昨年はありがたいことに音楽活動が戻ってきて、11月から毎週末のように本番があり、準備と練習で大忙しの日々となりました。
「忙」という字は「心を亡くす」ということだそう、忙しいを言い訳にするまい、と心がけて過ごしました。
最後の最後でコロナ感染という、突然すべてのスケジュールが止まることを体験しましたが、振り返れば心身を休めるために必要な時間だったのかもしれません。
とにかく家族3人が無事に回復して復帰できたことを、まず感謝したいと思います。
年越しの準備は何ひとつしてこなかったのですが、毎年招んでいただく親族のおうちの餅つきでは、戦力のひとりとなった息子と一緒に伺って楽しいひと時を過ごしました。
一年ぶりに会う方々とお互いの健康や子ども達の成長を喜び合い、受験や仕事など様々な事情で今年は参加できなかった人への思いを馳せるのもまた、心温まる時間となりました。
親族との付き合いは疎ましいと仰る方もあるけれど、親子では素直に伝えられない気持ちも、親族を介して集う機会に会話の中で「そんなふうに思っていたのね」と発見することもあったりして、血のつながりやご縁を大切にしたいとあらためて思いました。
餅つきの後は、おせちの準備です。といっても自分で作るのではなく、お料理好きな方々のお仲間に入れていただき、見事なおせち料理を分けていただけるのでした。
私は重箱を用意して「手伝います」との掛け声ばかり、行ってみたらもうお重に詰まっていました。
これで元旦の準備はOK。
コロナ隔離期間にできなかったレッスンを振り替えなければならなくて、なんと31日まで生徒さんが来てくれました!
大掃除は発表会が終わってからに延期、カレンダーだけ新しくして、輪飾を飾ります。
年末恒例のジルベスターコンサートを見てから初詣。こちらの神社は息子が幼い頃からお世話になった町会の方々が守っています。
暖をとりながら新年の挨拶を交わします。地域の方に見守られて成長した息子には、自分の地元を大切に思う気持ちを持ち続けて欲しいと願っています。
元旦の朝。お雑煮だけ作れば、このご馳走!母から受け継いだお雑煮は、鶏肉の旨味が出た野菜たっぷりのおつゆ。
夫が「最後のお年玉」と封筒に書いて渡していました。春から社会人!がんばれ!
コロナ禍の影響で面会が危ぶまれた義母ですが、施設側の配慮により玄関前で会うことができました。とても元気で、話すスピードもユーモアのセンスも変わらない。
今はコロナ予防のため一時的に部屋から出ることが許可されていませんので、そこだけが気の毒ですが仕方ありません。いつも母を大切にお世話してくださるケアマネさん、ヘルパーさん達に感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてお墓参りに。
風のない暖かな年明けとなりました。
梅はまだ咲いていませんでしたが、ゆったりと時間の流れる穏やかな元旦を迎えられたことに家族みんなで感謝しました。
息子が大切にしているプリンターで作成してくれました。
インク代は別途請求されましたが…(笑)
素敵な年賀状ができあがりました!ありがとう!
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
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