
こんな私がそこまで雪山装備に投資して良いものだろうか?
軽アイゼンで登れる山でいいじゃないか、十分に良い景色を見られるではないか、そう思っていたのだけれど、
先日、雪の金峰山での体験で、あっさりその敷居を超えてしまったので欲が出てきました。
プロのガイドさんにしつこいくらい相談して、雪山に登ることへの厳しさ、緊張感、心構えを教わり、やはり諦めよう、いや、やっぱり、と悩みに悩んだ末、きてしまいました「カモシカスポーツ」

山岳ガイドさんに紹介していただいたこちらのお店で足の形にあった靴を選んでいただいて、靴にあったアイゼンも選んでいただいて、あれよあれよという間に自分のものになってしまった。もう引き返せない、嬉しさより緊張でいっぱい。
でも、とにかく買ったからには宝の持ち腐れになってはいけない、とまずはホームグラウンドの北横岳で足慣らしをすることにしました。
これもお世話になっている登山ガイドの上田さんのアドバイスに従いました。
すでに、グリーンシーズンも、冬山も、何度も登っている北横岳なら大丈夫、とのこと。
しかも、なんならロープウェイを使わずに下から登ってみたら?と。
奇しくも連休でロープウェイ乗り場は長蛇の列、ならば歩いてしまえ!と駐車場脇の登山口から登り始めます。
初めての登山道は緊張します。

のっけからずいぶん急な登り!
「聞いてないよ〜」と独り言を言いながら、息があがらないようにゆっくり登ります。
南八ヶ岳や南アルプスなど上に大きな雲がかかっています。これからこっちに来るかも。
晴れているうちに写真を、と何度も立ち止まり眺めを楽しみます。中央アルプスも見えています。
途中でゲレンデを横切ります。
冬の北横岳は、山歩きよりスキー場として人気があります。
樹林帯をひたすら歩きます。気持ちの良い八ヶ岳ブルー、空を見上げる余裕があります。新しい靴にも慣れてきたかな。
ロープウェイ山頂駅に到着。
最後の方は雪が深くて踏み抜きが多かったので疲れてしまいました。

ちょうどお昼前だし、山頂駅のカフェに入ることにしました。
何度も利用しているロープウェイ、カフェに入るのは初めて!ワクワク!
限定10食の野菜たっぷりカレーをいただきました。リゾート地にありがちなレトルトではなく手作り感満載でとても美味しい!冷えた身体がじんわりと温まり、スパイスで細胞が活性化するような!
外を見たらどんよりと眺望がなく、今朝の青空はどこはやら。すっぽりと雪雲に入ってしまったようです。
景色が見えないならやめようかなぁと後ろ向きな気持ちになったのですが、足慣らしなんだからとにかく歩こう、と山頂を目指すことにしました。
何度も来ている歩き慣れた山道ですが、新しい靴を履いているので新鮮な気分。
ロープウェイを使わずに登った上に、お昼も食べていたので、遅い出発。他の登山者はもう降りてくる人がほとんどです。

時折、雪も舞い始めました。風も強まってきました。油断せずに途中撤退も視野に入れて進みます。
いくつかつづら折れを経て、北横岳ヒュッテに到着。ここまでくればもうあと一息。
アイゼンを6本から12本に履き替えて、いよいよ山頂に向かいます。
曇天ですが、雪を被った木々が美しい!
雪山ならではの格別な風景です。
ここ、大好きなビクトリーロード!
なんと青空が!
北横岳南峰に登頂、2,472m。
蓼科山の山頂が下に見えるのが嬉しい!
風が強いけれど、雪は止んだので北峰を目指します。
北横岳は双耳峰、この2つのピークの間が私は大好き!いつも風が強くてゆっくりしていられないのが残念。

いつもはすぐそこに見える南八ヶ岳もグレーの雪雲の中。きっと吹雪いていることでしょう。
こんな中、アタックしている登山者もいるのだろうなぁ。
程なく北峰に登頂、2,480m。
ビュービュー吹き付ける強風、写真を撮って退散、山頂滞在時間はわずか3分でした。
少しだけ覗く青空と、立ち枯れ現象。
さぁ、気をつけて下山しましょう。
新しい冬靴も12本爪アイゼンも、違和感なく重さも感じずに歩くことができました。
でも、それは慣れている北横岳だから。
蓼科山や硫黄岳、天狗岳にもチャレンジしたいので、YATSUトレッククラブの上田ガイドの雪山講習を申し込みました。
今からワクワクドキドキです。

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