ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

女流ピアニストのバッハを聴く

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あるコンサートで、大学時代の恩師松浦豊明先生のお嬢様にお会いする機会に恵まれ、少しずつお話をするようになりました。

今は亡き松浦先生のお顔立ちやまなざし、首の傾げ方によく似ていらして、懐かしい想いでいっぱいになります。
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当時は劣等感でいっぱいだった私は、先生に対しても卑屈なまでに自信がなく…もっといろいろなことを聴いたり訊ねたりすればよかったのに、そんな資格はないと思っていたのでした。

お嬢様の横顔に、ちょっぴり切ない思いが胸をよぎります。
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そんなある日、ひょんなことから助手席に乗せていただくことがありました。車のBGMはゴルトベルグ変奏曲

「これ…先生の演奏ですか?」

と訊ねる私にお嬢様は

「ううん、トゥレックよ。パパがこれが1番いいって言ってたから、私も気に入って聴いているの」と。

 

トゥレック…初めて聞く名前。

ロザリン トゥレック。

以来、彼女のゴルトベルグを聴くのが日課になった。

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https://youtu.be/27-NajIz2xQ?si=iT-yBGNazqR5KHKY

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ゴルトベルグといえばマリアティポーの演奏がお気に入りだったのですが、また別の魅力がありその日の気分で聴き比べてみたり。

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https://youtu.be/EB6_hnpHynA?si=Hx9Qk9FjkwuIrbwz

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長い冬からゆっくり春への歩みを感じながら、バッハの音と音の間を聴くのが大好きです。
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#2024早春

#J.S.バッハ   

#ゴルトベルグ変奏曲

#ロザリントゥレック

#マリアティポー

 

朝も昼も台湾グルメそして故宮博物院へ【台湾の旅⑤】

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ホテルの朝食をやめて、台湾に詳しいまいちゃんと一緒に屋台で朝ごはんを食べることにしました。
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朝の街を歩くと、お祈りのお囃子が聞こえたり、ガジュマルの木に陽が燦々と降り注いたり、その街らしさを伝えてくれます。
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10分ほど歩くとポツポツと屋台が見えて来ました!いい匂いもしてきます。

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お店を吟味するまいちゃんの後ろからついて行きます。麺や小籠包、日本のおでんのようなお店もあります。
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私たちの希望はお粥でしたので、こちらのお店でメニューを眺めます。

高蛋白神秘料理粥…なかなか良さそうです!
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ただ先客が食べているところを見ると、ずいぶん大きい器にたっぷり入っています。

私たちはひとつを注文、半分こして食べることにしました。
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来た〜!

茹でた鶏をほぐしたもの、卵、しらすが入っています。レタスかと思ったらセロリの葉っぱのような香り。

そしてピリっと辛いのは生のにんにくのようでした。朝からなんと健康的なのでしょう!
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ほかほかに暖まって、まいちゃんと朝の街を歩きます。野菜や果物を扱うお店は朝が早いけれど、他はまだ閉まったまま。

人々の暮らしぶりも伝わってくるようです。

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ホテルに戻ってパパ達と合流して、目指すは故宮博物院。この日のメインです。

 

移動はタクシー、Uberで呼ぶと本当に早くて便利。英語の話せるまいちゃんに頼りっぱなしです。
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昨日に続いて25度を超える晴天。真っ青な空。

半袖で歩くことになります。日焼け止めとサングラスは必需品です。
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清朝時代の財宝を、中国の内乱による戦火から守るために台湾に運んだとされる、台湾故宮博物院の収蔵品は68万点とも言われ、とても数時間では鑑賞できない規模です。
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歴史に疎い私ですが、まいちゃんのパパが説明をしてくれるので半分くらい理解できました。

もっと世界史を真面目に勉強すればよかったなぁ。
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美術品、図書、書画と階や部屋も分かれていてじっくり観ることができます。

 

私はやはり器ものが好き。

描かれたものから、東洋から西洋へ陶器の文化が渡っていった時代に思いを馳せながら、ゆっくり鑑賞しました。
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有名な翠玉白菜は残念ながら台南の美術館で開催中の特別展に展示中とのこと。

角煮は見ることができました。プルプルぷりぷりでとても陶器には見えません。
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2時間も歩くと休憩したくなりますが、今日は夕方の便で帰るのでそろそろ時間切れ。

待ち合わせ場所のミュージアムショップに向かいます。

お腹も空いて来ました。
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台北最後の食事は、お待ちかね魯肉飯!

