5時台に家を出ると、まだ薄暗い。季節の歩みを感じます。
おとといモーツァルトの本番が終わったばかりですが、早速山歩きに向かいます。
この日を楽しみに頑張ったのですもの。
大月市が選定した秀麗富嶽12景(富士山が美しく見える山)のひとつ、倉岳山を歩きます。
山仲間さんに
「あまりキツくなくて日帰りで歩ける景色のいい山に連れて行ってください」とお願いしたところ、こちらをご提案いただきました。
隣の高畑山から縦走します。
お天気がいいので山頂から富士山を眺めるのが楽しみです!
駅からしばらくは民家の間を歩いて、やっと登山口に着きました。獣よけのフェンスを開けて山道に入ります。
木立ちの間を進みます。
山の匂いを胸いっぱいに吸い込みます。
これを待っていました。
分岐を高畑山方面に進みます。
週末だというのに登山客もまばら、静かな山歩きです。
おや?のんびりハイキングのはずが、ずいぶん急登が続きます。こんなはずでは…
ペースが上がらないのは、コンサートの疲れなのかと思ったら…
「さすが標高差700だけあるわね」
えっ?マジですか?聞いてないし…
急登が続くけれど、暑くもなく寒くもなく山歩き日和。気持ちいい〜!
紅葉も少しだけ始まっています。
頂上直下の最後の急登を乗り切って
やっと高畑山に登頂しました。
期待の富士山は雲の中、ちょっと残念だけれど、気を取り直して倉岳山を目指します。
登ってしまえば気持ちのいい稜線歩きです。
途中の天神山もサクサク通過。
中央線の線路の向こうの山々。
百蔵山、扇山、あたりかな?
ほどなく倉岳山登頂。
富士山は…
裾野がすこーし見えました。
雲が取れそうかな?と小1時間粘りましたが、諦めて下山します。
頂上直下は結構急な下りでした。反対周りのコースを歩いてもハードかもしれません。
北側の斜面はお昼過ぎでも暗く寂しい。
登山者はとても少なく、クマ出没に備えて熊鈴はもちろん、大声でおしゃべりしながら歩きます。
木々の間から麓の里が見えます。
立野峠まで降りてきました。
沢に沿って歩きます。
倒木もあり、少し寂しい雰囲気。ソロだと心細いかもしれません。
やっと登山口が見えました。振り返ると山道は真っ暗!
無事下山。どんなに楽しい山歩きでも、下山して舗装路に出るとホッとします。
梁川駅に向かう途中、登った山を振り返る。
そして渓谷の紅葉がとても美しい!
今日も気持ちのいい山歩きでした。
夕景。富士山は見えなかったけれど、また来てね、ということでしょう。
近くに温泉がないので、
わざわざ高尾で下車して京王線に一駅乗って、
高尾山極楽の湯でさっぱりしてから帰りました。
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