13年前のある日「松戸の二十世紀ヶ丘に青山にあるようなカフェができたの、知ってる?」と友達に連れて行ってもらって訪れたのがCafe Kashicoroでした。
激安スーパーとネギ畑の間にある古いビルの一階に、確かにそこだけ空気が違うカフェがありました。
お店のドアには季節の花のリースがかかり、ハーブが植えられてあって、テラス席ではワンコ連れもゆったりと過ごせます。
中に入ればレジ周りには手作り雑貨やKashicoroオリジナルのお菓子が並び、天井からは色とりどりの小さなランプが吊るされ、個性的な椅子が置かれていました。
メニューの中でお気に入りは何と言ってもガレットでした。キノコやチーズの食事メニューから、チョコレートやアイスの乗ったデザートまで。何回食べたかわかりません。
家族やお友達と訪れた大好きなCafe Kashicoroでしたが、クローズすると聞いてショックを受けたのは私だけではなく、そのニュースが流れるや予約でいっぱいになりました。
運良く席を予約できて、ムーンライトコンサートのスタッフとの打ち上げを兼ねて最後のランチを楽しんできました。
最後と思うとメニューを何回も繰り返し眺めて注文はなかなか決まりません。
今でも「あぁ、やはりアレも食べればよかった」と寂しくてたまりません。
13年間の思い出を振り返り、ご店主に感謝の気持ちを込めて、美味しくいただきました。
いつも私の地元松戸での演奏活動を支えてくれるスタッフと、先日のコンサートの反省も含めて次なるコンサートへ向けて豊富を語り合いました。
飲食店も音楽家も自営業者は支えてくださるスタッフとお客様がなくては成り立ちません。感謝の気持ちと共にあらためて身の引き締まる思いでCafe Kashicoroでのひとときを過ごしました。
#松戸ピアノレッスン
#ありがとうムーンライトコンサートスタッフ
#ありがとうCafe Kashicoro
#とりすけさん13年間お疲れ様でした
#いつかまた食べたいガレット