毎年お声かけいただいている「こども本まつり」に今年も出演させていただきました。
PEKOぽん!のレパートリーとして定着した人形劇「やまなしもぎ」をメインに、大型絵本、ワークショップなどで楽しい時間をご提供します!
読書推進センターのホールにはピアノがありません。愛機CASIO Priviaを持ち込んでセッティング。
暑い中、たくさんの子どもたちがおうちの方と一緒に続々とご来場。
PEKOぽん!メンバーもテンションが上がります!
まずはじめは大型絵本「しっぽのはたらき」
薮内正幸さんのリアルな絵が素敵!
読み手と子どもたちが対話をする参加型です。
動物のしっぽが次々と登場するので
子どもたちからも盛んに声が上がります。
続いてはワークショップ。
PEKOぽん!の工作担当「じゅんびしつ」の出番です。
「みちみちワークショップ」
26mもある養生テープをひとりひとつずつもらって道を作ります。
えっ?好きなところに道作っていいの?
貼っていいの?
子どもたちはとても嬉しそう。
坂道も!空中にも!
うーん、子どもの発想は想定よりはるかに自由で柔軟!驚きの連続です。
休み時間にはピアノの周りに女子が数人寄って来て
「ワタシ、ピアノ習ってるの」
「〇〇なら弾けるよ」
弾きたい気持ち、嬉しいなぁ。
でも「弾いてみる?」って聞いてもなかなか勇気が出ない。
「弾く!」ひとりの女の子が弾き始めると
「いいなぁ」と小さな声が。
みんな、弾きたいね。その気持ち、大切にしてほしいなぁ。
手遊び「ガリガリかきごおり」で楽しんだあとは、いよいよ本日のメイン。
人形劇「やまなしもぎ」は日本の昔話ですが、不思議とドビュッシーがピッタリ合います。
「喜びの島」の冒頭部分は、まるでこれから始まるファンタスティックなお話の予告をするよう。
3人の兄弟が元気よく歩く様子は「ミンストレル」出たり入ったりの多い人形劇には、登場人物ごとに同じテーマが反復されるとわかりやすいようです。
笹っぱやひょうたん、そして不思議な風の精が道を教えてくれる時は「葉ずえを渡る風」
魔物が出て来て食べられちゃうシーンは「西風のみたもの」迫力満点の動きにおどろおどろしい効果音として恐怖心を煽ります。
無事に魔物を退治しておっかぁの待っている家に帰るラストシーンは「亜麻色の髪の乙女」
曲目を聞かれることがあるので、書いて貼ってもらいました。
また、ワークショップや大型絵本の時間には、BGMとしてシューマンのユーゲントアルバムから何曲か演奏しました。
熱心にメモしている小学生もいたので嬉しくなりました。
最後は、自分たちが作った道を剥がして丸めて山を作ります。
その周りで「キャンプだホイ!」を歌いながらおひらきとなりました。
楽しい時間はあっという間。
子どもたちから笑顔と元気をいっぱいもらって、PEKOぽん!もさらにパワーアップを目指します。
さぁ、後片付けまでが本番。
そして次なる公演にむけてミーティングに臨みます。
今年の松戸クリスマス音楽祭ではどんな演目にチャレンジしましょうか?今からワクワクドキドキです。
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