ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

子ども向け公演はスペシャルゲストを迎えて!

f:id:amefuri5kumanoko:20241120211338j:image

ありがたいことに毎年恒例となりました、松戸クリスマス音楽祭のPEKOぽん!子ども向け公演。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211327j:image

本日もピアノ演奏、絵本のおはなし、絵巻物、参加型ワークショップ、と盛りだくさんのプログラムで子どもたちをお迎えします。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211324j:image

そして今回はスペシャルゲストがお出ましに!
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211345j:image

いつもひとりで弾いているピアノですが…
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211307j:image

なんとフルート奏者が共演してくれることになりました!

素敵な音色を目の前で聴くことができる、とても貴重な機会となりました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211341j:image

フルートが加わることで表現力もグッと広がって、楽しいクリスマスソングから心温まるクリスマスキャロル、豪華なフルートの名曲まで、皆さんにお届けすることができました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211349j:image

いつものメンバーは今年も力を合わせて練習を重ねてまいりました!

f:id:amefuri5kumanoko:20241206075334j:image

絵巻物いっすんぼうしでは、主役のいっすんぼうしと鬼だけがパペットで、他の登場人物と背景は絵巻物に描かれ次々と展開していきます。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120211503j:image

小物を使ったり、演出によっては実際に人の手も使い、臨場感が増していきます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211310j:image

いっすんぼうしと鬼の戦いの場面は特に盛り上がりますが、立ち回りもなかなか難しい。f:id:amefuri5kumanoko:20241120211304j:image

鬼に飲み込まれたいっすんぼうしが、お腹の中で針の刀を振り回すシーンはいちばんの見もの!

今回の装置も拝借した物ですが、とてもよく出来ています。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211314j:image

ピアノは、場面転換の雰囲気作りや、登場人物によって弾き分けますが、今回は一貫してラヴェルピアノ曲を使いました。

とてもしっくり来るので不思議です。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120211549j:image

なぜかイケメンのいっすんぼうしより、鬼の方が子どもたちに人気でした。

f:id:amefuri5kumanoko:20241206080250j:image

休憩を挟んでワークショップが始まります。

会場内は一転して雪の世界を作ります。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120211618j:image

非日常の空間に、子どもたちの歓声が響きます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211335j:image

自分たちで作った雪の世界の中で、フルートを聴きます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211331j:image

そして、おはなしを聞きます。

絵本は「まっち売りのおんなのこ」

本物のマッチをすって、炎を見てもらいました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211320j:image

悲しいものがたり、今の恵まれた世の中しか知らない子どもたちの心にどう届くのでしょう。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211317j:image

クリスマスキャロルを聴いて公演はおしまいです。

少し早いクリスマスでしたが、楽しんでもらえたかな?

f:id:amefuri5kumanoko:20241206080730j:image

打ち上げはいつもの「rui」

若者の店なのに、私たちを温かく向かい入れてくれる素敵なご店主。

自慢のデリプレートとおまかせ料理はどれもとても丁寧に作られていて美味しい。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120211658j:image

どんなに満腹でも名物となったチーズケーキは外せない。今回は抹茶風味。

楽しいPEKOぽん!公演ですが、お客様が少なかったのが残念。

夏の図書館公演はあっという間に満席になったから、時期、宣伝の仕方などに課題があるのかも。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120211655j:image

ご来場のお客様、来られなかったけれど応援してくださった皆さん、

関係者の皆様、おせわになりました。

ありがとうございました。

 

#PEKOぽん!