まいちゃんが吟味してお店を選んでくれました!番号札をもらって向かいの公園で順番を待ちます。
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見てください!この活気ある厨房!

角煮の鍋も、スープの鍋も、とても美味しそう!
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味玉をトッピングして、まずはご飯でいただきまーす!

こう見えて油っぽくないし味も薄め。
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レタス炒めと
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素麺も!大勢で来るといろいろお味見できて嬉しい!
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そしてこちらのドーナツをテイクアウト!

…のはずか、あまりに揚げたてが美味しそうなので半分食べてしまいました。

ミルクパウダーがかかっていてマイルドな美味しさです。

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まいちゃんのプランニングとご案内のおかげで、わずか3日間で台北のあらゆる面を垣間見ることができたし、たくさんたくさん美味しいものをいただきました!

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松山空港から日本に向けて飛び立ちます。

 

郊外の山々、いつか歩いてみたい。
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あ!昨日訪れた101が見えます!
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あっという間に雲海の上、そして羽田に着いてしまいました。
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まいちゃんとパパ、毎年発表会でお世話になっているご夫妻、愉快な5人の旅、本当に楽しくて笑ってばかりでした。

私が旧姓の頃からの長い長いお付き合いに感謝しながらひとりで松戸行きのバスに乗り込んだら、なんだかちょっぴり寂しくなってしまったのでした。

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憧れの台湾、台北以外にも訪れてみたいところはたくさん!

私の周りにはなぜか「今度一緒に行きましょう!」と台湾好きの方が何人もいらっしゃるので、ぜひ次の機会を作りたいと思います。

長々と読んでくださってありがとうございました!謝謝你〜!

 

#台湾が好き

#はじめての台北

#故宮博物院

#屋台のお粥

#黄記魯肉飯

#脆皮鮮奶甜甜圈

待望の夜市と火鍋【台湾の旅④】

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連れてきてもらったのはこちら、四平小館

酢菜白肉鍋のお店です。
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自分でタレを調合します。味噌やら胡麻やらパクチーやら10種類もあって迷うほど。

6人で中サイズ、それでもボリュームたっぷり!
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酢菜とありますが、酢が入っているのではなく発酵した白菜やキャベツだそうで、ザワークラウトや浅漬けのような、そして汁もほんのり酸っぱいのです。
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具は日本の鍋と同じ、つみれやつくね、くずきり、そこにエビや薄切り豚肉を入れていきます。

見慣れない物体は鴨の血だそうで勇気を出して食べましたがクセもなくぷるんと豆腐のようです。
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肉まんがパイになったような…これが胡椒餅でしょうか。あら、このあと夜市で食べるつもりが…

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そう、ここで終わりではないのです。

饒河街の夜市を目指してまだまだ歩きます。
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ひときわ目を惹く華やかなお寺は松山慈祐宮

有名な龍山寺に似ているけれど、ライトアップされてさらにゴージャスな…
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とはいえ、観光地ではなくお寺さんですから、敬虔な信徒さんも訪れます。

信仰もないのに恐縮ですが、中を覗かせていただきました。

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彩りも華やかですが、金属や陶器の装飾が美しい。
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おやおや!ヨーロッパの教会のフレスコ画や彫刻に必ずと言っていいほど描かれているトランペットを持った天使さんが、こちらにも!
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中には信徒さんと一目で分かるような方もいらして、いかにも観光客が写真ばかり撮るのも心苦しくなりました。次回はお祈りの仕方ぐらい勉強して来ましょう。

