
この日の午前中はザルツブルク旧市街で買い物の予定でしたが、とにかく暑い…カンカン照りで人々は木陰に逃げ込んでいます。

そういえば、朝ごはんの時にペンションで見たテレビ番組はたまたまドイツの放送局のものでしたが、天気予報を見て絶句…!

カフェで休もうにもエアコンがないのですから。
仕方なく日陰になっている教会の石段に座って休憩です。
ザルツブルクといえばこちらFürst のチョコレートが必須ではあるのですが、この猛暑、どう考えても持ち歩きは不可能。
仕方なく「今食べる分だけ」ふたつ買って美味しくいただきました。
いつか冬に来て大人買いしたいものです。
さぁ、ザルツブルク州からニーダーエスタライヒ州に向かって約270km移動します。
あんなに山がたくさんあったのに、今度は見渡す限りの大平原。メリハリがありすぎます。

到着したのはGrafeneggという街、
トーンキュンストラー管弦楽団のコンサートを聴きに来ました。
古いお城の敷地内に美しい庭園と「雲の塔」という名の野外コンサートアリーナがあるのです。
毎年夏に国際的な音楽祭が開催されることでも有名だそうです。私たちは初めて訪れました。
コンサートが始まる前にお城を見物。
プログラム前半はプーランクの2台のピアノのための協奏曲ということで、スタインウェイが2台野外ステージに並ぶ様子はまた壮観です。
ピアノ演奏はラベック姉妹。
大変失礼ながら私より結構歳上でいらっしゃるはずと思い、ググってみましたところ…
1950年と1952年のお生まれであることが判明、その美しさ、弾く姿勢、安定した技術や迫力は、とても私より一回りも上とは思えません!
(写真はLive放映されたものをスクショ)

プログラムも後半に差し掛かると、少しずつ空が変化していきます。
リヒャルトシュトラウスのアルペンシンフォニーは特に素晴らしく、この4日間で歩いたドイツ🇩🇪オーストリア🇦🇹アルプスの風景が次々と蘇り、偉大な作曲家の作品が大自然の恵みから生まれたことを実感しました。
音色がppになると虫の音が聴こえて、暮れていく空の色と共に心に響く時間となりました。
特に金管楽器の響きの豊かさは言葉にできないほど、演奏者もまた雄大な風景を見ながら育ったことが影響しているのではないかと確信すらしてしまいます。
そんな偉大な演奏家も舞台を降りたらフツーのお兄ちゃん、おじさん。ワインを片手に冗談ばかり。

アルペンシンフォニー名物トランペットソロを次々と見事に決めた首席のPatrick、コンサートのチケットを用意してくれたThomas、みんな息子みたいに若いのに、こんなおじさんおばさんに声かけて親しげにしてくれて本当にありがたい!
こちらのオケはトランペットセクションの年齢が若く、現時点でこの迫力ですから今後の活躍が本当に楽しみです。

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