ホテルの朝食をやめて、台湾に詳しいまいちゃんと一緒に屋台で朝ごはんを食べることにしました。
朝の街を歩くと、お祈りのお囃子が聞こえたり、ガジュマルの木に陽が燦々と降り注いたり、その街らしさを伝えてくれます。
10分ほど歩くとポツポツと屋台が見えて来ました!いい匂いもしてきます。
お店を吟味するまいちゃんの後ろからついて行きます。麺や小籠包、日本のおでんのようなお店もあります。
私たちの希望はお粥でしたので、こちらのお店でメニューを眺めます。
高蛋白神秘料理粥…なかなか良さそうです!
ただ先客が食べているところを見ると、ずいぶん大きい器にたっぷり入っています。
私たちはひとつを注文、半分こして食べることにしました。
来た〜!
茹でた鶏をほぐしたもの、卵、しらすが入っています。レタスかと思ったらセロリの葉っぱのような香り。
そしてピリっと辛いのは生のにんにくのようでした。朝からなんと健康的なのでしょう!
ほかほかに暖まって、まいちゃんと朝の街を歩きます。野菜や果物を扱うお店は朝が早いけれど、他はまだ閉まったまま。
人々の暮らしぶりも伝わってくるようです。
ホテルに戻ってパパ達と合流して、目指すは故宮博物院。この日のメインです。
移動はタクシー、Uberで呼ぶと本当に早くて便利。英語の話せるまいちゃんに頼りっぱなしです。
昨日に続いて25度を超える晴天。真っ青な空。
半袖で歩くことになります。日焼け止めとサングラスは必需品です。
清朝時代の財宝を、中国の内乱による戦火から守るために台湾に運んだとされる、台湾故宮博物院の収蔵品は68万点とも言われ、とても数時間では鑑賞できない規模です。
歴史に疎い私ですが、まいちゃんのパパが説明をしてくれるので半分くらい理解できました。
もっと世界史を真面目に勉強すればよかったなぁ。
美術品、図書、書画と階や部屋も分かれていてじっくり観ることができます。
私はやはり器ものが好き。
描かれたものから、東洋から西洋へ陶器の文化が渡っていった時代に思いを馳せながら、ゆっくり鑑賞しました。
有名な翠玉白菜は残念ながら台南の美術館で開催中の特別展に展示中とのこと。
角煮は見ることができました。プルプルぷりぷりでとても陶器には見えません。
2時間も歩くと休憩したくなりますが、今日は夕方の便で帰るのでそろそろ時間切れ。
待ち合わせ場所のミュージアムショップに向かいます。
お腹も空いて来ました。
台北最後の食事は、お待ちかね魯肉飯!
まいちゃんが吟味してお店を選んでくれました!番号札をもらって向かいの公園で順番を待ちます。
見てください!この活気ある厨房!
角煮の鍋も、スープの鍋も、とても美味しそう!
味玉をトッピングして、まずはご飯でいただきまーす!
こう見えて油っぽくないし味も薄め。
レタス炒めと
素麺も!大勢で来るといろいろお味見できて嬉しい!
そしてこちらのドーナツをテイクアウト!
…のはずか、あまりに揚げたてが美味しそうなので半分食べてしまいました。
ミルクパウダーがかかっていてマイルドな美味しさです。
まいちゃんのプランニングとご案内のおかげで、わずか3日間で台北のあらゆる面を垣間見ることができたし、たくさんたくさん美味しいものをいただきました!
松山空港から日本に向けて飛び立ちます。
郊外の山々、いつか歩いてみたい。
あ!昨日訪れた101が見えます!
あっという間に雲海の上、そして羽田に着いてしまいました。
まいちゃんとパパ、毎年発表会でお世話になっているご夫妻、愉快な5人の旅、本当に楽しくて笑ってばかりでした。
私が旧姓の頃からの長い長いお付き合いに感謝しながらひとりで松戸行きのバスに乗り込んだら、なんだかちょっぴり寂しくなってしまったのでした。
憧れの台湾、台北以外にも訪れてみたいところはたくさん!
私の周りにはなぜか「今度一緒に行きましょう!」と台湾好きの方が何人もいらっしゃるので、ぜひ次の機会を作りたいと思います。
長々と読んでくださってありがとうございました!謝謝你〜!
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