山仲間の大先輩から「いつかみんなで高峰温泉に泊まってみよう」と提案をいただいてから数年が過ぎました。
相変わらずのコロナ禍、同じ部屋に泊まって万が一仲間に迷惑をかけてもいけない、ということで初のPCR検査を受けてみました!
自治体から補助金も出るのでありがたいことです。無事に陰性証明をいただき憧れの宿に泊まることができました。
夏の間は林道ですが、冬季は閉鎖してしまうのであさま2000スキー場まで雪上車でお迎えに来てくださいます。これがまた滅多に乗ることのできない貴重な車、特殊車両好きな私はワクワクしちゃいます!
もっと古風な作りかと思いきや案外しっかりとした建物。
なるほど大雪に耐えるには当然かもしれません。
中に入ると温かな照明や緑がぬくもりを伝えています。そこかしこにお休み処があり、どの窓からも見える雪景色。
廊下の突き当たりは野天風呂。両側に客室。
足元を照らすライト。
夏の間に目を楽しませてくれる花達の写真。
これが楽しみで今日も1日頑張った!
お野菜やお魚たっぷりのヘルシーな夕食。
作らなくていいし、片付けなくていいし、
主婦には夢のようなひととき。
温泉に浸かって夜はパタリと早く寝てしまいました。
翌朝目覚めると外は雪。予報通りです。
早朝から野鳥観察があると聞いて、朝風呂を浴びた後、お休み処「朝霧」に行ってみました。
餌を撒いていることもあり、リスや鳥達が窓のすぐ目の前に集まってきます。
講師の説明を聞きながら可愛らしい姿を楽しみます。
羽を広げる様子がとても愛らしい。
止まない雪。今日は1日降り続きそうです。
が、しかし!
隊長の提案でスノーシューハイクに出かけたのでした。えーのんびりするんじゃなかったのぉ?
(その様子はまた後ほどあらためて…)
スノーシューハイクから戻り、こちらの温泉宿の名物、野天風呂に行ってみました。
昨日は強風のため閉鎖されていて入れなかったので、せっかく開いた今日は雪が降っているけれど入らずに帰るわけにはいきません!
出入り口でスリッパから雪仕様の履き物に履き替えて通路を進みます。
え!雪道!当然といっちゃ当然だけれど、
この先にお風呂があるの?
女湯、とあります。
えー脱衣所もないのね…
標高2000m 雲上の露天風呂。
インスタでよく見かけていましたが、こんなに寒そうではなかった…どうしよう!
たしかに「ランプの宿」ではありますが、
ここで服を脱ぎ裸になります。
ちょうどその時突風が!きゃー!寒ーい!
なんとか女4人で湯に浸かりましたが、
濡れた額の髪は瞬時に凍ります。
そしてスマホを持つ手も…!
その後、内湯でじっくり温まったのはいうまでもありません。
さて、バスの時間まで優雅にスケッチをするふたり。
私は、といえば「あまおうソフト」をいただきます。温泉で温まったらやはり冷たいアイスです。
楽しかった高峰温泉での日々も終わり。
チェックアウトした後も、荷物を預かってくださるだけでなく、温泉は入り放題、濡れた靴や装備を乾かしてくださる、至れり尽くせりで本当にありがたかったです。
今回来られなかった仲間とぜひまた一緒に来訪したいな、と話しながら雪上車に乗り込みました。
少しずつ、現実の世界に戻っていきます。
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