大きな本番が終わるとリフレッシュを目的に山歩きをしていますが、クリスマスまで休みがないので諦めモード。
と思ったら、スケジュールに変更があり、夕方まで時間ができました。
朝からよく晴れて気温も高い…よし!短い時間でさっくり歩ける里山に行こう!
山仲間さんから「筑波山より手軽に登れる」と聞いていた宝篋山。松戸駅を8時に出発しても夕方までに戻ってこられる予定で土浦駅からバスに乗りました。
バス停からすぐの小田休憩所できれいなお手洗いを借りました。マイカーの場合は駐車場もあります。
登山口までは舗装路ではなく雑木林を歩くので気分も高まります。
宝篋山にはいくつかコースがありますが、わかりやすく道標が立っていて道迷いの心配もありません。
今回は極楽寺コースを登って常願寺コースを降りてくる、片道1時間程度の周回です。
山道に入ると緩やかな登りになりましたが、景色を楽しみながら歩ける程度、とても歩きやすいです。
極楽寺コースは沢に沿って上がります。
時折小さな渡渉もあり変化に富んでいて飽きることもありません。
少し登りがキツくなってきました。
この日は季節外れの陽気で日差しもぽかぽかを通り越して暑いくらい。まるでゴールデンウィーク頃のようです。
小さな滝をいくつか過ぎたところで開けたところに出ました。
遠くに町並みが見えます。
あとはなだらかな整備された道をのんびり歩きます。最高に気持ちいい!
分岐を頂上方面へ進みます。
ここでお弁当を広げてもいいくらいの広場を過ぎて
階段を少し登ったら
麓からから見えた山頂のアンテナが目の前に聳え立っていました。
まもなく山頂です。
宝篋山 461m
紫峰筑波山が目の前に見えます。
その隣に霞むのは日光連山?
霞ヶ浦がキラキラ光っています。
たくさんの登山者が筑波山を眺めながらお昼休憩をしています。
登山口から約1時間でこの眺望。
人気があるわけですね。
名前の由来とされる宝篋塔
風もなく暖かいのでいつまでも滞在したいところですが、夕方の仕事までに帰らなければなりません。
紅葉を見ながら下山開始です。
久しぶりのソロ登山ですが、登山者も多く、道も整備されてあるのでまったく不安はありません。思い切って来てよかったなぁ、と何度も思いました。
落ち葉を踏みながら緩やかにアップダウンを繰り返して
ほんの少し登り返して尖浅間山に登頂。
尖浅間山 315m
さっきまでいた宝篋山が木々の間からよく見えます。
ここからは急な下りを慎重に降ります。
行きよりもコースタイムが短いのは、急なのかしら?
それでもあっという間に沢に降りてきました。
分岐を過ぎたらなだらかな道が続き
まもなく登山口です。
いやはや、焼けてしまったかも?とヒヤヒヤするほど日差しが強く暑い1日でした。
振り返れば高揚した宝篋山が青空に映えてとても美しい。
池を過ぎて
分岐を道標通りに歩いていくと、小田休憩所に戻りました。なんと、まだ13時過ぎ!
土浦駅行きのバスが行ってしまったばかりでしたので
少し離れたつくバスの停留所まで走ります!
つくバスは時間はかかるけれどつくばセンター駅までなんと300円。
宝篋山や筑波山を振り返りながらバスに揺られて市街地へと帰って行きました。
夕方の仕事には余裕で間に合い、疲れも筋肉痛もない優しい山歩きができました。
ぜひまた訪れてみたい山を、またひとつ発見できました。
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