登山靴を新調しました。
前の靴はもう5年も履いていて、本当にいろんな山を歩きました。
先日の鳳凰三山の時にガイドさんから靴底の状態を指摘されて、ソールを張り替えるほどの高価な靴ではなかったので、新しい靴を買ったのでした。
石井スポーツの登山館で紹介された店員さんに見ていただくこと2時間！
足形を取り、土踏まずの形を見ていただいて、靴だけでなくインソールも何種類も試してみてやっと決めたのは、AKUというイタリアの靴でした。
足首をしっかりホールドしてくれるけれど、決して硬くなくふんわりと包み込まれるようです。
それでいて足の指はとても自由。
ただ、どんなにいい靴を買ったとしても履きならさなければ意味がない、というわけで
足慣らしにやってきました。
この日はお寝坊してしまったので、お昼前から登り始めてもゆっくり降りて来られるコースを選択。
そして日差しも強く暑いので標高が高いのも大切なポイントです。
夏山らしい清々しい風景です。
湯の丸山登頂。
遠くに北アルプスの山々が霞みます。
名物のレンゲツツジはもう終盤、シャクナゲが咲き始めていました。
足元にはヤマオダマキやゴゼンタチバナなど高山植物を楽しむことができます。
浅間山の頭も覗いています。
冬山とはまったく違う表情を楽しみます。
暑い中、文句も言わずに付き合ってくれる夫に感謝！
烏帽子岳に向かって一旦降り始めます。
これでもか、というくらい降ります。また上がるのに。
樹林帯に入ると高原の風がとても涼しい！
熊鈴も必携です。
鞍部に降りてきました。
笹藪がきれいに刈られてありました。整備してくださる方々に感謝です。
昨年8月の終わりに来た時と、花の様子が全く違います。
だから山は面白い。同じ山でも時期が違うと別の顔を見せてくれます。
すれ違った下山者が「コマクサが咲いていましたよ」と教えてくださいました。
稜線に出たので探してみると…
ありました！女王コマクサ！
隣の篭の登山や麓の池の平湿原では見たことがありましたが、烏帽子岳では初めて見ました！
振り返るとアルムの風景。
咲き残ったレンゲツツジのオレンジが点描画のようです。
やった！山頂…と思ったら小烏帽子岳で山頂はまだ先だった、というコントのようなオチにも慣れました。
気を取り直してもうひと頑張り！
アキノキリンソウが今咲こうとしていました。
イワカガミさんもふたつ残っていました！
ヤマアヤメももうおしまい
チドリの仲間かな。
サラサドウダンの花にはたくさんの蜂が蜜を吸いにやって来ました。ブーン、ブーンの羽音がうるさいくらい。
レンゲツツジがまだ咲いていました。
夏山の美しい風景
分岐まで戻ってきました。
すでに16時を過ぎていますが、日の長い夏山らしい明るさです。
登山口までキャンプ場を歩きます。
休憩のたびに靴紐を結び直し確認しましたが、新しい靴はとても歩きやすい。
この靴で、来週は初めて尾瀬の山を歩きます！
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