
年末に悲しい知らせが届き、旅立たれた夫の恩師、北村源三先生のお顔を見てきました。
学生時代からお世話になり、ある意味で親以上の存在でしたから、我が家はまるで喪中のような雰囲気になりました。
でも楽しいことが大好きだった先生は、きっとそんなことではダメだって仰るだろうな。
そう思ってお囃子の賑やかな金山神社に出かけました。
地元のお祭りでお馴染みの「松戸つづみ連」の方々なのかな、獅子舞もお出ましで年越し気分が盛り上がります。
頭を噛み噛みしてもらうと厄落としになるとか。
今年も、忙しくて用意ができない(しない、とも言う)私に、なかよしのピアノの先生がおせちを作って届けてくださいました。
本当ならちょっぴりお手伝いに行くはずが、恩師のご逝去や義母の救急搬送で忙しくなり、最後まで甘えてしまいました。
見事なおせち料理
日本の伝統料理に加えて
各家庭に伝わる豪華洋風お惣菜も入っていて
今年は実家の母と妹の分もお願いしました。
お昼から菩提寺にお墓参りに行きました。
義弟家族と会えるのが楽しみです。
お寺は花の名所ですが、梅もまだ…南天の赤い実が青空に映えていました。
本来ならお昼ごはんは義母も一緒のはずでしたが、息苦しさを訴えて救急搬送され、そのまま入院になってしまいました。
お正月を病院で迎えるなんてかわいそう。
みんなで面会に行ったら、思いのほか元気で安心しました。

夜は私の実家で恒例のウィーンフィルニューイヤーコンサートをや楽しみます。
我が家はテレビがないので、実家の大きな画面がとても嬉しい!

今年の指揮者セガンは、ロシアのウクライナ侵攻が音楽業界に多大な影響を及ぼした時、降板した指揮者ゲルギエフの代役として抜擢され注目を浴びたそうです。
にこやかな笑顔、リズミカルな動き、そして衣装も個性的!
耳にピアスが光り(ダイヤらしい?)指先にはネイルも!
これまでの伝統的なウィーンのニューイヤーコンサートとはかなり違う印象です。
これを親しみやすい、楽しい!すてき!と思う方もいれば、伝統を軽視していてウィーンフィルとは思えない、と批判的に感じる方もいることでしょう。
音楽の捉え方は自由でいいと思います。
プレーヤーも、聴衆も。

嬉しいのは、松戸のウィーンフェスタでお馴染みの顔がテレビ画面に大写しになること!
松戸の時と違ってフォーマルな出立ですが、松戸で交わした会話や、一緒に餃子を食べた町中華を思い出したりして、嬉しいことこの上なし。
松戸でも朗らかなお人柄で大人気だった25歳のダニエルも、立派にソロを務めました。
人気者のクリストフも、この日ばかりは大真面目。
今回はプログラムもユニークで、女性作曲家の作品が取り上げられました。

打楽器セクションのメンバーが鉄道員の格好で演奏します。
89歳の母は夫のレクチャーを聴きながら鑑賞するのを楽しみにしています。
母から矢継ぎ早に質問が飛び、夫が意気揚々と答える様子が大変微笑ましい。

ウィーン留学の橋渡しをしてくださった師匠が亡くなり、若い指揮者による斬新なニューイヤーコンサートを聴いて、新しい時代がやってきたのだなぁ、としみじみとしてしまいました。
