やっと秋らしくなってきました。
信州といえば蕎麦、茅野の市街地にも蕎麦畑がたくさんあり、夏の終わりには白い小さな花を付けています。
地元の人に聞くと、実は美味しい店は少ないとのこと、やはりツーリストメニューあるあるなのでしょうか…。
こちらのお店は、料理のプロからのご紹介、期待に胸が膨らみます。
越谷のフレンチの名店「楽の蔵」シェ・トモのシェフのお友達のお店、蕎麦はもちろん前菜が素晴らしい!と聞いて行ってきました!
待つのは当然、覚悟して向かいました。
お昼時を外しても4〜5組は待っていましたが、受付で名前と電話番号を伝え、順番が来たら電話で呼んでもらえるので安心です。
お店の周りに咲いている花や、遠くに見える八ヶ岳の姿を楽しみながらのんびり待ちます。
手作りの看板が温かい。
古民家を丁寧に直して使っているのが伝わってきます。
ほどなく順番が来て入店。
私たちの2組うしろで「蕎麦売り切れ」となりました。ギリギリセーフ。
木の温もりいっぱいの店内。
高い天井
梁がすごい!
席から庭が見えるのもお気に入りです。
前菜が素晴らしかった。
いわゆる蕎麦屋の卵焼き
こんにゃくの山椒焼き、焼き目がついていたのが印象的。
カンパチの竜田揚げはタレが絶妙。
しっかり目の味がついた煮物に白和え風がかかっていてバランスが最高。
薬味皿もいろんな形があって可愛らしい!
細くて繊細なのに、味わいは深く濃い。
どちらかといえば更科より田舎風の十割蕎麦が好きな私ですが、大変満足です。
タレは長野にありがちな甘めではなく、江戸前に近い感じ…かな。
ザルの形にもこだわりが感じられます。
お客様が空いたので、庭をゆっくり見せていただきました。
「冬はすぐ入れます」と仰るので
ぜひまた季節の前菜や新蕎麦を食べにきたいと思います。
駐車場から見える八ヶ岳連峰は残念ながら雲多めでした。
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