生まれも育ちも高円寺。
物心ついた頃から夏になると、町のどこかで練習している高円寺名物阿波踊りのお囃子が聞こえてきて、その度に胸を躍らせていました。
徳島から日本各地に伝わった阿波踊り、高円寺はその中でも60年を超える歴史を誇る大きな祭り。今年はコロナ禍で4年ぶりの開催となり、踊る阿呆も見る阿呆も期待が膨らみます。
レッスンに来てみたら、ちょうど前夜祭にあたる日!本番は明日明後日ですが、昼間から町中が浮き立っているのが伝わってきます。
メイン会場での演舞はありませんが、商店街で見ることができました。
昨今は大変な混雑になるのですが、前夜祭は宣伝をしていないので本当に地元の人だけが見物している感じ!
この狭い商店街を踊り進む様子が昔懐かしい。
場所取りしなくても目の前で見ることができるし、前夜祭最高!
妹は「いろは連」でしの笛を吹いています。
若い頃から踊り続け、数年前からお囃子の一員に。
個性が表現される男踊りとにぎやかなお囃子を堪能しました。
日付変わって本番の日は母を連れて見物。
87歳になる母には大混雑と暑さが心配でしたが、4年ぶりの阿波踊りをぜひ見たいという願いを叶えることにしました。
オープニングの17時はまだそれほど混んでいなかったこと、妹のいる「いろは連」がスタートするところでスタンバイしたので、思いの外スムーズに見ることができました。
ぴたりと揃った調和が美しい女踊り
広い演舞場では隊形移動(阿波踊りで何と言うのだろう?)が披露されます。
これは前夜祭にはなかったので興味深い!
お囃子も広々。4管編成ですね(笑)
妹の笛の音もよく響いています!
母も嬉しそう。
でも十分満足したとのことであっという間に見物終了。
母のサポートについてきてくれた息子は、阿波踊りの見物は10年ぶりくらい!もう少しみたいな、ということで…
そのまま「いろは連」を追いかけて商店街へ移動。私と母は涼しいところで待機しておりました。
珈琲「七つ森」があるルック商店街
メイン道路と違って目の前で見られる楽しさ!
色っぽい女踊りは動きが静かな割に足腰がハードそう!
迫力のある男踊り
太鼓の音がお腹にズンズン響きます!
あとから妹に聞いた話ですが、
見物の皆さんから「ありがとう!」「お疲れ様」と盛んに声がかかったとのこと。
誰もが4年ぶりに体験できたことを喜んでいたのだと思います。あらためて地域の祭りの大切さを実感しました。
実行委員会、運営スタッフをはじめ、警察警備、駅の職員など、支えてくださる方々あってのイベント開催。
大きな事故もなく無事に終わって本当によかった。また来年〜!
#高円寺阿波踊り
#いろは連
#高円寺商店街