「え?今日も行くの?」
連日の山歩き。家族も呆気に取られています。
だって、これを逃すと当分行けない。音楽会シーズンに突入なんですもの。
それに今日は里山歩き。
天覧山〜多峯主山、小学生の遠足コースです。小さい頃に来たことのある物見山、巾着田、宮沢湖…奥武蔵はすっかり人気のコースになりました。
麓の能仁寺の脇から天覧山に登り、多峯主山までのプチ縦走です。
市街地からすぐにこの山道。なんて素敵なんでしょう!そしてあっというまに天覧山に登頂、この景色ですよ!
昨日見えなかった富士山がくっきり!
テンション上がりっぱなしです。
一緒に歩いた友人は山にとても詳しくて、しばし山座同定談義に花が咲きます。
丹沢も奥多摩も見えて大満足!
「多峯主山に行くならオススメルートがありますよ」と教えてくださる方が。
脇道に入るとお地蔵様が祀られていました。
人気のコースだけあって、子どもから高齢者まで、しかし靴や装備はきちんとした方ばかりでした。観光地ではなく、れっきとしたハイキングコースとして定着しているということでしょう。
小1時間の縦走ですが、すっかり山気分!
昨日の筋肉痛もかえって改善できそうです。
プチ急登に、プチ鎖。
未就学と思われるお子さんも楽しんでいました。
多峯主山に登頂。
たくさんの登山者で賑わっています。
きっと若い頃はアルプスも歩かれたのだろうな、と思わしき高齢の方々が、景色をたのしまれています。
槍も劔も素敵だけれど
自分の年齢や体調に合った山歩きをされるのも大切なこと。
55歳で山歩きにハマった私は
「もっと若い頃から始めていれば、あそこも登れた、ここにも登れただろうに」と
つい後ろ向きな考えに囚われがち。
楽しく歩けて眺望が楽しめればそれでいいじゃないか、そんなふうに肩の力が抜けるような山歩きでした。
何より学生時代には想像もしなかったヴァイオリニストの友人と山歩きをするなんて!
山の話題は尽きなくて、足を止めては地図を出してあーでもない、こーでもない。
行きたい山はたくさんあります。
私と彼女の共通点は「道フェチ」
百名山でもコースタイムでもない、ただ山道が好き、標識が好き。この先どうなっているんだろう?どこへ通じているんだろう?
あの山知ってる?あのルート歩いてみたいな、と話しながら、あっという間に登山口まで降りてきました。
高麗駅まで住宅地を歩きます。
実は彼女はかなりの経験者、今は痛めた足をリハビリ中。労わりながら筋肉をつけて少しずつ復帰できますようにと願いを込めます。
時間に余裕のある、こんな山歩きもなかなかいいものです。
今度は日和田山、物見山、伊豆ヶ岳、天覚山など、飯能アルプスも歩いてみたいな。
#天覧山
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#宮沢湖
#飯能アルプス
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