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さて、今夜1番のお楽しみはこちら、饒河街観光夜市にやって来ました。すでに21時をかなり回っているというのにたくさんの人々で賑わっています。

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美味しそうな食べ物がたくさん並んでいます。

「お腹を壊すかもしれないから控えておいた方が賢明かも」という気持ちと「せっかく来たのだし火を通したものなら大丈夫」という気持ちが行ったり来たり。

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結局は酢菜白肉鍋を食べすぎてお腹いっぱいで今回は泣く泣く諦めたのですが…
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臭豆腐鴨血、食べたかったなー

次回のお楽しみにしましょう。

こうして長い長い2日目がようやく終わったのでした。
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#松山慈祐宮

#饒河街観光夜市

#四平小館

#酢菜白肉鍋

 

大都会台北、その繁栄とゆとり【台湾の旅③】

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山の上から降りて地下鉄を乗り継ぐと

あっという間に都会の真ん中に出てきます。

台湾が誇る超高層建築物101(ワンオーワン)
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その近代的な建築には中国伝統の様式も取り入れられているそうで、まさに歴史、経済、文化の繁栄の象徴でもあります。
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緑いっぱいの猫空から突然イルミネーションの賑やかな信義地区へ。

空を見上げては高層建築に圧倒されます。

 

黄昏時になり街はより一層華やかに。

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観光客で賑わうショッピングモールやホテル

そのデザインのユニークなこと!目を惹きます!

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都会なのに敷地に余裕があるというか、空がたくさん見えるというか、どこかスケールの大きさというか、ゆとり、余裕を感じます。

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101も夜景はまた格別のかっこよさ!

麓にはバスステーションがありました。

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どの建物も個性があって主張がありますが、街としてまとまって感じるのはなぜでしょう。
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少し喧騒を離れると公園や散歩道があります。

ライトアップがまた温かみがあって素敵!

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こちらは1937年に建設されたタバコ工場跡地をリノベーションした「松山文創園區」
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デザイン系ミュージアムからレトロなカフェまで、どの店もノスタルジックな雰囲気を残しつつもオシャレな空間!

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展覧会など、芸術活動も行われているそうなので、次回はぜひ昼間に来てみたい!

そして建物の周りには緑と彫刻の憩いの空間があって、これまた居心地が良いのでした。

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…と急に噴水から水が出て!

遠くビル街を背景に、しばし水の流れに心を癒されたのでした。

都会の中のオアシスのような場所でした。
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旧工場建物の隣には近代的な松山台北文創ビルがあり、中にはTSUTAYAのモデルにもなっている台北を代表する書店「誠品書店」の経営するホテルや商業施設があります。

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こちらは倉庫跡。

貸しスペースになっていて、やはり展覧会やイベントに使用されるそうです。
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さて、今日もたくさん歩いたし、お腹も空いたので…

どこに連れて行ってもらえるか楽しみです!

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続く…

 

#台北101

#台北ワンオーワン

#新光三越

#信義地区

#松山文創園區

#松山台北文創ビル

 

 

山の上から台北の街を眺める【台湾の旅②】

翌日は2月だというのに25度超えの晴天となりました。レインツリーとも呼ばれるガジュマルの木が南国ムードを盛り上げます。

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ホテルの朝ごはんを軽めにして、近くのお店で2度目の朝ごはん。

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どれも200〜300円程度なので、あれもこれも頼みたくなります。
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甘くない豆乳に揚げパンを浸して食べたり、蒸しパンや台湾風おにぎりを。

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そして、昨日下見をしておいた台北名物の「バイクの滝」を見に行きました。

バスや車に混ざってスクーターの多いことと言ったら、日本とは比較にならない多さです。

それも2人乗りが排気量によっては違反ではないらしく、日本では考えられないような軽装で、中には子どもを後ろに乗せてスクーターが走ります。

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信号が青に変わって坂道を一斉に走り出す様子はこれまた圧巻!通勤ラッシュの時間帯はさぞかしさらに迫力がアップすることでしょう。

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さて、今日は郊外の観光地、猫空に向かいます。自然豊かな山の上から台北の街並みを見下ろせるそうで、とても楽しみです。

MRTという地下鉄、乗り換えた文湖線は途中で地上に出るゆりかもめのようなゴムタイヤ式なのか?

