
久しぶりの夫婦登山。
伊那谷の中川村にある陣馬形山(じんばがたやま)へ。
こちらの山、実は山頂まで車で行けるので「それなのに歩いて登ると損だ」的な考え方をする人は山歩きに向いていない(笑)
夫と「やっぱり車で来ればよかった」と絶対に言わないことを約束してスタート(笑)
歩き始めてすぐにこの景色ですよー!
中央アルプスが並んでご挨拶。
麓は花桃が満開。残雪の山と花のコラボは美しい!
展望スポットに東屋もあります。
休憩しながら恵那山方面が見えます。
民家の横を通ったり、舗装された車道も歩いたりしながら、やっと登山口に到着。
このコースの半分くらいのところに地図上では登山口とあります。こっそりここまで車で来て路駐しているけしからん登山者もいました。
またまた展望スポットにベンチ。
木曽駒ヶ岳とミツバツツジのコラボが美しい。
何度も車道を横切ります。
そのたびに車が上がって行きます。
夫は黙ってひたすら歩いています。
里は春爛漫でも、山の中に入ればまだ春は始まったばかりです。花は少ないけれど、足元にスミレが咲き始めています。
そしてなんと言っても鳥の声がとても賑やか。
ウグイスに始まり、たくさんの種類の鳥たちがさえずっています。歌っているような、しゃべっているような。
急登はないものの、地味な登りがずっと続いています。私たちはバテないようにゆっくり、どこか傷めないように歩き方の基本に忠実に、登って行きます。
こういうところが、音楽とまったく同じで、理論に沿った歩き方を知ること、コツコツと基礎を積み上げること、がとても大切です。
逆に言えば、それを心得ればどなたでも山は登れます。
よく「すごいなー」「体力あるね」と言われますが、ただ基本を知るだけで登れます。
これはどのガイドさんも同じように仰います。
自己流が怖いのも、音楽も山も同じ。
身体のどこかを傷めたり、伸び悩んでしまう恐れがあります。初心者だからこそ、専門家に教えてもらうべきなんです。

「趣味だから」「楽しめればいい」という方こそぜひ、基本の大切さを知っていただきたいと切に思います。(←意外と真面目なの)
さて、山頂まで後わずか、となった頃
これまで登ってきたのと反対側に南アルプスが見えてきました!
こうなると大興奮しちゃう妻、夫を置き去りにしてぐんぐんペースアップです。
山頂のアンテナが見えてきました。
この階段を登れば…
ジャーン!陣馬形山、登頂。1,445m
夫氏、がんばりました!
中央アルプスと一緒に記念撮影!
上と同じ写真…ではありません。
バックが南アルプスなんです。

昨年の秋にふたりで登った仙丈ヶ岳!
2回も悪天候で流れた北岳、間ノ岳、そして農鳥岳を総称して白峰三山

ドーンと大きな塩見岳
憧れの荒川三山と聖岳
山頂の両側にアルプスが見えるなんて!眺望が良いと聞いて登って来ましたが、ここまですごいとは思いませんでした!来てよかった!
夫も嬉しそうに雄大な風景に何度もカメラを向けていました。
山頂には車で来られた方々もたくさんいらっしゃいましたが、服装や装備で見分けられるので「下から歩いて来た」人に話しかけられます。
伊那谷の魅力について話をしたあと、「こんなに両側にアルプスが見えるのは年に何日もない」のだそうで夫も大満足でした。
山頂にはキャンプ場や小屋もあり、お手洗いもとてもきれいでした。
地元、中川村が大切に管理されていることが伝わって来ます。

いつまでも降りたくない名残惜しさはいつものこと。安全に下山口に辿り着くまでが登山です。気をつけて下山出発!
下りはあっという間、里に降りて雄大な風景を見ながら舗装路を歩きます。
日差しが暑くて仕方がなかったけれど、きれいに咲いた花々に励まされて歩きます。
天竜川の清流もあり、自然豊かな中川村。
関東からはアクセスが良くないので絶景の割には混雑していません。美し松の山の家からでも片道2時間かかります。
それでも車で上まで来られるので、ぜひ絶景を見に訪れていただきたいです。
桜の時期は終わっていたけれど、花桃が満開!
民家の庭先とは思えない美しさです。
無事に下山した駐車場でも花が迎えてくれました。怪我もなく楽しく降りて来られてよかった。
距離11.8km 累積標高873m よく歩きました!
#陣馬形山
#伊那谷
#中川村