ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

カラマツの木を伐採しました

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長和町の美し松別荘地内にある我が家の山荘の庭には

大きなカラマツの木があります。

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広く伸ばした枝が幾重にも重なり

家や庭を見守ってくれているように見えます。
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ただ夏になると葉が茂り鬱蒼とした暗さになり

雪の重みや台風などの災害で倒れる危険も指摘されています。

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別荘地全体でも大きな古い木を伐採するような動きもあります。

切った木の枝や幹は薪として再利用できるので

思い切って3本を切ることにしました。
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すでに下見を済ませた小山林産の技術士さん達が来てくださいました。

切った枝を落とす場所の確認などを済ませると
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空師と呼ばれる技術士さんがスルスルと木を登ります。
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結構な高さで体を固定して

枝を次々に落としていきます。
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どうやら靴の内側に特殊な器具がついているようにも見えますが、人があんな高さまで登れるものか、と感動すら覚えます。


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下から順に枝を落として、木は段々に細く頭だけが残っています。

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下で落とした枝を受け取る側の技術士さん。

滑車の仕組みをうまく利用しています。
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それでも枝は、かなりの重さで落ちてきます。

経験と技術、どちらも必要な専門家の技です。
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あと少し!
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1番上に立ち上がったと思ったら
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全部静かに落ちていきました。
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落とした枝の置き場所も必要で

庭にみるみる積み上げられていきます。f:id:amefuri5kumanoko:20220609081613j:image

すごいなー!

このあと上から幹を切りながら降りてくるらしいのですが、今日は時間切れだそうで、これでおしまい。

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残念だなー!

見たかったなぁ!

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まだ生きている木を切ってしまうなんて残酷なような気もしましたが、

万が一倒れて、家や電線を傷つけるようなことがあっても困るので、再利用したいと思います。

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夫が年輪を数えたら60以上あったそうです。

私たちより年上だ…

人間は再利用できないし、と思ったら

なんだかちょいと複雑でした。

 

#伐採

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