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終点の「動物園」駅からロープウェイで猫空を目指します。
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天気のよい週末とあって、家族連れや観光客でいっぱい、ようやく順番が来て乗り込んだロープウェイからは、緑が茂る山並みがきれいに見えます。

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標高が上がるにつれて台北の街が見えてきました!上空はきれいな青空ですが、気温が高いからか?大気汚染なのか?地上付近は靄っています。
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やはり緯度が南だけあって日本の2月とは大違い、緑だけでなく花もたくさん咲いています。

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猫空はお茶の名産地としても有名ですが、すっかり観光地化されていて、たくさんのレストランやお土産屋さん、カフェが立ち並びます。

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この日はまいちゃんの台湾人のお友達とも合流、彼女のおすすめのお店はこちら「找茶屋」f:id:amefuri5kumanoko:20240224142436j:image

庭に面したテラス席からは絶景が見下ろせて感激!
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おまけにソファなので、まったりくつろいでしまいました。なんて素敵な癒し時間でしょう!
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台湾茶のサービス。急須もお湯差しも茶碗もすべて熱いお湯をかけて温めます。
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小さなお湯のみなので、すぐに飲み干してしまうのですが、台湾の女性はとても気が利くので、まいちゃんのお友達がいつの間にか新しいお茶を注いでくれて、温かいおもてなしの気持ちが伝わってきました。

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おすすめの茶葉料理が次々と出てきます。

香醉雞と茶油麵線

八角の香り豊かな蒸し鶏と、台湾風素麺

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青菜のおひたしのような…シャキシャキと美味しい
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茶油雞 鶏肉と生姜の薄切りチップスが美味しい!
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茶葉のごはん

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暑くも寒くもなくちょうどいい気候、眺めもいいし、時間を忘れてリラックスしてしまいました。

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丘の上の花畑や、水辺にも散策できるように整備されています。

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たくさんの観光客が訪れるのがよくわかります。
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ハイキングコースもありそう!

いつかロープウェイではなく歩いてみたい!
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ほんの半日でしたが、自然の中でホッとひと息ついて、次の目的地への力を蓄えたのでした。
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…つづく。

 

#世界豆漿大王

#大橋頭

#バイクの滝

#猫空

#猫空ロープウェイ

#找茶屋

#香醉雞

#茶油麵線

#茶油雞

 

 

憧れの台湾、古い問屋街を訪ねる【台湾の旅①】

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いつかは行ってみたかった台湾、やっと願いが叶って2泊3日の愉快な旅をしてまいりました。

海外渡航は2010年以来なので、パスポートも更新、そして初のアジアなのでドキドキワクワク!
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機上の人になるなり、町が見える、山が見えるとテンション上がりまくり、富士山やアルプスの上では写真撮りまくりです。

エバ航空の機内食はとても美味しくて完食!

ほんの少しウトウトしたら、もう着いてしまった。台北って本当に近いんだ!f:id:amefuri5kumanoko:20240221020843j:image

入国審査も両替もしたけれど、どこか外国に来た気がしないのは漢字が読めるからかしら。

それでも車が右側通行なので気をつけて!
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植物を見ると「南国に来たな!」と実感。

街路樹はどうやらガジュマルの木のようです。

大きな木に自身の枝が絡まり不思議な形を作ります。
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ホテルに荷物を置いたら早速地下鉄に乗って出かけます。駅名や路線の名前も漢字表記なので覚えやすい!パリでは全部「ル…なんとか」で苦労したっけ…
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ホームドアの注意書きも読めるもんね、安心。

