これまでに何度か審査をお引き受けさせていただいてきた全日本ピアノコンクール、
今回は運営側としてお手伝いさせていただくことになりました。
地区大会が開催されるかつしかシンフォニーヒルズアイリスホール。
コンパクトで響きが良いのでお気に入り。
これまでも演奏や審査で数えきれないほど利用しています。
運営といってもコンクール事務局からの指示に従って、当日の進行がスムーズで、参加者の皆様に落ち着いて気持ちよく演奏していただけるよう配慮するのが何よりの目的です。
コロナ禍の影響で参加人数が多いとは言えませんが、その分丁寧な対応ができるということ。
スタッフはいつも私のコンサートの時にお手伝いくださる信頼のおける方々ばかりなので本当に心強いです。
当日朝の調律にもたっぷり時間を取ることができて準備も万端。
受付開始とともに、会場内にも緊張感が高まってきます。
審査をお願いしたのは、コンクールの審査やご指導において経験の豊かな先生方、お忙しい中、お時間を作ってお引き受けくださいました。
実はこちらのお三方とは、高校が、大学が、地元が同じだったり、先生方同士も同郷だったり同級生だったりと、いろいろなところでつながっています。
審査員の先生としては畏れ多いくらいの素晴らしい方々なのに、つい長いお友達付き合いの雰囲気のままおしゃべりしてしまいます。
不慣れな私の運営にもさりげなくサポートをしてくださったり、ご配慮をくださったり、感謝の気持ちでいっぱいです。
ひとりの欠席者もなく無事に終わることができたのは、このコロナ禍では本当に何より嬉しいこと。
どなたの演奏も、オンライン審査ではなく会場で生の演奏を聴いていただける喜びにあふれていました。
ホッとひと息、甘いものでエネルギー補給。
帰宅してから事務的な作業を終えて運営のお仕事は終了です。
いつもは生徒さんが参加したり、伴奏者として寄り添ったり、審査員として真摯な気持ちで演奏を聞かせていただいてきましたが、今回ははじめて運営側に立ちました。
視点が変わることで見えてくるものがたくさんありました。学びも反省もたくさん。良い経験をさせていただきました。
数日後の結果発表を経て、次はブロック大会へと進みます。コンクールはまだ始まったばかりなのです!
関係者の皆様、お世話になりありがとうございました。お疲れ様でした。
#全日本ピアノコンクール
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