ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。音楽活動と、趣味の山歩き、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

🇦🇹11日目🇦🇹聖フローリアン修道院と旧い友達との再会

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ニーダーエスライヒ州からオーバーエスライヒ州まで200kmの移動。

オーストリアの交通は右側通行な上に、しょっちゅう変わる制限速度。いくら運転が好きとはいえ、連日楽しそうに長距離移動する夫を、心から尊敬します。
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途中でサンクトフローリアン修道院に立ち寄ります。
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アントン・ブルックナーが学び、オルガン奏者を務めたことで知られる修道院には、彼の遺体も安置されているそうです。
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夫がよく聴いていた交響曲8番。こちらの修道院で録音されたもので、カラヤン指揮、ウィーンフィルの演奏。
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恩師ホラー先生が吹いていらしたので印象に残っていて、一度は訪れたかった場所でした。留学中は機会がなく、今回やっと念願かなって訪れることができました。

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タイミングが合わなくてガイドツアーやコンサートを聴くことはできませんでしたが、リハーサルだか調律だかオルガンの鳴る音が聴こえて、その荘厳な響きを体験することができました。
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そこからさらに延々と真っ直ぐな平原を走り続けて、やっとObernbergのフランツの家に着きました。
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プールのある大きなおうち。

15年前に訪れた時も大きな家に住んでいたフランツ。子どもたちが成長し家を出て、パートナーも代わり、家も新しくなりました。すごい経済力です。
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夫と同じ門下で、留学して初めて友達になったのがフランツでした。

陽気で気さくで親切で。

たくさんのことを教えてくれました。
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お互いに結婚して子どもが生まれて…長いお付き合いになりました。
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演奏家としても活躍していますが、地元のムジークシューレでも教えていて、優秀な生徒を育てることでも定評があります。

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到着するなりカフェタイム、手作りのツヴェチケン(プラム)クーヘンをいただきます。
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息子のトーマスは車が大好き!

確か我が家の息子と同じ歳で、小さな頃一緒に遊んだ記憶もありますが、ふたりともすっかりおじさんですね。
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新しいパートナーには初めて会いましたが、笑顔の素敵な可愛らしい人。

前のパートナーとも親しくしていただけに複雑な想いはありますが、年月の経過…という受け止め方をするしかないのでしょう。
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テラスでGrillen (BBQ)でもてなしてくれました。

彼女の料理は普段から健康に配慮していることが伝わってきて、野菜もたっぷり!これならフランツもまだまだ元気に演奏できることでしょう。
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みんな明るくてよく笑いよくしゃべります。

会話の全部が理解できるわけではないけれど、楽しくて居心地のいい家庭です。
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ヨーロッパの夏は日が長いので20時過ぎてもまた明るい。
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空が暮れてきても遠くに見える教会に日が当たって美しいこと!
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留学当時の思い出話からはじまり、酔うほどに音楽談義に熱が入り、しまいには楽器を取り出して…
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「伴奏、暗譜で弾ける?」

はいはい、お付き合いいたしますよ。

酔っ払いのトランペット吹きが交代でハイドンとフンメルを吹くという、忘れられない夜になりました。

 

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