#子ども向け公演

#松戸クリスマス音楽祭2024

#松戸本町一友会館

#ピアノとフルート

#絵巻物いっすんぼうし

#まっち売りのおんなのこ

#ワークショップ雪の世界

 

紅葉の金時山アドベンチャールート

f:id:amefuri5kumanoko:20241125092305j:image

あ〜しがらや〜まの金太郎〜♫でおなじみの金時山に登りました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092254j:image

金時山といえば遠足で小学生が登るようなお手軽なイメージですが、今回はそのコースではなく、その名も「アドベンチャールート」だそうで、甘くみていた私は後々ヒーヒー言う目に遭います。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092250j:image

金太郎の生家の跡地かあったり、地蔵堂、夕日の滝、キャンプ場もあり観光地のイメージ。

f:id:amefuri5kumanoko:20241125092308j:image

今回はこだま登山部でお世話になった青山ガイドのツアーに参加しました。

メンバーもこだまさんのツアーでお会いした方ばかり、普段お付き合いがあるわけではないけれど、気心がしれた仲間ということで、どこかホッとします。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092246j:image

最初からグッと登っていきます。

この日は気温も湿度も高く、11月後半とは思えない暑さ…ええ、暖かいのではなく暑かった。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092301j:image

予想以上のハードなコースに最初から息が上がりそうになるのを、紅葉を眺めて落ち着かせます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092243j:image

やはり紅葉には青空が似合います。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092257j:image

しばらく沢沿いに歩いたので渡渉もあります。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092239j:image

橋は落ち葉や濡れて滑ります。

f:id:amefuri5kumanoko:20241125092719j:image

楽しいけれどちょっぴり緊張します。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092723j:image

少し登るとさらに紅葉が色彩を増します。

f:id:amefuri5kumanoko:20241125093028j:image

イロハモミジ、ウチワカエデ、といろいろ種類を教えてもらいましたが、なかなか覚えられません。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092955j:image

まるで影絵のよう。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092951j:image

麓の街並みも見えます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093018j:image

紅葉のトンネル
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093002j:image

紅葉の絨毯
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093022j:image

青山ガイド、素敵なコースにご案内いただきました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093012j:image

こもれびも美しい
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092945j:image

さて、前が開けます!
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093015j:image

富士山が見えました!

前を横切る雲が、まるで龍のよう!
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093025j:image

さぁ!ここからが厳しい急登になります。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093009j:image

鳥居をくぐったら階段が始まります。

噂に聞いていた急登、一段の高さがとっても大きな階段、しかも濡れていて滑る。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093005j:image

途中降りてくる人とすれ違いのたびに止まって休憩。景色に癒されて頑張る!
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092948j:image

泣きたくなるほどの急登だけれど案外短くなんとか登頂!やった、初㊗️金時山〜🎵
f:id:amefuri5kumanoko:20241125092959j:image

くーまにまーたがりおんまのけ、い、こ!

ついつい歌が出てきてしまう♫

f:id:amefuri5kumanoko:20241125093606j:image

マサカリ担いで記念撮影って😆
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093617j:image

山頂はたくさんの登山客で賑わっています。

有名な金時娘茶屋に寄ってみました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093631j:image

名物のなめこ汁、なんとどんぶりサイズ!

温かくて、しょっぱさがちょうど良くて疲れが吹き飛びます。

f:id:amefuri5kumanoko:20241125093613j:image

芦ノ湖がキラキラ
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093610j:image

大涌谷からはモクモク

f:id:amefuri5kumanoko:20241205004221j:image

自然教室で来たという小学生たちにはあっという間に追い抜かれ…
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093628j:image

キノコ取りのお年寄りにも先を越され
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093620j:image

下りはのんびりと紅葉を眺めながら
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093635j:image

時には急なくだりもあったけれどf:id:amefuri5kumanoko:20241125093639j:image

無事に下山しました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093949j:image

無人直売所で原木椎茸をゲット!豊かな香り!
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093943j:image

最寄駅近くにお風呂がないので、鶴巻温泉で途中下車をして「弘法の里湯」で汗を流しました。

お腹ぺこぺこだったので、ふらりと立ち寄った洋食屋さんで、なんと丹沢ジビエの猪豚トンカツとメンチをいただしました。

思いのほか癖もなく柔らかく美味しかった〜
f:id:amefuri5kumanoko:20241125093946j:image

こだま登山部でお世話になったガイドさんとお仲間との山歩き、

こだまさんの思い出にも触れて心温まる1日となりました。

ご一緒くださった皆様、ありがとうございました。

 

