(11月下旬の山行記録です)
1週間前に金時山を歩いたばかりだというのに、また箱根に来ました。
今日は江戸時代に整備された旧街道を歩くツアーに参加、箱根湯本から芦ノ湖のある元箱根まで、10kmと少し歩きます。
しばらくは温泉街の舗装路を登ります。
箱根新道の須雲川ICのところから山道に入ります。
〇〇坂と名前のついた坂が続きます。
昔は雨が降れば膝まで浸かるというほどの難路だったそうです。
そこで江戸幕府が排水をよくするために石畳を敷き詰めたそうです。
紅葉の下で青山ガイドの説明を聞く参加の皆さん
今年は遅いと聞いていた紅葉ですが、なかなかきれいです。
昔の人が歩いた石畳、今は苔むして滑ります。
苔と落ち葉で滑る、滑る!
整備された階段も登ります。
紅葉の下で小休憩
そしてまた階段。
のんびり街道歩きを想像していましたが、結構キツイ…。
時には車道も。峠道をビュンビュン飛ばす車の脇を歩きます。
そしてこの階段を登ったら…
やっと甘酒茶屋に到着。
当時の大名も、参勤交代の際こちらで休憩をしたそうです。
手作りしそジュースと磯辺餅をいただきました。元気復活!
石畳と落ち葉…風情はありますが、実際に歩くと大変滑りやすく、常に緊張感があります。
落ち葉に木漏れ日が…
まだお昼過ぎなのにだいぶ日が傾いたような印象です。
ここで旧街道から少し外れて寄り道。
山小屋佐藤というカフェに連れて行っていただきました。
玄関先にあるクロモジの木
日本のハーブ、和のハーブと呼ばれるクロモジティーをいただけるそうです!楽しみ!
なんと靴を脱いで店内に。
下山前に登山靴から解放されるなんて!
それに包み込まれるような暖かさ。
それが薪ストーブだということに気づくのは、もう少しあとになってからでした。
窓の外に見える苔の美しい庭。
おや?タヌキさんが3頭、遊びに来ています。
クロモジティーも手作りパウンドケーキもとても美味しい。何よりご店主の佐藤さんの箱根愛あふれるお話が楽しく、また興味深い。
お店を出ると二子山が見えます。
みんなでクロモジの葉っぱの香りを楽しんで、さぁ、もう一息!芦ノ湖まで。
木立の向こうは日が傾き始めています。
気温も急に下がって来ました。
石畳も見納め。
箱根八里はここから三島までがまたまた長い。でも標高差はここより少なくて歩きやすいそうです。
無事に元箱根に到着。
歩行距離11km、累積標高900m
思ったよりずっとハードでした。
芦ノ湖の夕景。
残念ながら富士山は雲の中でしたが、秋の箱根路を楽しめました。
続きはいつかな?三島まで、制覇したいきもちになりました。
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