お仕事で大阪に行くことになったので、兼ねてから行きたかったお店の営業時間をリサーチ、席の予約もできて期待に胸を膨らませます!
行きの新幹線からの富士山は残念ながら麓のみ。
新大阪からJR在来線と阪神電車を乗り継いで
千鳥橋という駅に辿り着きました。初めて降り立つ街です。
駅から数分歩くと、お目当てのお店がありました。
café Zwerg カフェ ツヴェルク
土曜日のみ営業の珈琲専門店
コンディトライ、ともあります。ドイツ語でケーキ屋さん、お菓子屋さん、の意味です。
Instagramでたまたま見つけたこちらのお店、本格的なウィーン菓子がいただけるとのことで頻繁にチェックをしていました。
憧れの店に来られた喜びと、目の前にウィーン菓子が並んでいるので興奮を抑えられずに「今日あるケーキを全部ください」
本日はザッハトルテ、ヴィーナートルテ、カルディナーレシュニッテの3種があるとのこと、1番日持ちのしないものをイートインでいただくことにしました。
かつて珈琲が苦手だったご店主が、美味しい珈琲と出逢われてその魅力に惹かれ、同じように飲めない方にもお勧めできるように、とオープンされたそうです。
丁寧にハンドドリップで淹れた珈琲に合うお菓子を…と現地でウィーンの伝統菓子を学ばれた方にお声をかけ、おふたりでウィーン風カフェコンディトライを運営していらっしゃいます。
店内ではオーストリアのラジオが流れ、「ここだけウィーン!」感が大変に強い!
いただいたカルディナーレシュニッテは材料を厳選して素朴な美味しさの中に伝統を感じます。といっても甘すぎず、優しい味わい。
それに合ったコーヒーを、と選んでいただいたやや深煎りのブラジルの美味しいこと。
ついついテイクアウトにあれもこれもと欲張ります。
おふたりとお話させていただいたところ、共通の知り合いがいたり、伝統の大切さと時代の変遷への戸惑いについて共鳴したり、日本で手に入るオーストリア菓子やパンの話題で盛り上がったり、話題が尽きません。
こちらのお店でもお菓子教室を開催されているとか…遠いのでそう簡単に参加できませんが、いつかぜひ…と夢見ています。
テイクアウトして宿泊先のホテルで深夜に食べたケーキの美味しかったこと!
素材の良さと丁寧な製法は心にもお腹にも優しいのでした。
さて、夢を叶えたあとは、古い友達に会いに梅田駅に向かいます。クリスマス前の土日とあってものすごい混雑です。
案内してもらったのはこちら、新梅田食道街という小さな間口のさまざまな飲食店が並ぶ中の、「たこ梅」というおでんの名店。
1844年創業の古い有名店だけあって、外で30分並びました。
…といっても久しぶりに会う友達と一緒ですから、お互いの近況報告をしている間にあっという間に順番が来ます。
カウンター越しに煮えるおでんが見えます。湯気が上がって美味しそう!早く食べたい!
味のしみたゆで卵、大根、ひろうす
店を予約してくれた友達は、息子の幼稚園時代のママ友。当時を振り返り思い出話に花が咲きます。
たこ天が品切れでしたのでゴボ天と、こんにゃく
子どもたちも成人して社会人となり、母としては自由な時間が増えましたが、いくつになっても子どもの心配は尽きないもの。
しいたけと、野菜袋…
親の介護や自分の健康問題など、話題は尽きませんが、こうして元気に再会できたことが何より嬉しく楽しい時間です。
関東炊きというおでんはほんのり甘く美味しかった。
翌日の仕事に響かないよう、早めに解散となりましたが、お腹も心もほっこり温まりました。
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