#金時山

#地蔵堂から金時山

#猪鼻砦跡

#富士山

#芦ノ湖

#弘法の里湯

 

ウィーンフェスタが今年も松戸にやってきた!

f:id:amefuri5kumanoko:20241120205412j:image

いよいよウィーンフェスタ当日、お天気もよくて何より暖かいので助かります。

 

まずは市内小学校公演からスタート!
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205404j:image

リハーサルにも熱が入ります!f:id:amefuri5kumanoko:20241120205351j:image

クラリネット首席のマティアスが、同僚に向かって檄を飛ばします。その迫力にこちらがタジタジ…
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205408j:image

かと思えば、オーストリアから持参したシュナップスの味見を始めるメンバーも!f:id:amefuri5kumanoko:20241120205356j:image

えーと、ここは小学校の中なんですけれど…
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205348j:image

メンバーが体育館に入場した途端、大歓声!

児童数が多いので、全児童に聴いてもらえるように2回に分けて演奏します。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205415j:image

楽しい演奏に子どもたちも踊る、揺れる、跳ねる!
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205344j:image

みんなで音楽の素晴らしさを共有できました!
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205341j:image

レーダーホーゼ姿のまま、松戸の町を歩いて移動、グリーンルームでお昼休憩を挟み、会場に向かいます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205400j:image

迷子になることもなく無事にテントに到着、バックヤードでリラックスするメンバー
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205419j:image

すでに開場時刻を過ぎてお客様が続々とご来場。軽食とドリンクを手に開演を待っていらっしゃいます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205424j:image

そして開演、ここからは本当にあっという間。

演奏の合間には出演者とお客様が一体となって何度も乾杯をします。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120205659j:image

マーチ、ポルカ、ワルツ、と彼らの音楽の原点ともいえる民族音楽が次々と演奏されます。

お客様もリズムに合わせて手拍子をされたり身体を揺らしたり…
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205650j:image

先日ウィーンフィルから名誉あるリングを贈呈された北村源三先生も飛び入りでお出ましになり、ウィーンへの熱い想いを語っていただきました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205647j:image

そして演奏もご一緒に!

日本のレジェンドGENZOとの共演に、若きウィーンフィルのメンバーも大変喜んでいました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205720j:image

休憩時間明けには、メンバー1番の人気者、ギークラーさんがアコーディオンをご披露くださいました。彼はチューバ奏者ですが、昨年はアコーディオンを担当してお客様を魅了してくださったのでした。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205707j:image

そして今回はメンバーのご家族が来日されていて、可愛らしい民族衣装を纏って素敵な企画をご提案くださいました!

f:id:amefuri5kumanoko:20241120205728j:image

オーストリアの名物シュナップスというお酒を客席を回って振る舞ってくださいました。樽から注いでひとつひとつ手渡され、お客様も大喜び!

f:id:amefuri5kumanoko:20241202232459j:image

シュナップスはアルコール度数が高く、薬草、ハーブの香りがして身体に良さそうとのこと。

オーストリアでは薬として飲む人もいるとか。

演奏の途中にはダンスも飛び出して場内は大賑わい!
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205716j:image

今年で4回目となったウィーンフェスタ、回を重ねるごとにお客様のノリもよくなって、最後は皆さん立ち上がっていらっしゃいました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205703j:image

88歳になる母も妹の付き添いのおかげで来場することができ、ゴッティのお嬢さんと記念撮影!感激していました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241202235844j:image

ステージマネージャーとして活躍してくださった夫のお弟子さんは、休憩時間に素早くメンバーと記念撮影!