小心は注意、月台はホーム。

車内はマナーがよく、飲食は禁止、そして歳上に席を譲るは当たり前となっているらしい。
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街を歩くとポストや…
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古着回収かしら…
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おぉ!魯肉飯のお店!早く食べてみたいなー
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ドイツ語もメニューから読めるようになった私、台北でも同じ現象が…
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さてお目当ての「バイクの滝」の名所の確認です。本来は朝のラッシュ時が見ものだそうで、明朝ここで撮影をすることに決まり。

それにしてもバイクの台数が半端なく多い。

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こちらは消防署、救急車はフォルクスワーゲン
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消防車はスカニアいすゞ
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観光客向けのオシャレなお茶屋さんではなく問屋さんに連れて行ってもらいました。

今回は台湾にとても詳しいまいちゃんのご案内なので、本当に安心です。
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店内に入るとふわーんといい香り。

烏龍茶、紅茶、緑茶が産地別、グレード別に並びます。たくさん有り過ぎて迷うほど。
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私は阿里山の高山烏龍茶をセレクト。

いつかは阿里山鉄道にも乗ってみたい!
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日本ではすっかり見かけなくなった公衆電話
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歩行者用信号は、残り10秒を切ると走る姿に変わります。
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本当にバイクがいっぱい。
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そして街路樹も公園もガジュマル
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日本でおなじみセブンやファミマもあります。
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住所表記のプレートも華やか
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そこから、古い建物をそのまま、またはリノベして伝統的な街並みが残る「迪化街」という問屋街に案内されました。
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農工芸品のお店
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古い街並み
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なぜか日本のポスト?
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マンホールも可愛い
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お店番している猫もいました。
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春節の名残か?提灯がにぎやかです。
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リノベした新しいお店と昔ながらの古いお店が混ざり合った街
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乾物や香料、薬膳食材のお店。
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龍眼。果実ですが、漢方にも使われます。
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台湾エシャロット
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生姜
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提灯に灯が点ります
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名物カラスミのお店に来ました
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立派な品は結構なお値段です。

値切っても負けません。

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あれもこれも欲しかったけれど、

日本に帰って魯肉飯が作れるように八角、麻婆豆腐の好きな夫のために花椒、そして十三香粉を買いました。

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たくさん歩いて疲れたので、夕ご飯を食べにいきましょう!
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地下鉄に乗って…
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鼎泰豊に来ました。長蛇の列を覚悟です。
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いろいろな種類の小籠包を楽しみました!
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お腹いっぱい!

明日行くところはどんなところかな?

楽しみでワクワクしながらベッドに入ればバタンキュー!おやすみなさい。

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#台湾旅行

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#台北松山空港

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#バイクの滝

 

 

 

東京の雪山、陣馬山の雪景色

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発表会が終わったら山歩きに行こうと決めていました。

1月7日の石割山以来だったので、「山に行きたい」病が募り禁断症状が出ているかのように、家では山の動画と地図ばかりみていました。
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ところが会の翌日から大雪になりました。

それでも装備をして行こうかと思ったのですが、まさかの中央線が倒木でストップしてしまいました。おそらく登山口までの路線バスも運休でしょう。泣く泣く諦めておうちでゆっくり過ごしました。
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その降雪のおかげで奥高尾の陣馬山からの縦走路が美しい雪景色になっているとの情報を得て、いてもたってもいられなくなり、仕事の合間にサクッと歩いてきました!
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高尾駅からバスに揺られて童謡「夕焼け小焼け」で知られる里を通り抜けます。

陣馬高原下バス停から舗装路をゆっくり登ります。
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幼い頃に家族で登った時は和田峠からだと記憶しているのですが、和田峠まで行かずに途中から新道で登れるようになったようで、そちらを進みます。
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思いのほか急登続きです。

根っこだらけなので足元に気をつけて登ります。
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それでも木々の間から青空が見えて、なんとも気持ちのいい山道です。

私と同じように雪の陣馬山を歩きたくて、たくさんの登山者が前後を歩いています。
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登山口から2/3くらいまで来たら雪が出現、

しばらくつぼ足で登っていましたが、チェーンスパイクを装着、雪だけでなく中途半端に溶けた雪やぬかるみも歩きやすくなりました。
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馴染みのある陣馬山が雪景色だなんて!

