コロナウイルス感染で大切なコンサートと試験の伴奏を降板せざるを得なかったことは、
気持ちの上で大きな損失でした。
それでも代役を立てることができ、無事に本番が終わったことは何よりの安堵でした。
しかし代役が立てられない舞台もあります。
りか先生の門下生のヴァイオリンおさらい会は夏からピアノ合わせに日立まで通い、生徒さん達と心のつながりを温めてきました。
プロ同士の舞台と違って、アマチュアの演奏家にとっては共演者との心の結びつきが大切なので、代役では済まない部分が大きいのです。
すっかり回復はしていたけれど、
もしもまた熱がぶり返したら?と思うと気が気ではありませんでした。
無事に日立駅に着いた時にはホッとして、いつも迎えてくれる真っ青な海と空に心から「ありがとう!来られてよかった」と思いました。
おさらい会の会場はこちら、日立シビックセンター。科学館や図書館も併設された、市民のための文化施設です。
駅前にこんな建物があって、誰でも気軽に利用できるとは、なんと素敵なことでしょう!
門下生やご家族が早くから集まって会場設営です。自分の出番はまだまだ先なのに、わざわざ一度準備のために来館された生徒さんもいらっしゃいました。先生にお任せするのではなく、門下生みんなで作る演奏会、とても素敵なことです。
今日はクリスマス!ということで、りか先生のお教室に飾られていたツリーがお出ましに。
生徒さん達が和気藹々と飾り付けを。
舞台に飾られたお花も生徒さんからの贈り物。
ツリーの足元にも。
プログラム印刷も生徒さんが担当。ビデオや写真の撮影も担当してくださいました。
残念ながら体調不良で欠席の生徒さんもいました。来て弾くことはできたはず。この日まで積み重ねてこられた努力を思うと切なくなります。
男子組、飾り付けをするうちにクリスマス気分が高まってきましたね!
ソロの演奏のあとは合奏も。どなたも緊張感と達成感でいっぱい。小学生から大人まで、それは舞台に立つ人みんなが共感できること。
りか先生のご指導は、ヴァイオリンの技術、音楽の基礎はもちろんのこと、礼儀作法や他人を思いやる気持ちの大切さを常日頃から伝えていらして、そのすべてが生徒さんおひとりおひとりの心に響いているのがわかります。
夏からご一緒させていただいて、同じ音楽家として、指導者として、学ぶことが本当に多かったです。
楽しい時間はあっという間に過ぎて
また来年のおさらい会での再会を約束しました。
外に出てみるとイルミネーションがきれい!
クリスマスということもあって、たくさんの人で賑わっていました。
「遠くから来てくれて」と言っていただくけれど特急なら1時間強、普通電車でも2時間、グリーン車を奮発してのんびり車窓を楽しめます。
日立にまったく距離を感じないのは、美しい風景だけでなく、りか先生に関わる方々の心の温かさが伝わってくるから。きっとそうに違いありません。
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ピアニスト小原由起子