雨で延期になったイベント「えほんのくに こどものにわ」
朝から春の日差しが降り注ぐ晴天となりました。
雨に濡れていたお手製のフラッグガーランドも、今朝は風に揺れてお客様の来場を待っているかのよう。
早起きして会場の設営です。
ステージの位置を確認、楽器を搬入して、「おはなしおんがくかい」の観客席を作ります。
その後ろにはワークショップ「おやおや劇場」の準備ができました。
PEKOぽん！の「K」は工作。
みんなで指人形を作ってステージで遊ぼう！
開場まで少し時間があるので、他の出し物を見て回りました。
白猫堂さんのお部屋には絵本がいっぱい。
手に取ると懐かしさが広がる思い出の絵本もあれば、知らない絵本もたくさんあって、できれば一日中居たいと思う。
「えんじゅ工房」さんではお琴の生演奏。
体験もできるようです。とても貴重な機会！
延期になった2週間の間に季節がぐんと進み、こどものにわはタンポポが満開！
草も緑色を増してみるみる大きく育っていました。転んでも痛くないね。
「アトリエミルクル」さんでは、ぐりとぐらの帽子作りができます。
ワタナベアキオさんのスチールパンの演奏。
柔らかくて温かみのある音色に惹き込まれてしまいました。
太鼓なのにメロディが？どうやって？
つたない質問にも丁寧に説明してくださって、お人柄の優しさが伝わってきました。
いよいよ開場、早速子どもたちがやって来ましたよ！
元気に声をかけてくる子、
様子を見ながら黙って立っている子、
親御さんに「やってみる？」と言われて頷く子、さまざまです。
指サックや小さな空き容器にモールやレースを貼り付けて思い思いに指人形を作ります。
早速出来上がり！さぁ舞台へ。
「こんにちは！」「こんにちは！」
「そこで何をしているの？」
「あのね…」
会話が始まり物語が進みます。
そっとBGMを弾き始めると、ワルツにのってお姫様になったり、マーチに合わせて元気に行進したり。
さて、PEKOぽん！の公演の時間が近づいてきました。舞台セッティングをして準備完了。
たくさんのお客様が集まってくれました。
この時間に合わせて来場してくださった方もいらして、本当にありがたい。
私たちPEKOぽん！は、小学校の読み聞かせボランティア「おはなしはらっぱ」で知り合いました。この日は現役メンバーが何人も観に来てくださって、PEKOぽん！の活動に共感してくださいました。とても励まされました。
また地域SNS「アイラブジモトマツド」の仲間も駆けつけてくれました。
こちらでいただいたご縁は数限りなく、そして今でもずっと繋がっていられる心強さ、深い絆にあらためて感謝します。
音響の良いコンサートホールで外国製フルコンサートピアノを演奏するのも幸せですが、
この日のような、子どもたちが楽しそうに過ごす様子を眺めながら自分の子供の頃のことを思い出したり、懐かしい絵本や遊びに出会ったり、その横で誰が聴くともないピアノをゆったりと弾き続ける時間も、とっても幸せでした。
マンションに囲まれた小さな庭と古民家。
時代の移り変わりと共に姿を消してしまうけれど、
そこで作った思い出は大人になっても心に残るでしょう。
素敵な一日をありがとうございました。
企画、準備からお声かけくださった安藤さんはじめ、関係各位に感謝申し上げます。
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