クリスマスが近づいたというのに喉の調子が今ひとつ。生徒さんにいただいたマヌカハニーでなんとか乗り切ってきたけれど、イブの夜から声がまったく出なくなりました。
悪寒もあり、ついに来たなーと覚悟を決めます。
翌日耳鼻科を受診すると、コロナやインフルエンザは陰性、喉風邪とのことでした。
まずは流行病でないのでホッとしたものの、声が出ないのでレッスンになりません。
冬期講習会のピアノ模試を担当していましたが、こちらは幸い口頭での講評がないのでなんとか務めることができました。
そして楽しみにしていたコンサート、咳が出てしまうので遠慮するか迷いましたが、聴きに来てよかった!
ウィーン在住のヴァイオリン奏者、松岡井奈さんと、ピアニスト木口雄人さんのデュオ。
国際コンクールのデュオ部門で受賞をするなど、活躍めざましいおふたりですが、ステージでの印象は大変謙虚で誠実でした。
演奏は、正統派を学びながら自分の主張ものびのびと自然に表現されていました。
何より、楽器を鳴らすことがとてもうまく魅力的でした。
ご案内くださった調律師の大豆生田さんと一緒に記念撮影。
周りから「親子みたい」と冷やかされたけれど、とっても嬉しかった!おふたりの今後のご活躍を願ってやみません。
気持ちのいい音楽を聴いたあとは、西の空の夕焼けを見ながら家路を急ぎます。
少し声が出るようになったので、休んだ分のレッスンを振り替えているのでした。
翌日は朝から快晴!餅つき日和!
毎年恒例、末妹の旦那様のご実家でのお餅つきに招んでいただきました。
清楚なさざんかの花が迎えてくれます。
男衆が交代で杵を振りますが、年を経るごとに世代交代が進み、息子や甥が大活躍!
彼らにとっても貴重な体験となります。
最後の仕上げはやはりベテランがお手本を見せてくれます。
おかげで柔らかくて弾力のあるお餅が搗き上がりました。
丸めて延ばして。もちろん搗きたてを美味しくいただきました。
大量のお米を洗ったり、器具を用意したり片付けたり、大変な準備をしてくださるご実家のお母様に感謝です。
さて、一方でおせちの用意。
「先生、お忙しいでしょうから」と手作りのおせち料理を届けてくださる素敵なお友達がいます。
最近疲れてるなーと思う頃に「ご飯食べに来て!」とお声をかけてくださる優しい方。
ついつい甘えて空の重箱を差し出す私。
大晦日に豪華なおせちが届きました。
年越しそばを食べつつ「明日は朝早くてゆっくり食べられないから」という息子を言い訳に
さっそくお重箱を空けてお味見のつもりが…美味しくて止まらなくなりました。
午前零時をすぎたので、自宅から見える神社に初詣に出かけます。
いつもは鬱蒼とした森のこちらの神社も、新年ばかりは賑やかなお囃子がお祝いムードを高めます。
今年も健康で、家族みんなが元気に暮らせますように。たくさんの顔を思い浮かべては神前に頭を下げます。
暖かな年越しです。
コロナ禍も落ち着いて、いえ、コロナもインフルも流行ってはいますが…妙な制限を気にすることなく人々が集まれるようになりました。
2024年も平和で笑顔いっぱいの一年となりますように。
笑顔といえば、この人、小原のお母さん。
父亡き後、自宅近くの施設で暮らしていますが、いつでも楽しく明るい義母はどこに行っても人気者。
元旦に外出許可をいただいてお昼ご飯を食べに行きました。
話す勢いは変わらず、ジョークもポンポン飛び出します。
「ママは変わらないねぇ、うちに嫁に来た時とちっとも変わらない」
「あら、ありがとうお母さん、でも私、もう還暦なのよ」
「えー?45くらいに見えるわよー還暦って60?じゃ、アタシはいくつ?」
お母さん、91歳です。弾ける笑顔がとってもるチャーミング。
小原の父のお墓にも新年のご挨拶。
梅にはまだ早いけれど、暖かなお正月です。
夜は私の実家へ。
実母の得意の焼き豚や煮しめ。今年は夫がグーラッシュも作って持ち寄りました。
メインイベントはこちら、ウィーンフィルのニューイヤーコンサート。
演奏はもちろんですが、松戸のウィーンフェスタでお目にかかれたお顔を探すのも楽しみのひとつ!
ところが…
夕方、能登半島を襲った大地震の影響で放映が延期となりました😭
大きな災害ですし、被災者のことを思えば当然のこと…1日も早い救助と無事を祈るしかできません。
コンサートの様子はあらゆる情報が入ってきて、後半から観ることができましたが、心がザワついたまま…きっと皆さん同じ気持ちだったことでしょう。
年明け早々とんでもない大きな災害に襲われた2024ですが、
自分自身も家族も健康第一で、しっかり自分と向き合い前を向いて歩んでいけたらと願っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
#2023年越し
#2024新年