
昨年の秋に麓の宿に前泊しながら大雨で諦めた上州武尊山。
(ほたかやま、信州の穂高連峰と区別するため上州をつけるそうです)

再チャレンジしに来たけれど、ダブル台風襲来でどうなることやら。予報では好転の兆しですが、雲はまだ厚い。
吹割の滝は前回より水量も増して迫力満点!

今回もロッヂたかやまさんにお世話になりました。
地元の食材を使った手作り料理が美味しい、居心地の良いお宿です。


温泉に浸かってゆっくり休むことができました。
4時に目覚めると「雨音がしない」昨夜の雨が止んでいてホッとします。
宿の送迎車で登山口まで送っていただき、オグナほたかスキー場からスタート。
前武尊山、剣ヶ峰、家の串山、中ノ岳、そして主峰の沖武尊を目指します。
サラサドウダンがたくさん咲いていました。登山道にも落ちた花が。

上州武尊山は信仰の山として古くから知られており、前武尊山には日本武尊の像が祀られていました。
前武尊山 2,039m

途中、尾瀬の燧ヶ岳が見えました。
美しい双耳峰です。

剣ヶ峰はピークを巻きます。
樹林帯が開けて、これから歩く稜線が見えました。
遠くに谷川連峰も。
剣ヶ峰を振り返る
中ノ岳と沖武尊
青空に期待!
家の串山 2,103m
下山ルートが見えてきました。
遠い…
あの辺が急峻な岩場だな。本日1番の核心部…ドキドキ
なだらかな尾根道と岩場が交互にやってきます。
笑っているけれど実は怖くて緊張しています。

中ノ岳 2,144m
さぁ、いよいよ沖武尊山頂を目指しますよ!
こちらにも日本武尊が祀られていました。
足元にはミヤマキンバイの可憐な黄色い花が。

武尊山登頂。2,158.3m
残念ながらガスってしまい眺望は臨めませんでしたが、昨年のリベンジを果たせたことが何より嬉しく、連れてきてくださった酒井ガイドに感謝です。
ギロチン?で記念撮影。愉快な酒井ガイド!
空模様も心配だし、なんといっても今回は下りに核心部があります。登頂しても緊張はほぐれません。
武尊牧場を目指して下山開始です。
そう、中ノ岳のこの岩壁を降りなければならないのです。
酒井ガイドがロープをつなげてくださいましたが、足場を探しながら自分で降りるしかない!
怖がらずにしっかり足を踏ん張れば大丈夫なのですが、その時は必死で鎖にしがみつくという、1番ダメなパターン

無事に降りたらこの景色が広がっていました。
途中雨もぱらつきましたが、レインウェアを着るほどではなく、なんとかもってくれた空模様にも感謝!
しかし、雨のあとでぬかるみが多く、時には沼か?と思うほどで予定より時間を要してしまいました。
たくさんの季節の花に励まされ無事に下山。

ここを見せたかった、と酒井ガイドが仰った美しいブナの森。
ツキノワグマの生息地でもあるので、ガイドさんが音追い銃を鳴らしながら、私たちは絶えずおしゃべりをしながら、こちらの存在を知らせて遭わないように。

足元のぬかるみに気を取られがちでしたが、顔を上げるとダケカンバと白樺が美しい枝を伸ばし青々と葉を茂らせていました。
しっかりと夏山を楽しめました。
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