ピアノはうたう

ピアニスト小原由起子のブログです。演奏活動やレッスン、日々の暮らしで大切に想っていることを綴っています。

モーツァルトで心も体もリフレッシュ!

久しぶりの更新です。

GW前のできごとをふりかえります。

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日本モーツァルト協会の例会

モーツァルト・イン・デュオ」を拝聴しました。

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お天気にも恵まれ、上野公園には密を避けて屋外で休日を楽しむ人々が訪れています。
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私も演奏会をホールで聴くのは本当に久しぶりで心が弾みます!東京文化会館に足を運ぶのもいったいいつ以来かしら。
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「深沢亮子&本多昌子

ふたりの名手が紡ぐピアノの調べ」

連弾と2台ピアノによる演奏会です。

会場は感染対策も万全、もっともどなたも無駄口を聞くわけでもないしコンサートのどこにも感染リスクは感じません。

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深沢亮子さんの名前は物心つくかつかないかの頃から父から「天才少女」と聞いて知っていましたが、それも50年くらい昔の話。

いまも演奏活動を精力的に続けていらっしゃるとのことですが、いったいおいくつになられたのでしょう…。

優雅で気品のある柔らかな音色、そして姿勢も上体にまったくブレがなく、年齢のことはまったく意識から飛んでおりました。
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もうひとりは「同期生」と呼ぶにはあまりにおこがましい、憧れのピアニスト本多昌子さん。

大学の合格発表の日に隣の電話ボックス(当時は携帯電話なんてなかったのだ)から笑顔で手を振ってくれた明るく可愛いまこちゃんでしたが、ピアノに向かえば難曲を次々と弾きこなす、もうまるで別世界の人。

学生時代は完全に雲の上の存在でした。

この日の演奏も当時のまこちゃんの姿を彷彿とさせる溌剌とした躍動感あふれる魅力的なものでした。

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初めて聴く作品も、おなじみの名曲も、いずれもおふたりの美しいハーモニーと明るく柔らかな音色に惹き込まれて、つい歌い踊りたくなる衝動に駆られました。

身体中で音楽を楽しみ心は癒される充足感でいっぱいになりました。

やはりこの感覚、生きていくのに絶対に必要です。
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きっと来場された方々皆さん、同じように満ち足りた気持ちで会場を後にされたに違いありません。

音楽をはじめ、芸術文化は人が生きていくのに必要不可欠なのです。

 

そして、なんと翌日からこちらのホールは感染拡大による措置のため使用できなくなりました…。

 

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