それだけでもうワクワク!

山頂のお馬さんを思い浮かべながら歩きます。
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山頂直下の分岐まで来たら急に雪が増えました。斜面の向きや陽当たりにもよってずいぶんと差があります。

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ここを登れば頂上!
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やった!富士山が見える!
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清水茶屋でしょうか?閉まっていますが、富士山を見ながらお昼が食べられる素敵なスポット。
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白いお馬さん、青い空に映えます。山頂、到着!陣馬山 854.8m
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近くにいた男性に声をかけて撮っていただきました。

「綺麗に撮るよ!」ですって。グループを率いていらっしゃるお元気な方、なんと82歳とのこと、目標にしたいです!
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営業していた信玄茶屋のベンチをお借りして、富士山を眺めながらお昼休憩です。

なんという贅沢!
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なめこのいっぱい入った温かい味噌汁が全身に染み渡る様です。山の上でいただく温かいものは本当にありがたい!ごちそうさまでした。
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山頂の雪も溶けかかっています。かろうじて撮れた「雪と白馬」
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あぁ…本当にいいお天気。

(これは焼ける…)
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さて、今日はお寝坊したので出発が遅くなり、高尾山までの縦走は時間的に厳しいので、景信山を目指すことにします。

それでも私にとっては長いコースなので先を急がなければなりません!
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明王峠方面に進みます。

藤野駅に降りるコースも雪がたくさんある様でした。
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陣馬山は登ってしまえば四方八方に尾根道が広がり、とても歩きやすい素敵な山です。
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のんびり景色を見ながら歩きます。

明王峠には雪がまったくありませんでした。
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小屋は閉まっています。

昔、ここから相模湖に降りたことがありました。南斜面だから雪がないかもしれません。

そちら方面に進む方も多かったです。

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木々の間から見えるのは、丹沢?道志?地図をチェックする時間もなく、ひたすら歩き続けます。
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見慣れた風景が雪景色だなんて、嬉しくてニヤニヤが止まりません。来てよかった。本当によかった。
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縦走路なので、いくつかピークがあり、その都度まき道もきれいに整備されています。f:id:amefuri5kumanoko:20240221000635j:image

堂所山は大きな山なので登っておこうと頑張ったら…

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下りが結構怖かったので、これに懲りてこのあとはすべて軟弱にまき道を進みました。
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分岐で元のコースに戻った時にはホッとしました。
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さて、本日最後の登り、景信山の山頂に向かいます。

たいした急登ではないのですが、すでに結構長く歩いているので足が疲れています。
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雪の積もった階段を上がれば…
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そこは山頂!景信山 727.1m

足元は雪が溶けてものすごいぬかるみです。

ころんだら大変!
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東京の都心を見下ろせます。絶景!
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閉まっている茶屋のベンチに雪が残っています。足元は凍っていたりぬかるんでいたり。
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景信山からも富士山が見えました。

相模湖もキラキラ光っています。
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予定より早いペースで下山を開始しました。

これなら温泉にも寄れそうです。

こちらの分岐を最後に、雪は見なくなりました。

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登山道は乾いていたり、ぬかるんでいたり。

ドロドロのチェーンスパイクとスパッツをビニール袋にしまって木漏れ日の中をのんびりおります。
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中央高速を走る車の音がだんだんと大きくなって耳に障るなーと感じる頃、舗装路が見えてきました。
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無事に「小仏」に降りてきました。

ソロ登山はどんなに楽なコースでも、無事に登山口に着くとホッと緊張感から解放されます。
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バスの時間を目指して小仏バス停に向かいます。

渋滞で有名な小仏トンネルのすぐ近く、第2トンネルの工事が進んでいる様でした。
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このあとは高尾山口まで移動、温泉に浸かってのんびりしてから帰途につきました。

そうそう翌日は誕生日。

今年も楽しく安全な山歩きができますように。

 

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