ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

2024初歩きは諏訪の名山へ

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新年初山歩きはこちら、守屋山へ。

諏訪大社の上社の後ろ側、諏訪市伊那市にまたがる山です。一説では御神体という説もありますが確かではないようです。

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杖突峠まで車で上がり登山口駐車場に止めて、そのまま登山道ではなく国道を15分ほど下り「立石コース登山口」から歩き始めます。

こうすると、杖突峠登山口に下山してすぐ車に戻れるからです。
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立石コースは南斜面なのか、日差しがたっぷりで雪はまったくありません。

地元の人に大切にされている山で、道もよく整備され所々に看板や道標が付けられています。
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途中、立石からは眺望がよく、里の人々がここを見上げて日々山を信仰していたというのも頷ける話です。

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南アルプスの山々がよく見えます。

いつも見ている向きと違うので、山の名前が今ひとつよくわかりませんが、左から甲斐駒、仙丈、白峰三山、荒川三山…いう順に見えるようです。
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稜線に出る少し手前にある「浅間の滝」は、木花咲耶姫が祀られているとあって必ず立ち寄るのですが、氷瀑どころか小さな氷の塊がポツンと、水も枯れています。このまま雪が少ないと、山は本当に干からびてしまうのでは?と不安になります。
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登山道にも雪が出てきました。数日前に少し降った解け残りです。足元が不安なほどではありません。むしろ解けてぬかるみが憂鬱。
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「息切れ坂」

心臓や肺の良薬、とあります。
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「胸突き八丁」

これが出てきたら本当にもうひと息。
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分岐まで来たらもう山頂はすぐそこ
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ビクトリーロードを登ります。

胸が躍り気持ちが早る瞬間です!
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守屋山東峰、1,631m登頂。
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諏訪湖の向こうに北アルプスが見えます
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八ヶ岳、雪が少ないです
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中央アルプス
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北アルプスをバックに記念撮影
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眺望が良いうちに西峰を目指しましょう。

ここからは積雪があるので、足元はチェーンスパイクを装着。
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急な下りの後、平らな道をのんびり歩いて20分ほどで西峰です。
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西峰の方が1,651mとほんの少しだけ高いので、こちらが正式な山頂だそうです。
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東峰で見えなかった御嶽山も頭が覗いています。
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日焼け防止と防寒を兼ねてバラクラバ姿の夫は、もはや誰かわかりません。
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今度は南アルプスをバックに。
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風が冷たくなってきたので、避難小屋のラビットハウスで休憩させていただきました。温かい飲み物でホッとひと息、やはり冬山は寒いです。
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足元に気をつけつつ下山開始です。

東峰への登り返しはほんの少し。

夫は軽アイゼンなので岩場は歩きにくそうです。

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いつものことながら、この風景は名残惜しい。
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いつまでも見ていたい…
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下山ルートは積雪がありました。

同じ山でもこうも違うものかどうぞ驚くほど、斜面の向きによって雪の状態が違います。
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木々の間から見えるアルプスや諏訪湖

何度も立ち止まっては撮ってしまう。
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15時近くなると足元も薄暗くなってきます。日が短いので早めの下山を心がけたいところ。
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影絵のような美しさ
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キャンプ場まで降りてきました。

ここまでくればもう安心。

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奥宮があるので鳥居もあります。

このあたりが1番雪が多かった。
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傾いてきたおひさまが木々に当たってキラキラと眩しい。林の木漏れ日もとても美しい。
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無事に下山、今日も心に残る素敵な山歩きでした。ありがとうございました。

このあと、白樺湖すずらんの湯で温まって帰りました。
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