朝から食事をする時間はおろか、座る間もなく走り回ってくださいました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205711j:image

2回目の公演ではかなり酔いが回って、メンバー紹介やトークの時には大はしゃぎ。それでも演奏が始まるとビシッと決めるところがまた素晴らしい!
f:id:amefuri5kumanoko:20241120205724j:image

無事に終演、お客様も名残惜しそうでしたが、メンバー同士もなかなかステージを降りません。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120210014j:image

世界最高峰のオーケストラとして連日ホールで大曲を演奏するのは、一流の彼らにとってもストレスのたまることだそうです。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120210022j:image

そんな合間に松戸に来て楽しく演奏できることが本当に嬉しい、とメンバーみんなが言ってくれるのです。なんとありがたいことでしょう!
f:id:amefuri5kumanoko:20241120210006j:image

そしてイベントは演奏家だけでは成り立ちません。

実行委員会や駅周辺商業協同組合、町会のみなさんのご協力があってこその大成功。

感謝の気持ちでいっぱいです。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120210010j:image

留学時代からのご縁が繋がって同じステージで演奏できる喜びを、今年も夫は噛み締めることができました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120210018j:image

バックヤードで裏方として走り回った私と息子も、無事に終わった安堵感に包まれていました。関係者の皆様に心よりお礼を申し上げます。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120210025j:image

#ウィーンフェスタ松戸

#ウィーンフィルのメンバー

#ブラスムジィーク

#音楽を楽しもう

#音楽と酒と笑顔

#松戸クリスマス音楽祭2024

#松戸駅周辺商業協同組合

交歓会はまるでウィーンフェスタ前夜祭?

f:id:amefuri5kumanoko:20241123183130j:image

前夜にマーラーを聴いたばかりの興奮冷めやらぬまま、この日はサントリーホールで公開リハーサルです!

 ラッキーなことに抽選で当たりをいただいてベートーヴェンのピアノ協奏曲のリハーサルを無料で聴いてまいりました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120092455j:image

ソリストブロンフマン、弱音が素晴らしかったけれど、もう少し幅があってもよかったのかなあ。オーケストラが抑えなければならなくて物足りない印象でした。

f:id:amefuri5kumanoko:20241123183051j:image

この日は、日本ウィーンフィル友の会の会長でもあり、長年ウィーンフィルとの架け橋となってご活躍された北村源三先生に、ウィーンフィルより記念のリングが贈られ、その授与式もありました。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120091043j:image

リハーサルのあとは、友の会の交歓会がありました。会員とオーケストラメンバーとの交流の場ですが、翌日松戸で開催されるウィーンフェスタに出演するメンバーが、予告編のような形で演奏を披露してくれました!
f:id:amefuri5kumanoko:20241120091034j:image

それもちゃんと民族衣装に着替えて!なんて気合が入っているのでしょう!

f:id:amefuri5kumanoko:20241120092737j:image

クラリネットのAndreaの可愛らしいこと!

ディアンドルがよくお似合いです。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120092352j:image

まるでウィーンフェスタの前夜祭のように盛り上がりました。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120091052j:image

人気のギークラーさん、今年はチューバ奏者としてご出演。

スタイリッシュハーモニカを演奏していらっしゃるヨハネス・コストナーさんは実はヴァイオリン奏者なのでした。

f:id:amefuri5kumanoko:20241123183557j:image

クラリネットの首席奏者マティアス・ショルンさん
f:id:amefuri5kumanoko:20241120092213j:image

曲の途中で楽器を置いた?と思ったらふたりで踊り始めました!とても素敵!
f:id:amefuri5kumanoko:20241120092217j:image

先ほどのリハーサルの前に名誉あるリングを授与された北村源三先生のご紹介とご挨拶がありました。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120092830j:image

北村先生ご自身もウィーンに留学され、当時のメンバーとの交流から始まって今に至るまで、たくさんの演奏家同士を繋げてくださいました。

夫がウィーンで学ぶことができたのも、先生のおかげです。

f:id:amefuri5kumanoko:20241120092938j:image

さて、一方地元松戸では、翌日のウィーンフェスタの準備が着々と進んでいました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120091047j:image

