
山梨県の塩山駅に降り立ちました。
今日は笠取山に登ります。

東京都最高峰の雲取山から山梨県方面に続く奥秩父主脈縦走路を進むと、笠取山を経て甲武信ヶ岳、金峰山に続きます。

笠取山は多摩川、荒川、笛吹川の分水嶺で、「多摩川の最初の一滴」とされる「水干」があることで有名です。
そのあたりの水源林を管理している東京都水道局水源管理事務所の方と一緒に水源林を歩いてレクチャーをしていただきました。

東京都民の飲料水の約2割は多摩川水系で、小河内ダム(奥多摩湖)に貯水されていますが、水源林はどこかというと隣接した埼玉県、山梨県の山々になります。

山梨の山から飲み水をいただいているのですね。
奥秩父独特の苔むした静かな森を登っていきます。
一般的な作場平からのルートではなく黒槐(えんじゅ)の森を通るルートです。萌え始めたばかりの若緑が美しい!
そして今回のもうひとつのスペシャルは、日本野鳥の会の講師が同行してくださり、鳥のさえずりや地鳴きについて解説してくださいました。
ちょうど繁殖期とのこと、ひっきりなしに鳥が鳴いて、そのたびに鳥の名前を教えていただき、枝から枝に飛び移す様子を目で追います。
木々の間から見えているのは大菩薩嶺
塩山駅から笠取山登山口に来る途中に大菩薩嶺に行く道との分岐がありました。近いのですね!
足元にはスミレさん、奥秩父もすっかり春です。
新緑の森は美しい
萌え始めたばかりの木々の間から山の稜線が見えます。
この先、葉が茂ってくると見えなくなります。
落葉から新芽までのお楽しみ。
足元にはワダソウ
黒槐(エンジュ)の森まで来ました。

小さな橋を渡ります。
沢の音の鳥の声…
ここから山頂に向かいます。
標高が上がり、遠くに高い山が見えて来ました。
細い尾根に出ます。両側は切れ落ちているので、足元に注意!
ほどなく登頂!笠取山1,953m

シャクナゲがもう蕾をつけていました!
笠取山は埼玉県と山梨県の県境にあります。
なので実は山頂もふたつあります。
山梨県側の山頂の方が少しだけ広いので、そちらでお昼休憩となりました。
こちらも咲きかけのシャクナゲがたくさん!
上空の雲が厚く残念ながら富士山や南アルプスは見えません。
それでも奥秩父の奥深い山と谷を臨むことができて大満足です。
下山は笠取山名物の頂上直下の直登を激降りします。下りが苦手は私はヨタヨタです。
降り切って少し行くと「水干」があります。
多摩川の「最初の一滴」です。
残念ながら…一滴も垂れていない。この夏の渇水が心配です。
少し下って見上げると祠が見えました。雨乞いでもするかなぁ。梅雨に期待!
同じ道を戻ります。
いつかここからさらに奥の和名倉山や、唐松尾山から飛龍方面も歩いてみたい!
奥秩父の静かな山歩きを楽しめた1日でした。
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#東京都水道局水道水源林
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