
合戦小屋の先の苦しい急登を登り切ると合戦沢の頭に到着、北アルプスの峰々が目の前に見えてきて、その向こうには槍ヶ岳の穂先も!
そして正面には目指す燕岳が見えました。
もう標高もそれほど違わないし、すぐそこに見えるのですが…

これがなかなか近づいてこない。
つらい、つらい、最後のひと踏ん張りです。
絶景が目の前に!
安曇野の街から見上げて憧れていた稜線に近づいています!

そして最初の目的地である燕山荘(えんざんそう)に到着しました。
燕岳はもうすぐそこ。
ザックを置いて、山頂を目指します。
燕岳をバックに写真を撮る気持ちの余裕も生まれます。
燕岳は花崗岩の山なので、山容も足元も白くてキラキラしています。
有名なイルカ岩の前で、定番の槍ヶ岳とのコラボ撮影。

不思議な形の岩がニョキニョキ、自然の神秘を感じながら歩きます。
そしてほどなく登頂。燕岳2,763m
歩いてきた道と燕山荘を振り返る。
燕岳から大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳を縦走することを「パノラマ銀座」
その全部が見渡せて絶景!
こちらは、烏帽子岳から鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳から西鎌尾根を経由して槍ヶ岳につながる「裏銀座」
この景色が見たかった!

山歩きの夢がまたひとつ叶いました。
槍ヶ岳かぁ…

燕山荘に戻ります。
天空のテラスでお茶タイム。
ビールを飲んでいるガイドの山田さんが「こんなに風がなく穏やかなのもめずらしい」と仰るほど好天。
燕山荘名物?の「雪男さん」と燕岳とのコラボ
野口五郎岳に日が沈みます。
そしてこの夜は満月!
安曇野の街の夜景の上に輝くフルムーン。
その分、星はあまり見えませんでしたが。
翌朝の日の出は少し雲が多く、だいぶ上がってから見ることができました。
この先がパノラマコースなんですね。
これを見ると行きたくなってしまうのでした。
下山はあっという間です。
今回途中で88歳の女性と一緒になりました。
「燕岳は何回目ですか?」とお聞きしたら
「50回までは数えていたけれど、もうわからない」とのこと。素晴らしい!
皆さんの倍以上時間がかかるから、と私たちが山小屋で朝食を食べる前に出発されていました。
そして送迎バスの発車時刻の30分前に無事に下山されました。なんと素晴らしいことでしょう!
この一年は自身の病気や家族の看病で山に来られなかった。久しぶりに歩けて苦しかったけれど嬉しい!と。

山は自分のペースで無理なく続けられる趣味ではあるけれど、健康が大前提。
日々の暮らしから意識しなければ、と再認識しました。
お天気に恵まれ、林道の通行止めも回避できて、無事に下山ができたこと。
これは当たり前ではなくたくさんの幸運あってこそ。心からの感謝を!
連れてきてくださった山岳ガイドの山田さん
著書に感動したことがきっかけで彼の講習に参加するようになりました。
たくさんのことを教えてくださり本当にありがたいです。

崩落地を無事に通り抜け、バスで穂高に戻ります。
中房温泉で汗も流せて疲れも取れました。
山のハイシーズンを前に燕岳にチャレンジできたことは大きな自信につながります!
これからも健康第一で登りたい山をひとつずつ楽しみたいと思います。

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