西口公園にテントが建てられました。

もうこれだけでワクワクしてきます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120091039j:image

会場内の設営もできあがり、あとは明日を待つばかり。今年は後ろからもよく見えるように舞台も高くしたそうです。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120091056j:image

何より暖かくて助かります。去年は木枯らし1号が吹いて、ご来場のお客様も出演者もスタッフも寒さに震えたのでした…

明日は無事に皆さんと楽しい時間を過ごせますように。
f:id:amefuri5kumanoko:20241120092116j:image

#ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

#日本ウィーン・フィル友の会

#ウィーンフェスタ松戸

 

岩峰の山、瑞牆山にチャレンジ!

f:id:amefuri5kumanoko:20241113101015j:image

ウィーン週間は毎年11月にやってきます。

ウィーンフィルの来日公演がいつもこの時期なのです。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101031j:image

悩ましいのは、この時期は山歩きもベストシーズンだということ。

ならば両立するしかないでしょ!とレッスンやリハーサルの隙間に時間を見つけていってきました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100929j:image

遠くから見ても岩峰群が目立ちます。奥秩父の西にある瑞牆山(みずがきやま)

登山口からの歩行距離は短いものの、大きな岩を登らなくてはならないので、苦手意識がありこれまで避けてきました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101009j:image

信頼できる上田ガイドのツアーがあったので、勇気を出して参加してみました。筋力もなく鈍臭い私ですが、彼ならきっとリスクのない的確な指示をしてくれるはず、そう思ったのでした。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100925j:image

韮崎駅から車で小1時間、増富温泉を目指して走り続けます。ぐんぐん山深くなり、見えてきたのが上の風景。圧倒されてしまい、とても登れる気がしません。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101021j:image

それでも登山口の瑞牆山荘ふきんは黄葉が美しく、気持ちよく歩き始めます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100910j:image

富士見平小屋までは緩やかな登りとありましたが、なかなか地味に標高を上げていきます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100822j:image

途中、目指す瑞牆山の全容が見えました。

ひとりならここで臆して引き返すところ、ツアーなのでそうもいきません。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100941j:image

富士見平小屋は金峰山への足がかりにもなるため、多くの人が立ち寄っていました。

f:id:amefuri5kumanoko:20241113100954j:image

キャンパーもたくさんいました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101105j:image

富士山が見えるそうで?
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101004j:image

おぉ!山頂からも見えると嬉しいなぁ!
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100905j:image

さぁ、引き続き登りが続きます。

途中、木立の間からも岩峰群がニョキニョキと。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100959j:image

桃太郎岩と呼ばれる大きな岩!

さぁ、ここからが岩登り、覚悟しなければ!
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101120j:image

と思ったら、案外岩の周りを巻くように登山道が作られていて、恐れていたほどではありません。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101052j:image

途中、鎖を持つところや、3点支持で手足を使って登るところもありましたが、それほど高度感もなく何とかクリア。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100851j:image

見上げると大ヤスリ岩が天に突き抜けるようにそびえます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100921j:image

白い岩が青空に映えます✨
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100945j:image

上田ガイドおすすめの場所でお昼ご飯。

大ヤスリ岩の麓で、他に誰もきません。f:id:amefuri5kumanoko:20241113100950j:image

大ヤスリ岩をすぐ横にみながら、遠く八ヶ岳を眺めます。

目の前の岩の上に立つと、なかなかの高度感!

