、浜離宮庭園に行ってみました。
実は私たちも初めて…
遠くにビル群は見えますが、広々とした緑豊かな空間はホッと肩の力が抜けるようです。
紅葉にはまだ少し早いけれど、季節の移ろいを感じます。
とはいえ、今日もとても暖かい。
例年の11月とはずいぶん違います。
キバナコスモスがたくさん咲いていました。
曇り時々雨の予報でしたが、なんとか日差しも出て青空見えます。
時間があればお連れしたい自然の名所はたくさんあるのですが、リフレッシュが目的なので良しとしましょう。
ウィーン国立オペラ座でお仕事をされていらしたステラーご夫妻も一緒に和やかな時間を過ごしました。
ウィーン留学からコレペティオール(専属伴奏)のお仕事をされるようになり現地でご結婚…憧れの生き方ですが、やはりご苦労もおありのようでした。貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。
たくさん歩いたので茶店でひと休み
お抹茶とねりきりをとても気に入ってくれました。
ゴッティが突然、髪を切りたいと言い出して、宿泊先のホテルオークラにも理髪店はあるだろうけれど、おそらく高いだろうから…とたまたま近くにあったこちらをご提案。
10分で1,350円…もちろん私たちも未経験、大丈夫かしら。
夫が通訳をして理髪師さんに希望を伝えます。少し不安そうなゴッティ、次女さんが付き添います。
さっぱり格好良くなったよ!
千円カットでもゴッティはカッコいいのでした。
今年はプログラムにマーラーの5番のシンフォニーがあるので、迷わずチケットを購入、聴きに行きました。
開演前に記念撮影。燕尾服のゴッティと一緒に撮れるのはとてもレアなことでした。あの格好で楽屋口から出てきませんものね。
マーラー5番の1番トランペットはユルゲンが吹きましたが、それはそれは素晴らしい演奏でした。ポディウムだったので、演奏者を後ろから見ることができて、緊張感も高まりました。至福のひとときでした。
終演後には、なんと北穂高小屋二代目ご主人の小山さんにお会いすることができました。
ウィーンフィルが大変お好きで、山小屋にある立派なスピーカーから大音量で演奏が流れている、とお聞きしています。
思わず記念にお写真を撮らせていただきました。いつか、いつか、行けるかなぁ。
#ウィーンフィルハーモニー
#北穂高小屋