いよいよウィーンフェスタ当日、お天気もよくて何より暖かいので助かります。
まずは市内小学校公演からスタート!
リハーサルにも熱が入ります!
クラリネット首席のマティアスが、同僚に向かって檄を飛ばします。その迫力にこちらがタジタジ…
かと思えば、オーストリアから持参したシュナップスの味見を始めるメンバーも!
えーと、ここは小学校の中なんですけれど…
メンバーが体育館に入場した途端、大歓声!
児童数が多いので、全児童に聴いてもらえるように2回に分けて演奏します。
楽しい演奏に子どもたちも踊る、揺れる、跳ねる!
みんなで音楽の素晴らしさを共有できました!
レーダーホーゼ姿のまま、松戸の町を歩いて移動、グリーンルームでお昼休憩を挟み、会場に向かいます。
迷子になることもなく無事にテントに到着、バックヤードでリラックスするメンバー
すでに開場時刻を過ぎてお客様が続々とご来場。軽食とドリンクを手に開演を待っていらっしゃいます。
そして開演、ここからは本当にあっという間。
演奏の合間には出演者とお客様が一体となって何度も乾杯をします。
マーチ、ポルカ、ワルツ、と彼らの音楽の原点ともいえる民族音楽が次々と演奏されます。
お客様もリズムに合わせて手拍子をされたり身体を揺らしたり…
先日ウィーンフィルから名誉あるリングを贈呈された北村源三先生も飛び入りでお出ましになり、ウィーンへの熱い想いを語っていただきました。
そして演奏もご一緒に!
日本のレジェンドGENZOとの共演に、若きウィーンフィルのメンバーも大変喜んでいました。
休憩時間明けには、メンバー1番の人気者、ギークラーさんがアコーディオンをご披露くださいました。彼はチューバ奏者ですが、昨年はアコーディオンを担当してお客様を魅了してくださったのでした。
そして今回はメンバーのご家族が来日されていて、可愛らしい民族衣装を纏って素敵な企画をご提案くださいました!
オーストリアの名物シュナップスというお酒を客席を回って振る舞ってくださいました。樽から注いでひとつひとつ手渡され、お客様も大喜び!
シュナップスはアルコール度数が高く、薬草、ハーブの香りがして身体に良さそうとのこと。
オーストリアでは薬として飲む人もいるとか。
演奏の途中にはダンスも飛び出して場内は大賑わい!
今年で4回目となったウィーンフェスタ、回を重ねるごとにお客様のノリもよくなって、最後は皆さん立ち上がっていらっしゃいました。
88歳になる母も妹の付き添いのおかげで来場することができ、ゴッティのお嬢さんと記念撮影!感激していました。
ステージマネージャーとして活躍してくださった夫のお弟子さんは、休憩時間に素早くメンバーと記念撮影!
朝から食事をする時間はおろか、座る間もなく走り回ってくださいました。
2回目の公演ではかなり酔いが回って、メンバー紹介やトークの時には大はしゃぎ。それでも演奏が始まるとビシッと決めるところがまた素晴らしい!
無事に終演、お客様も名残惜しそうでしたが、メンバー同士もなかなかステージを降りません。
世界最高峰のオーケストラとして連日ホールで大曲を演奏するのは、一流の彼らにとってもストレスのたまることだそうです。
そんな合間に松戸に来て楽しく演奏できることが本当に嬉しい、とメンバーみんなが言ってくれるのです。なんとありがたいことでしょう!
そしてイベントは演奏家だけでは成り立ちません。
実行委員会や駅周辺商業協同組合、町会のみなさんのご協力があってこその大成功。
感謝の気持ちでいっぱいです。
留学時代からのご縁が繋がって同じステージで演奏できる喜びを、今年も夫は噛み締めることができました。
バックヤードで裏方として走り回った私と息子も、無事に終わった安堵感に包まれていました。関係者の皆様に心よりお礼を申し上げます。
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