みなさん記念撮影をしていましたが、ビビリな私は一歩踏み出すのが精一杯!
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100937j:image

それにしても好天に恵まれました。

これだけの眺望はなかなか得られません。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101116j:image

ほどなくして瑞牆山登頂。

高尾山か?と思うほどの混雑です。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100845j:image

南アルプス方面
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101028j:image

八ヶ岳
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100914j:image

富士山も!
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100827j:image

山標と富士山のコラボ
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101109j:image

さぁ、下山開始。

今日は下山の方が緊張感が高まりそうで、身の引き締まる思いです。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101025j:image

上田ガイドのアドバイスを得て、怖い思いもせずに降りてくることができました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100813j:image

午後になっても登山者は後を絶たず、登り下りのすれ違いでは譲り合ったり、大きな岩の手前では渋滞ができたりします。

f:id:amefuri5kumanoko:20241113101125j:image

桃太郎岩まで降りてきました。まだまだ気は抜けませんが、ホッとひと息つくことができました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100917j:image

黄金色の木々が美しい!
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101056j:image

日が傾いてきました。北側の斜面を歩く時は足元が暗くて不安になります。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101044j:image

さっきまであの上にいたなんて。

またひとつ夢が叶いました。

f:id:amefuri5kumanoko:20241113101018j:image

瑞牆山、また来られるかな?
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100817j:image

それにしても不思議な山。

岩の塔がニョキニョキたくさんとんがっていて、昔の人の山岳信仰する気持ちがよくわかります。

f:id:amefuri5kumanoko:20241113101039j:image

岩場が苦手なのはなかなか克服できないけれど、バランス感覚がよくないことともともと怖がりなのは少しずつ慣れることで克服していきたいと思います。

何より長く歩き続けられるように健康のメンテナンスだけは継続したい!
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100933j:image

無事に下山、さぁ、ウィーンフェスタに向けてがんばりますよ〜!

f:id:amefuri5kumanoko:20241113100834j:image

#瑞牆山

#奥秩父

#金峰山にも登りたい

#奥秩父主脈縦走もしたい

 

 

ヘンデル「メサイア」ラッパは鳴り響き

f:id:amefuri5kumanoko:20241113101448j:image

ウィーンフィルのメンバーが来日して、1年で1番忙しいウィーン週間が始まったばかりだというのに、なんと夫🎺はメサイアの本番を迎えました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101415j:image

 ヘンデル作曲オラトリオ「メサイア

この曲を演奏することはトランペット吹きにとって大きな名誉であると同時に、大変なプレッシャーでもあります。

テキスト(歌詞)はほとんどが旧約聖書から引用、構成したのはシェイクスピア研究家のチャールズ・ジェネンズです

救世主誕生の予言から始まり、降誕、受難、復活、永遠の生命…と3部構成の物語になっています。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101438j:image

この曲がプログラムに上がるのは、合唱団の定期演奏会

編成は、弦楽合奏通奏低音の代わりにピアノが入り、トランペット2本、ティンパニ、声楽のソリスト4名と混声合唱、です。

レチタティーヴォからアリア、そして合唱、と物語に沿って次々と美しい曲が演奏され、長い作品にもかかわらず飽きることがありません。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101430j:image

合唱の中には暗譜の方もいらしてビックリ!歌詞は英語、3時間近い大曲だというのになんと素晴らしい!きっと何度もステージを踏まれて経験を積まれていらっしゃるのでしょう。

f:id:amefuri5kumanoko:20241113101444j:image

全曲を弾き続ける弦楽合奏の演奏者もさぞ緊張感の連続でどんなにか大変かと思いますが、

トランペットが出てくるのは、一部の「神に栄光あれ」、二部の最後の「ハレルヤ」、三部の「ラッパは鳴り響き」「永遠の讃美〜アーメン」

長い長い休みの後で突然吹かなければならない、その緊張感はピアニストの私には想像もできないことです。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101423j:image

これまでにも何回か夫の「メサイア」を聴いていますが、今回は音楽に勢いがあり音色も華やかでとてもいい感じに演奏していました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101419j:image

これもひとえにウィーンフェスタが近いおかげ、時間的には余裕がなく慌ただしい日々ですが、気持ちが充実してテンションは上がりまくりです。

やはり精神的なものも大きく影響するのだな、と密かに思った妻でした。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101410j:image

オーケストラには同級生もいらして、嬉しい再会に。お互いに元気で共演できたことに感謝!
f:id:amefuri5kumanoko:20241113101427j:image

還暦を過ぎてもなお、地道に努力を重ねる夫🎺を心から敬服します。お疲れ様でした!

