ウィーン留学時代に通っていた大学の、
向かいにある居酒屋「Mnozil inn」
そこに集まる学生たちが、夜な夜な飲んでは楽器を吹きまくり、ノリで吹くにはあまりうま過ぎてついにエンターテイナーになってしまった。
その名も「Mnozil Brass」
トランペット、トロンボーン、チューバからなる金管アンサンブル
クラシックの名曲からポップス、ロックまで、ジャンルを超えたプログラムを次々とエネルギッシュにしかも暗譜で演奏します。
時には歌声を響かせ、また、コミカルな見せ場も多くて、堪えきれず笑い声が、そしてそれを目当てに来場するファンも。
今回の日本ツアー、私は杉並公会堂大ホールで聴きました。
振り返れば大学のオーケストラで夫の隣で吹いていた…そんな彼らとの出会いがもう30年も前だなんて!
私も夫もいい歳になったけれど、彼らも腹が出て髪が薄くなり…
ステージに出てきて「あれ誰?新しく入ったメンバー?」と最初はわからなかったり。
それでも安定のテクニック、美しいハーモニー、笑いのツボは健在でした!いやしかしよく笑いました。
主催のプロアルテムジケの社長さんが
「日本の吹奏楽をやる子どもたちにぜひ聴いてほしい」まさに仰る通り。
コンクールで上を目指すのもおおいに結構だけれど、音楽とは楽しまなければ!それも彼らのように大真面目に!
#ムノツィルブラス
#トーマス・ガンシュ
#ロベルト・ローター
#ローマン・リンドベルガー
#ゲアハルト・フュッスル
#ゾルタン・キス
#ヴィルフリート・ブランドシュテッター
#みんな一緒に歳をとる
#学生時代の友達っていいね