 

#ヘンデルオラトリオメサイア

#the trumpet shall sound

 

ウィーン週間が始まりました

f:id:amefuri5kumanoko:20241113100302j:image

今年もウィーンフィルのメンバーが来日、アジアツアーの最後、日本公演です。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100446j:image

留学中に同じ門下で知り合い親しくなったゴッティの次女さんも初来日、私たち家族と久しぶりの再会、鎌倉、江ノ島、浅草を案内したり、寿司、とんかつを味わってもらいました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100351j:image

最後に会ったのは15年くらい前なので、ふたりとも小学生でした。月日の経過はなんと早いこと!
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100407j:image

リハーサルの合間の少ない時間にも自然の中を散歩したいということで…
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100323j:image

ホテルやホールから近いということで、浜離宮庭園に行ってみました。

実は私たちも初めて…
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100422j:image

遠くにビル群は見えますが、広々とした緑豊かな空間はホッと肩の力が抜けるようです。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100347j:image

紅葉にはまだ少し早いけれど、季節の移ろいを感じます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100411j:image

とはいえ、今日もとても暖かい。

例年の11月とはずいぶん違います。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100359j:image

キバナコスモスがたくさん咲いていました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100318j:image

曇り時々雨の予報でしたが、なんとか日差しも出て青空見えます。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100306j:image

時間があればお連れしたい自然の名所はたくさんあるのですが、リフレッシュが目的なので良しとしましょう。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100327j:image

ウィーン国立オペラ座でお仕事をされていらしたステラーご夫妻も一緒に和やかな時間を過ごしました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100427j:image

ウィーン留学からコレペティオール(専属伴奏)のお仕事をされるようになり現地でご結婚…憧れの生き方ですが、やはりご苦労もおありのようでした。貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100355j:image

たくさん歩いたので茶店でひと休み

f:id:amefuri5kumanoko:20241113100403j:image

お抹茶とねりきりをとても気に入ってくれました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241117062126j:image

ゴッティが突然、髪を切りたいと言い出して、宿泊先のホテルオークラにも理髪店はあるだろうけれど、おそらく高いだろうから…とたまたま近くにあったこちらをご提案。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100331j:image

10分で1,350円…もちろん私たちも未経験、大丈夫かしら。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100415j:image

夫が通訳をして理髪師さんに希望を伝えます。少し不安そうなゴッティ、次女さんが付き添います。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100310j:image

さっぱり格好良くなったよ!

千円カットでもゴッティはカッコいいのでした。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100343j:image

今年はプログラムにマーラーの5番のシンフォニーがあるので、迷わずチケットを購入、聴きに行きました。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100339j:image

開演前に記念撮影。燕尾服のゴッティと一緒に撮れるのはとてもレアなことでした。あの格好で楽屋口から出てきませんものね。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100423j:image

マーラー5番の1番トランペットはユルゲンが吹きましたが、それはそれは素晴らしい演奏でした。ポディウムだったので、演奏者を後ろから見ることができて、緊張感も高まりました。至福のひとときでした。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100419j:image

終演後には、なんと北穂高小屋二代目ご主人の小山さんにお会いすることができました。

ウィーンフィルが大変お好きで、山小屋にある立派なスピーカーから大音量で演奏が流れている、とお聞きしています。

思わず記念にお写真を撮らせていただきました。いつか、いつか、行けるかなぁ。
f:id:amefuri5kumanoko:20241113100335j:image

#ウィーンフィルハーモニー

#浜離宮庭園

#北穂高小屋